黒猫荘
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やわらかそうな本の上へでもすわってください
オーナー:砂時計
床を埋めつくす積読本の山、山、山。
ドアからベッドへと続く一筋のケモノ道。
最後に掃除機をかけたのは何年前だっけ……(遠い目)。
そんなダメ人間の部屋へようこそ。
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345. 2006年07月15日 00時04分40秒
投稿:砂時計
「お前らバカじゃねーの。千年前はまだ地球とか無くて、人類はみんな北京に住んでたんだよ」
こんばんは、砂時計です。
『名探偵コナン』実写ドラマ化。なるほど、コナンになる前の工藤新一を主人公にするという手がありましたか。
「制作サイドは「アニメとは違う世界観を見せたかった。コナン以前の“エピソードゼロ”を描くことで、その世界を広げ、アニメと実写で共存していければ」と話している」とありますが、アニメでも「エピソードゼロ」はありましたよねえ?まあいいか。
工藤新一に小栗旬、毛利蘭に黒川智花、毛利小五郎に陣内孝則……って、陣内さん、こないだ『探偵学園Q』で団守彦を演じたばっかりなのに、また探偵役ですか。「毛利小五郎」の下の名前の元ネタである明智小五郎を演じたこともある人の起用というわけですね。
脚本が「ケータイ刑事」シリーズでおなじみの渡邉睦月さんだし(サンデーの記事によるとかなりの「コナン」好きでもあるらしい)、これはちょっと楽しみ。
■7/14の購入本
●『聖遺の天使』 三雲岳斗 (双葉文庫)――レオナルド・ダ・ヴィンチが探偵役。この時期の発売になったのは偶々なのかな。
・光文社文庫
●『新訳シャーロック・ホームズ全集 緋色の研究』 アーサー・コナン・ドイル ●『風水火那子の冒険』 山田正紀――親本積読中。 ●『支那そば館の謎 裏京都ミステリー』 北森鴻 ●『鷲 新装版』 岡本綺堂 ●『名探偵、大競演! シリーズ・キャラクター総登場短編集3』 赤川次郎 ●『悪夢の果て シリーズ・闇からの声』 赤川次郎 ●『長崎・壱岐殺人ライン』 深谷忠記 ●『浮草みれん お不動さん絹蔵捕物帖』 笹沢左保 原案/小葉誠吾 著 ●『死亡推定時刻』 朔立木 ●『ぶたぶたのいる場所』 矢崎存美 ●『プレシャス・ライアー』 菅浩江
・講談社文庫
●『新版 名探偵なんか怖くない』 西村京太郎――旧版は持ってますが、西村京太郎×綾辻行人対談も収録されてますし、迷わず購入。三億円事件の再現とクイーン、ポワロ、メグレ、明智の推理。謎解き物として傑作なんですが、それぞれの名探偵の登場作品のネタばらしがあるので注意が必要。 ●『コッペリア』 加納朋子 ●『虚空の逆マトリクス』 森博嗣――親本積読中。 ●『そして五人がいなくなる 名探偵夢水清志郎事件ノート』 はやみねかおる――黒猫荘16号室のSAMANAさんによる「小ネタ集」も収録されています。 ●『麿の酩酊事件簿 花に舞』 高田崇史 ●『それでも、警官は微笑う』 日明恩 ●『琵琶湖殺人事件 ハイパー有明14号『13時45分』の死角』 津村秀介 ●『乱歩賞作家 黒の謎』 鳴海章 桐野夏生 野沢尚 三浦明博 赤井三尋
●『聖女の塔 建築探偵桜井京介の事件簿』 篠田真由美 (講談社ノベルス)
●『別冊宝島1330 刑事コロンボ完全捜査記録』 監修 町田暁雄 (宝島社)――『別冊宝島973 刑事コロンボ完全事件ファイル』の増補改訂版。約50ページも増補ありの充実した内容。コロンボファン必携。
●『フリースタイル』vol.5――「特集 久世さんのドラマ。」目当てで購入。全31ページの久世光彦特集。内容は、江口寿史×とり・みき『久世さんのドラマのような漫画が描きたい』/堤幸彦『ドラマの神様』/やまだないと『東京』/森本美由紀『悪魔のようなあいつ』/中島紳介『久世光彦が描きつづけたもの』/山本清多インタビュー/久世光彦テレビドラマ全仕事。
●『ユリイカ 詩と批評』7月号――「特集*西原理恵子」目当てで購入。全169ページの西原理恵子特集。内容は……書ききれないのでこちらを参照。みうらじゅん、大月隆寛両氏とのそれぞれの対談が面白いです。
344. 2006年07月09日 18時22分35秒
投稿:砂時計
「ありがとう大地。ありがとう太陽。命をありがとう。いただきます」
こんにちは、砂時計です。
前回の書きこみからまた日が開いちゃいました。
その間に発売された『名探偵コナン』54巻。新刊発売の度にチェックしている、カバー折り返しの「青山剛昌の名探偵図鑑」。今回は島田潔でしたね。
加藤元浩『C.M.B. 森羅博物館の事件目録』[02](講談社コミックス)読了。
「青いビル」…加藤作品らしい推理パズル。
「呪いの面」…密室殺人物。「呪い」の正体は自分好みでした。
『Q.E.D.―証明終了―』とは違う作品のカラーが少し見えてきたかな。
加藤元浩『Q.E.D.―証明終了―』[24](講談社コミックス)読了。
「クリスマスイブイブ」…燈馬と加奈のバイト先のカラオケ店で起こった幾つかの小事件。それらを一挙に解決に導くサンタ・燈馬。そして、ハートウォーミングな結末。
ああ、こういう話は大好き。
「罪と罰」…どうも事件の状況に疑問があって、折角の試みがうまく決まっていない気が。
普段は燈馬の引き立て役にならざるを得ない水原警部の切れ者ぶりがたっぷり味わえたのは嬉しかったです。
■6/20〜7/8の購入本
●『白亜館事件』 太田忠司 (徳間文庫)
●『重力ピエロ』 伊坂幸太郎 (新潮文庫)
●『白鳥殺人事件』 内田康夫 (祥伝社文庫)――例によって自作解説の自画自賛ぶりの愉快さに購入。
●『グルジェフの残影』 小森健太朗 (文春文庫)
・創元推理文庫
●『時計を忘れて森へいこう』 光原百合――親本積読中。 ●『ロンド』(上・下) 柄澤齊
・角川文庫
●『ちぐはぐな部品』 星新一――旧版は持っているんですが(ホームズ物の傑作パロディ「シャーロック・ホームズの内幕」目当てで買ったんだっけ)、十年前の改版時のあとがきと今回の改版で新しく付いた解説で、もう一冊買ってもいいかな、と思い購入。 ●『日本以外全部沈没 パニック短篇集』 筒井康隆 ●『殺人の門』 東野圭吾 ●『失はれる物語』 乙一
●『鮎川哲也コレクション 挑戦篇I 山荘の死』 鮎川哲也 (出版芸術社)
●『溺れる人魚』 島田荘司 (原書房)
●『乱鴉の島』 有栖川有栖 (新潮社)
●『福家警部補の挨拶』 大倉崇裕 (東京創元社)
・論創海外ミステリ
●『封印の島』 ピーター・ディキンスン ●『死の舞踏』 ヘレン・マクロイ
●『吾輩は主婦である』(上) 宮藤官九郎 (角川書店)
●『うつうつひでお日記』 吾妻ひでお (角川書店)
●『DEATH NOTE OFFICIAL MOVIE GUIDE I』 (集英社)――出演者座談会や監督インタビューなどの映画関連のページよりも、A4サイズ&カラー完全再現の原作第一話と小畑健描き下ろしの「オリジナルキャラ・秋野詩織ポスター」に惹かれて購入。
●『これがワタシたちの小説ベストセレクション70』 (マッグガーデン)――「乙女がトキメクオトコの小説をレビュー&イラストつきで70タイトルご紹介!!」(オビより)。ミステリーも結構取り上げられてます。
●『この文庫がすごい!2006年版』 (宝島社)
●『ジャーロ』夏号――「本格ミステリ大賞」全選評は、投票者それぞれの「本格ミステリ」観に触れることができて、相変わらず面白いです。
●『本の窓』7月号――佐野洋「ミステリーとの半世紀」、今回は「生島治郎さんとのこと」。日本推理作家協会賞選考に関する不満から生島氏が協会の運営に非協力的になったいきさつが語られています。
●『オール讀物』7月号――日本推理作家協会賞の選評目当てで購入。
●『小説現代』7月号――江戸川乱歩賞の選評目当てで購入。
●『小説新潮』7月号――伊坂幸太郎『終末のフール』が候補作となった山本周五郎賞の選評目当てで購入。
●『ミステリマガジン』8月号――誌上討論「現代本格の行方」第6回は、有栖川有栖「赤い鳥の囀り」と羽住典子「「X」の貢献」。後者の、『容疑者Xの献身』のトリックを初歩的とする笠井や小森の論に対する反論部分には大いに同感。そして前者には、ただもう、シビレました。また『迷宮逍遥』のようなエッセイ・解説・評論集が出ることがあったら、是非収録して欲しいぞ、この文章。
●『小説推理』8月号――泡坂妻夫の亜智一郎の恐慌シリーズ「吉備津の釜」掲載。このシリーズ、『小説宝石』に移ったものと思っていたんですが、光文社からまた双葉社に戻ってきたんでしょうか。
●『ダ・ヴィンチ』8月号
343. 2006年06月20日 00時05分48秒
投稿:砂時計
「なに、初歩さ」
こんばんは、砂時計です。
『週刊少年ジャンプ』今週号の『こち亀』の30周年記念ページに、同作品の第一作(読切り)が掲載された号の表紙写真が載ってたんですが、その表紙には新連載の吉沢やすみ『べらんめえホームズ』の絵が。
おおっ、吉沢やすみのホームズ物のマンガは記憶にあったんですが、正式なタイトルも週刊だったか月刊だったかも定かではなかったのが、これで判明。
こちらのサイトで連載時期と回数を調べたら、『ど根性ガエル』連載終了の約一ヶ月後、1976年の29号から43号までの全十五回。短期集中連載だと思ってたんですが、打ち切りだったようですね。
自分の記憶では、名前はそのままシャーロック・ホームズで、しりとりで謎を解いていたような気がするんですが、どなたか覚えておいでの方はいらっしゃいますでしょうか。
■6/19の購入本
●『ドラマ』7月号――第24回向田邦子賞を受賞した遊川和彦特集。ロング・インタビューと、『女王の教室』第1話・最終話のシナリオを掲載。
342. 2006年06月18日 23時20分09秒
投稿:砂時計
「情報満載じゃん!」
こんばんは、砂時計です。
今月の徳間文庫の新刊、太田忠司『白亜館事件』だけが、どこの本屋にもない〜。ネットで買うか……(実物を確かめて状態の良い本を選んで買うヤツなので、普段はネット購入はしないのです)。
映画『デスノート 前編』を観てきました。
Lがお菓子を食べ、ミサがお菓子を作る映画でした。
で終わってしまうのもアレなので、ちょこっと感想を書くと、ツッコミどころがいろいろあって、なんか安っぽい感じがして、始まってから全体の三分の二くらいまでは見てるのが苦痛で、クライマックスは「二時間ドラマかよ」と思って、でもそのあとの部分は結構好印象で、最終的にはそれなりに楽しめたかな、といったところ。
終盤の映画オリジナル展開は個人的にはアリでしたが、どう考えてもアンフェアな部分があって、あれは作品のキズだと思うなー。
L好きの自分にとっては、実写版のLが甘い物を食べまくるところがツボでした。
とりあえず後編も観に行こっと。
かい賊さま
いらっしゃいませ。
講談社漫画賞は昔っからあんまり好きじゃなかったりするんですが(サンデーのマンガが候補作になるけど結局はかませ犬かい、みたいなところとか、トンチンカンな選評が多いとか)、最近は現役バリバリのマンガ家が選考委員に加わってて、そんなに酷い選評はないようですね。
福本伸行氏の名前を出しましたが、実は『カイジ』しか読んだことないんですよ。いや、どうも麻雀がわかんなくて(なので『カイジ』もパチンコまで)。
『Q.E.D. −証明終了−』の実写化を夢想したこともありますが、MITを卒業した高校生なんて設定にリアリティ持たせるのは大変だろうなあ。
『少女には向かない職業』、かい賊さまのレスを期待しておりました(笑)。
自分が読むのは文庫化されてからになると思うので、ネットドラマはどうしたものか(ま、その頃にはDVD化されてる可能性もなきにしも……)。
ホリスカ娘て(笑)。
それはそうと、光原百合『時計を忘れて森へいこう』の文庫版、27日発売ですね。
書きこみ、どうもありがとうございました。
■6/17の購入本
●『仔羊の巣』 坂木司 (創元推理文庫)
●『IN★POCKET』6月号
●『本の雑誌』7月号
[NAGAYA v3.13/N90201]