黒猫荘
(mobile版)

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蜥蜴蜉蝣−とかげろう−
オーナー:よつや
本を読むのも好きですが、それ以上に買うのも好きという困った習性を持っています。
そのため読んでいない本が貯まっていくばかりで、家人に白い目で見られております。
・・・でも今日もまた本屋に足を運ぶのは何故?
それは、そこに本があるから。
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353. 2006年03月06日 18時53分35秒
投稿:よつや
>紅さん
ありがとうございます。
こっちはなかなかハヤカワ文庫の発見ができておりませんが・・・
何かあれば、また報告いたしますので(笑
本日の新刊のお買い物。
・『ひよこはなぜ道を渡る』エリザベス・フェラーズ 創元推理文庫
・『青空の卵』坂木司 創元推理文庫
・『蝙蝠館の秘宝』高木彬光 ポプラポケット文庫
さて、名探偵神津恭介シリーズは何冊でるのか・・・
352. 2006年03月04日 12時25分50秒
投稿:紅
どうも、32号室の紅です。
高木彬光『隠密月影帖 影の巻 下』春陽文庫
でありました。ということで買ってきましたよー。いや、確認してよかった。
351. 2006年03月02日 20時18分15秒
投稿:よつや
以前に残した宿題を消化していかないと・・・
まずは『富田常雄と姿三四郎』。
ネット古書サイトというのがいくつかありますが、
その中でもとびきり面白く濃いページの一つに「ガラクタ風雲」というサイトがありまして、
この本の作者、よしだまさしさんはそのサイトの主催者なのです。
ガラクタ風雲にある大丈夫日記を数年前ちょこちょこのぞいておりまして、
富田常雄について熱のこもった文章を読んでいたものですから、
書店で見た瞬間にレジにこの本を持っていってしまいました。
小説『姿三四郎』は講談社の大衆文学館で持っているのですが未読、
私が読んだのはかつてマガジンに連載された、本宮ひろ志版『姿三四郎』でした。
小説を読んでなくても、姿三四郎が柔道の達人で、
檜垣と勝負するというエピソードは多くの人が知っているんですが、
このコミック版も実は7巻のうち3巻ぐらいまで、主人公の三四郎がまったくでてこない(笑
さらにこの本で教えられたのは、檜垣との勝負で終わりではなく
(コミック版はここで完結しています)、まだまだ物語は続くということと
かなりとんでもない敵とも戦う痛快小説であること。
こういった余り知られていない事実にくわえ、他の作品にも言及しているんですが、
ここが「よしだ節」の語りによって、実に楽しく面白く書かれているのがこの本
『富田常雄と姿三四郎』なのです。
また予想通りはさまれていた富田常雄の本を探すという古本日記も楽しく、
買って一気に最後まで読んでしまいました。
というところで、そういえば春陽文庫からも富田作品が出ていたと、巻末目録をあさってみますと、
『緑の風』『処女峰 前』『処女峰 後』『遥かなる虹』
『白虎 前』『白虎 中』『白虎 後』『姿三四郎 1』『姿三四郎 2』がありました。
うち私の所持しているのは『処女峰 前』のみ。
この文庫、昭和31年6月20日の第一刷と奥付にあるんですが、
『春陽堂書店 発行図書総目録』によると
昭和27年12月発行『處女峰 前』しか掲載されていなくて、現物と目録が違うんですね(笑
私の所持文庫はカバー装なんですが、昭和27年だとおそらくカバーなし帯つき文庫の時代、
漢字も旧字から変換されているので、カバー装のために改訂版をだしたのでしょうか。
文庫はカバーは『処女峰 前』とありますが、
カバーをめくった本体の表紙・背・中表紙には『處女峰 前』になっており、
奥付けには『処女峰 前』とある、なかなか珍妙な文庫です。
まあ、そんなことは、小説を読むのにはどうでもいいことなんですが、
春陽文庫ファンとしては、こういうことの発見がちょっと楽しかったりするんですね。
350. 2006年03月01日 19時48分22秒
投稿:よつや
と、打ち込んだら、『振袖変化 上』が未整理の場所から発見!
・・・まったく困ったもので・・・
前の高木リストから、『振袖変化 上』ははずしてください(笑)
[NAGAYA v3.13/N90201]