黒猫荘
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回廊亭
オーナー:のりりん
ようこそ、回廊亭へ!
読了本と一言感想を目的に間借りしています。書き込みはどなたでもお気軽にどうぞ。
自己紹介でも。
読書特徴・・・広く浅く、気にいった作家の本は徹底的に読む
欠点・・・忘れっぽい。内容を覚えている本は1割に満たない
好きなミステリジャンル・・・叙述トリック、ミッシングリンク、孤島や嵐の山荘などの閉鎖状況における連続殺人もの、変わった動機、青春もの、バラバラ殺人
苦手なジャンル・・・薀蓄たっぷり、歴史もの、描写が痛すぎる暴力シーン、官能もの、幻想系
追っかけ作家
綾辻行人・東野圭吾・麻耶雄嵩・歌野晶午・浦賀和宏・乙一・近藤史恵・貫井徳郎・本多孝好・北川歩実・法月綸太郎・黒田研二・谺健二・道尾秀介・三津田信三
そして…折原一&中町信&リチャードニーリー
中西智明『消失!』をマイベストにしています。
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424. 2006年08月28日 22時35分44秒
投稿:MIN.
なんかお久しぶり過ぎてネタにも困ってしまう。
と言いつつ書き込みです。
「風果つる館の殺人」読み始めました。
これ、ホント面白いね〜。
惨劇をもたらす遺言状の破壊力には参りました。
読み終えたらまた来させて頂きます(にこっ)
423. 2006年08月21日 10時27分35秒
投稿:のりりん
更新さぼってました……。
探偵小説研究会が機関誌を出しました。ただいま通信販売中です。
詳細はこちら。
http://www.geocities.co.jp/tanteishosetu_kenkyukai/critica.htm
先日のコミケでは売り子をしてきました。
一生に一度しかこんなチャンスはないだろうとピンクのメイド服に頭には猫耳と白いレースのリボン。文学フリマなどでも申し込みが通ったら販売するみたいだけど、きっともう二度とコスプレはしなさそうだなあ。でも袴着て販売してみたい。
読了本
・『行方不明者』折原一
あれ、この人また出てきたのか、と小ネタあり。満足度はまずまず。中の上程度の折原マジック。マリー・セレスト号の住宅街バージョン。アイスクリームには賞味期限はありませんです。びっくりというよりも、まあこんなもんかあという感じ。
・『消えた探偵』秋月涼介
面白かったー。タイトルの意味はともかく、このためにこの設定にしたのか、と感心。舞台は精神病院。様々なバリエーションの患者がいるのも楽しめるひとつ。
・『福家警部補の挨拶』大倉崇裕
短編集。コロンボの和製女バージョン。特に三話目、懐かしい香りの中で見事な倒叙。いかにもバレバレな犯人のミスを先に明かしながら、後で、まだこんなとこにあったかーと驚かされる。今年の中でかなりヒット作品。
・『八木剛士史上最大の事件』浦賀和宏
何これは? 青春小説? ミステリ? たしかにそうといえなくないけど、一人よがりのネタ帳を読まされた気分。最大の事件ってこんなことなの。現実的にはこんなもんじゃんと納得しようとしても、腑に落ちない。久しぶりに壁本。浦賀のシリーズものはもう追いかけないかもしれない。
・『少女七竈と七人の可愛そうな大人』桜庭一樹
ミステリ外。旭川で繰り広げられる、少女と少年と大人たちの物語。70年代後半から80年代に活躍した繊細でメルヘンチックな少女漫画を読んでいるような感じ。老いた元警察犬視点が楽しめた。この年代の子が読むよりも、大人世代が読むほうが楽しめる話だろう。
・『風果つる館の殺人』加賀美雅之
異国版犬神家の一族に男女7人のラブストーリーを追加。冒頭は官能小説か!? と驚いたが、不可能犯罪とアイルランドのお家騒動だった。特徴ある館で、過去の事件が絡み、いわくある遺言状が原因で起きる連続殺人。密室も足跡なし殺人もある、あらゆる要素をてんこ盛りしたような作品。本人は真面目だけど、傍から見てるとズッコケていて早とちりで感情的な主人公に思わず笑ってしまう。しっかりミスリードに乗ってしまった部分もあった。
あとは『月館の殺人(下)』を推理しながら読んだり、廃人寸前になるほどやって「かまいたちの夜×3」を攻略したり、誉田哲也『ストロベリーナイト』や北村薫『ひとがた流し』を途中まで読んで挫折(前者は気持ち悪い描写があることから、後者はなんとなくストーリーになじめなく)したりしていました。
8月も残り3分の1。そろそろ読書ペースを速めないといけないなあ。
422. 2006年07月28日 15時33分07秒
投稿:のりりん
長らく留守にしていました。
黒猫荘関係の方とオフ会があったのが印象的。
あ、あと今度のコミケで同人誌を販売することになりました。私は書かなくて売り子担当です。日にちは8月12日。詳細は↓
http://www.geocities.co.jp/tanteishosetu_kenkyukai/index.html
読了本
・『ぶぶ漬け伝説の謎』北森鴻
連作短編集。食べ物と裏京都のミステリー。出てくる食べ物が美味しそう。表題作と、死んだらラッキーって感じで食を使う話は好きだ。軽い感じであっさり読めた。
・『魔夢十夜』小森健太朗
学園もの。墜落死体の意図が良かった。こういううわぁいやだぁという目的は大好き。暗号が多いので暗号好きには絶品。少し出てきた作中作にはそんなに興味がわかなかった。
・『川に死体のある風景』アンソロジー
最初の歌野晶午の話が面白い。『正月十一日、鏡殺し』に収録されている作品を連想してしまった。大倉崇裕の山岳ミステリも面白かった。綾辻行人は構想の方が面白そうだ。
・『赤い指』東野圭吾
加賀恭一郎もの。ラストの言葉は、『宿命』っぽいなあと思った。すごく嫌な家族の見本みたいな家庭が出てくるが、フィクションなのにすごく現実的に感じ、あと数年後の自分を見ている気がした。展開が読め易い。でもまさかこれが鍵だったのかとは思わなかった。今年出た家族がテーマの作品・小路幸也『東京バンドワゴン』とは大違いだ。
・『レストア オルゴール修復師・雪永鋼の事件簿』太田忠司
連作短編集。新シリーズになるかなと思ったが、無理だろうなあ。鬱病のオルゴール修復師が主人公。身内の死など重いテーマのはずなのに透明感いっぱいで作品と自分の一体感がなかった。
・『帝都衛星軌道』島田荘司
最後まで読むと、あれーって感じ。『摩天楼の怪人』の嫌いな部分が再び。あのエピソードは組み込まなくてもいいのになあ。それにしても、島田荘司の描く女性ってなんでこんなに自分の嫌いなタイプばかりなんだろう。今回は特にそうだった。
あとは加賀美雅之さんの新作『風果つる館の殺人』の下読みをしました。フライング読了。1200枚は長かった。
先日読了本に書いた井上夢人のタイトルは『the TEAM』が正解。間違った表記ばかりで申し訳ありません。
森下さん>
先日はお世話になりました! 1時間半ほど唄ってから参りました。テキストは、こんな考え方するのは自分だけかもしれないなあと思って参加したのですが、同様の意見があって嬉しかったです。
キリさん>
すごく面白かったです。けっこう私的ヒットです。焦らずゆっくりとですよー。
421. 2006年07月13日 14時46分20秒
投稿:キリ
こんにちは。ご無沙汰してます。
>・『TEAM』井上夢人
これ面白そうですね。
本を読めるようになったら、読んでみたいと思います。
[NAGAYA v3.13/N90201]