ときどきしか来れませんが・・・

黒猫荘
(mobile版)

ときどきしか来れませんが・・・
オーナー：さとし
コメントを入れようと思ったら消えてしまいました。その後、時間がなくてブランクとなってしまいました。
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103.　99年07月13日 12時48分29秒　投稿：さとし　
さとしです。

SHOW-Tさん、藤木稟、私は残念ながら読んだことがありません。
「イツロベ」とはどのような作品でしょうか。
タイトルからは内容が推測できません。
ただ、井上夢人を彷彿とさせる、ということですから、あのような系統の作品か、ということだけは推測できます。

井上作品、「ダレカガナカニイル・・・」や「プラスティック」など、純然たる本格とはひと味違う作品です。
ファンタジーともちがうし、ホラーでもない、という分類しずらい作風です。
しかし、井上作品はなぜか波長が合います。
そういえば、岡島二人名義の「クラインの壺」もほとんど井上作品といっていいものでしたよね。
あれは当時夢中で読みました。結末でどのように収束するのか、気になってしかたがありませんでした。
とにかく、設定自体は誰でも考えられることですが、それを具体的な作品としてしまう力量、というのには驚いてしまいます。
井上作品に似ている、という藤木作品、機会があれば読んでみます。

「ドッペルゲンガー～」はそろそろです。
人が集まる設定に工夫があります。
ここらを篠田秀幸は弁きゅようしてほしいと思います。

それでは。

102.　99年07月13日 08時31分50秒　投稿：SHOW-T　
『イツロベ』（藤木稟　講談社）読みました。
藤木稟というと、トクマノベルスで「朱雀十五」シリーズを
何冊か発表していますが、本書はまったく趣きを異にします。
これがいいのですよ。
井上夢人や貴志祐介の作品を彷彿とさせるようでいて、個性は
きっちり確立されている作品です。

それまでと全然系統の違う作品をハードカバーで発表するという
事例は、かつての今野敏の「蓬莱」を思い出させます。
あれも、講談社だったはず。
講談社、こーいうところはえらい！！

101.　99年07月12日 18時49分15秒　投稿：さとし　
さとしです。

Dupinさん、記念すべきNo100ありがとうございます。
入室した当初はこんなに活発に話ができるとは、思っていませんでした。
みなさん若い方ばかりのようだし。

ルパンの映像化。私も見たことはないですね。
「ミステリチャンネル」ですか。私の家のCATVでは見られません。
たしかパーフェクTVでは見られるんでしたね。
感想でも聞かせて下さい。

MAYさん、「そして二人だけ～」には不満がいっぱいです。
あの事件自体が事実であったという保証がまったくないからです。
もう少し、読者に親切な作品であってほしいと思います。

ところで、他の本をさしおいて、「ドッペルゲンガー宮」を読み始めてしまいました。
作者の若さがよく分かる出だしです。
さて、この文章とどのくらい根気よくつきあえるか。
今のところ自宅のＰＣの調子は大丈夫なので、少しは加速度が付けられそうです。

それでは。

100.　99年07月11日 21時42分16秒　投稿：Ｄｕｐｉｎ　
えっー、Ｄｕｐｉｎ＠１７号室です。

メールボックスが壊れてブラウザの調子がおかしいのですが、何とか、さとしさんの部屋の１００番を取りたくてやって来ました(^^)。

「幻想文学」を見ていたら「中井英夫スペシャルⅡ」の在庫はまだあるようです。「Ⅰ」は無理みたいですね。

今日から「ミステリチャンネル」で「怪盗ルパン」が始めるんですが、ルパンの映像化は見たことがないので楽しみです。面白かったらご報告します。

[NAGAYA v3.13/N90201]