黒猫荘
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ときどきしか来れませんが・・・
オーナー:さとし
コメントを入れようと思ったら消えてしまいました。その後、時間がなくてブランクとなってしまいました。
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115. 99年07月21日 10時40分58秒
投稿:さとし
さとしです。
「名探偵の掟」再読、終わりました。
以前から感じていた違和感の正体がわかりました。
ミステリに対する種々の問題点、トリック、容疑者、その他もろもろについて取り上げることは悪いことではありません。
ただ、このような形、諧謔的というような方法でなければ指摘できないのか、というのが”それ”でした。
ミステリの世界はもっと自由だったと思います。
従って、自由な発言こそ、求められるべきものだったと思います。
東野氏が本作中で指摘している点は、多くのミステリ作家諸子が考え、議論してもいいテーマのはずです。
しかし、このような形での提出では、議論の俎上にものぼらないのではないか。
それは、東野氏の本意とするところなのかどうか。
ミステリが全盛期ともいえる今こそ、もっと議論すべきテーマとして取り上げてもいいのではないか、などと考えてしまいました。
そんなこんなで、まだ近藤作品が終了していません。
その他女性作家作品ももう少し待ってください。
新津きよみ作品は双葉文庫でも出ています。
こちらはどうでしょうか。
それでは。
114. 99年07月19日 09時12分19秒
投稿:さとし
さとしです。
SHOW-Tさん、すばらしい早さで読んでいますね。
私はまだ近藤作品の前半をうろうろしています。
同時に東野「名探偵の掟」文庫化を再読しているので、なかなか進んでいません。
女性作家三作品。
よし、読みましょう。
明日は休みだし、特に予定はないし。
少しはまとめて読めると思います。
とりあえず近藤作品が終わったら、感想でも。
それでは。
113. 99年07月19日 06時39分56秒
投稿:川口且真
はじめまして。この度、30号室にカフェ「白梅軒」を開店いたしました川口と申します。
皆様のような熱心なミステリ愛読者に混じって、私のような疎いものが軒を並べさせていただくのも不遜かと存じますが、なにとぞよろしくお願い致します。
まずは引越しのご挨拶までにて失礼致します。
112. 99年07月18日 22時46分19秒
投稿:SHOW-T
『カナリヤは眠れない』(近藤史恵 祥伝社文庫)読みました。
物語の流れがスムーズで、大変読みやすかったです。
同時刊行の書下ろしの『ゆび』(柴田よしき 祥伝文庫)も
なかなかの出来。
こちらも、天性のストーリーティラー振りを発揮しています。
一方ハルキ文庫でも、『同姓同名』(新津きよみ)が書下ろしで
刊行されました。
ややラストが弱いですが、夫(折原一)同様、ひねくれた(?)
サスペンスで、それなりに楽しめました。
3者3様、女性作家による文庫書下ろし作品、それぞれ個性があり、
日本ミステリィの層の厚さを感じます。
(文庫書下ろし、他の出版社も、どしどしやってほしいものです。)
[NAGAYA v3.13/N90201]