黒猫荘
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7. 2005年09月28日 01時58分19秒
投稿:かい賊
師走トオル「タクティカル・ジャッジメント7〜思いこみのリベンジ!」(富士見ミステリー文庫)
今年の積み本からつまみだされた一冊。
陪審員制度のもと、黒も灰色も限りなく白に近づける無敗の辣腕弁護士山鹿善行の活躍を描く、大法廷ジュブナイル(ボキャブラリーが違う……)です。今回は犯行をすでに認めている容疑者の国選弁護人にさせられた善行がいかに無敗記録を更新するのか?
前半はコロンボ風の倒叙の展開で、ギリギリまで逆転の糸口が見つからず結構ハラハラさせられます。まさにライトなミステリー、肩肘張らずリラックスして読める一品です。
ここのところ冒頭に小噺が載っていて、これも楽しみの一つになっています。というわけで無断転載です。
『とある弁護士が誘拐された。
その数日後、彼の所属する弁護士会に誘拐犯から電話がかかった。
「いいか、身代金として一億円を用意しろ」
「なんだって、一億円!? そんな金は絶対に払えない!」
「そんなことを言っていいのか。もし払わなかったら、こいつを五体満足で返すぞ」
「そ、それは困る。せめて舌だけでも引っこ抜いといてくれ」
「舌だけなら一千万だ」
「分かった、なら二千万払おう。二枚分だ」』
大好き♪
6. 2005年09月27日 03時48分13秒
投稿:かい賊
霞流一「首断ち六地蔵」(光文社文庫)
文庫落ちを楽しみにしていた作品。
ガチガチの本格かと思っていたけど、というのも本格ミステリベスト(2002年?)に選ばれていたりしたから、魚間さんやしまいにゃ輝良里さんまで出てきて、軽快な霞節が健在で「スティームタイガーの死走」が好きだったので、嬉しさ半分、肩透かし半分といったところでした。
多種多様なトリック、推理合戦盛り沢山、ケレン味たっぷりで非常に楽しめました。
マイキャスト
魚間:北村総一朗 霧間警部:六平直政 風峰:内藤剛志 輝良里:石田ゆり子※
※要検討。(たしか)170cmちょいの北村に「長身の女性」と言わしめるのに165ぐらいの石田では……。30半ばでカワイイ系という時点でかなり苦しい、相田翔子はもっと小さいし。大体「ロバを思わせる可愛らしい顔立ち」ってなんなんだよ、エルメスじゃあるまいし(ってあれはロバじゃなくてカバか)。
4. 2005年09月26日 02時19分12秒
投稿:かい賊
金田一少年の事件簿「吸血鬼伝説殺人事件」(9/24NTV)
コミックでもノベライズでもなくTVドラマです。
堂本剛、松本潤に続く3代目のはじめちゃんはKAT-TUNの亀梨和也くんです。
これがなかなかヘタレ坊主で、剛くんを一生懸命踏襲していた潤くんよりも好感触でした。
美雪は上野樹里で、カワイイ系鈴木杏から普通系に。ちょっとミステリアス入っていたともさかりえにどこまで迫れるか期待しましょう。
加藤雅也の剣持警部はかっこよすぎ(ちゃんとくだけてはいますが)で惚れそう。
内容はワシの記憶が確かならば(古っ)、ほぼ漫画のストーリー通りでTVだからこその面白さはなかったように思います。今後スタッフが亀梨・上野・加藤の個性を上手く使ってくれるのを楽しみとします。
と、ここまで書いて思い出しましたが、ワシ、妄想キャスティングも好きなので、気が向いたときに載っけてきます。
祝 朝青龍6連覇!
3. 2005年09月24日 23時53分23秒
投稿:かい賊
SPAM追記
・醍田のキャラはもう少し練りこんで欲しかった。
・作中に「友達の家」とあるのは姉原家と思われる。
・今更ながら嘉穂は猫なんだなあと実感。
・炭酸飲料も秀逸(図式が)
クソッタレな現実=劇的に塩っ辛いSPAM、洗い流してくれる炭酸飲料=嘉穂
ということで連作になればラブコメが見られるのではないかと。
[NAGAYA v3.13/N90201]