黒猫荘
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オーナー:かい賊
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11. 2005年10月03日 01時36分55秒
投稿:かい賊
ちょっと反省。
昨日のコメントを再読して、「日常の謎」という言葉・ジャンルを安易に使ってはいかんのかなあ、と。ともすると、なんでもありになってしまいますね。無理に定義付けする必要は全くないと思いますが、自分の中ではある程度の線引きはしなくちゃいけないな、とボンヤリと殊勝にも考えちゃったりするかい賊でした。
10. 2005年10月02日 01時34分54秒
投稿:かい賊
剣持鷹士「あきらめのよい相談者」(創元推理文庫)
やっぱり物事、ルールって大事だと思うんですよね。限定された条件の中で覇を争う(大袈裟過ぎる)のが勝負の醍醐味だと。西澤保彦のSFテイストなんてまさにその典型です。裁判という舞台、またそれに関わるものも立派なルール付けのひとつだと考えます。本書は弁護士を主人公(ワトソン役)として、探偵役は友人のモラトリアム司法浪人生(この時点でロクデナシ野郎決定なのですが……もちろん物語の中で語られる彼はそんなひどい人物ではありませんよ)が務めます。中島博之の戦い、悩む弁護士と違って、こちらは探偵への依存度が結果的に高く、おいおいそれで務まんのかよ、と思わずツッコミたくなる次第。ただ、友達への意地があったり、それなりの取り柄もあったりで、まずまずバランスはとれているのかもしれません。もう一人、両名の共通の友人が出てくるのですが、これが「八兵衛」や「たこ」系列の好人物で、話の流れにうまくアクセントをつけています。裁判のシーンは4編中1編だけで、ここに息詰まる検事や相手弁護士との攻防を期待しないほうがいいでしょう。日常の謎を裁判という香辛料で味付けした佳品といったところでしょうか。お薦めできる作品です。
9. 2005年09月30日 23時49分10秒
投稿:かい賊
>SAMANA様
書き込みありがとうございます♪
今後ともよろしくお願いいたします。
新井素子…コバルトでは「大きな壁の中と外」が一番好きです。SFとしても広義ミステリとしても上質だと思っています。「BlackCat」シリーズは再開の見込みは絶無でしょうかねえ、残念です。とは言いつつマイベストは「…絶句」のかい賊でした。
「タクティカル」シリーズ…面白いですよ。ただし深さは求めないであげてください。あくまでも炭酸清涼飲料水としてお楽しみください。「タクティカル・ジャッジメントSS 紅の超新星、降臨!」(短編集)でお試し、がお勧めかもしれません。
城平京・水野英多「スパイラル〜推理の絆〜14」(ガンガンコミックス)
いよいよ次巻完結です! という感じ。なんだそりゃ……つまり、最終章の承前とされる巻でしたね。アクションはほとんどなし、推理の丁々発止も押さえ気味で、もう少しで欲求不満になりそうです。この本の存在は最終巻発売まで忘れることにします。唐突ですが、ひよのさん頑張れ! ファンなんです。今巻はちょっとだけ幸せだったかな。城平京は「名探偵に薔薇を」で大好きなんですけど、この「名探偵に…」は評価が分かれていますね。どちらかと言えば、う〜んな評価のほうが……。少女漫画もばっちりオッケーのワシとしては余裕で面白いですが、そういう部分を除いても面白いと思うんだけどなあ。原作だけでなく、どんどん著作を増やしていただきたいです。
8. 2005年09月30日 02時31分22秒
投稿:SAMANA
16号室SAMANAです〜。
4,5日前からかい賊さんが入居されていたことに気づいてはいたんですが、
日々のあれやこれやを過ごしているうちにすっかり挨拶が遅れまして本当に
すいません(汗)。
#しかも既に私の部屋にも来ていただいてるし……(爆)。
16号室の書込みレスはまた改めて16号室で行うとして。まずはご挨拶。
今後ともよろしくお願いいたしますです〜(ぺこり)。
ミステリは、本格をはじめとしてあれこれを種々雑多に。「1」であげら
れた作家さんたちの作品は、私も(文庫ですが)随時買っていっております。
すべて、かなり前の作品しか読めてはいないんですが。
ラノベは、ほんの少々。コバルトの新井素子作品がラノベ初体験ですが、
そこからかなりの年月が経つものの、全部あわせて50冊ほど読んでる程度で
しょうか。『タクティカル・ジャッジメント』シリーズがちょと気になった
りして(笑)。
コミックは、どうしても処分出来なかったものだけ残して、後は売却して
しまったので枚挙に暇がありまくってます(泣)。
こんなたわけたオヤジですが、またかまってやってくださいませ〜。
そいでは!!
[NAGAYA v3.13/N90201]