黒猫荘
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みわっち。の『それさえも恐らくは平穏な日々』
オーナー:みわっち。
まだまだ、勉強中ですが、とりあえず顔を出すようにしようかな、と。
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1885. 2003年11月04日 22時02分57秒
投稿:森下祐行
砂時計さま
昭和三十四年……百谷泉一郎(高木彬光)
は駄目ですか?
謎解き物ではない、とのご判断かもしれませんね。
わたしは神津よりこの青年弁護士の方が好きなもので。
たしかに、このメンバーを見ると少数精鋭という気がします。
でも、十年間でひとけたでは、やっぱり“名探偵冬の時代”といわれても
否定できないかなあ。
1884. 2003年11月04日 15時05分04秒
投稿:砂時計
えー、花井さま同様、無責任な外野の砂時計です。
といいつつ口を挟んでみたい事もあったのですが、森下さまの文章がアップされたことで、とりあえず外野のままでいようと気を変えました。
さて、花井さまの「名探偵冬の時代」という言葉が気になって、松本清張『点と線』が出た昭和三十二年からキリオン・スレイが登場した昭和四十二年までの間に生まれた(謎解き物の)名探偵のデビュー年について幾つか調べてみました。
昭和三十二年……仁木兄妹(仁木悦子)、ニシ・アヅマ(小沼丹)
昭和三十三年……中村雅楽(戸板康二)
昭和三十四年……郷原部長(結城昌治)
昭和三十五年……近松茂道(高木彬光)
昭和三十六年……陶展文(陳舜臣)
昭和三十八年……千草検事(土屋隆夫)
それ以外の名探偵を加えたとしても少ない数かもしれませんが、自分にとっては魅力的な面々が並んでいるので、「冬の時代」とは呼びたくないなあ、と思ってみたりします。
1883. 2003年11月02日 18時52分00秒
投稿:森下祐行
みわっち。さま
「本格ミステリ冬の時代」はあったのか
という小文を、上記のサイトにアップしました。
もし興味がおありでしたら、一読していただけると
うれしいです。
かなり芦辺拓の悪口になっちゃいましたので
不快かもしれませんが。
よろしく。
1882. 2003年11月01日 10時26分42秒
投稿:花井圭太
おはようございます。花井です。
ひさしぶりにこちらのお部屋は議論モードに入ってますね。
無責任な外野はワクワク気分で眺めさせていただいてますが(大爆)、
あんまり厳密性とやらにこだわらずにやっていただく方が
はなしが迂遠にならずにたすかるのですが(スイマセン、適当デ)。
適当ついでに言っちゃえば(冷汗)、この度の議論も
どちらが正しいという結論が出るようなはなしではなく、ミステリに対する趣味の違いが
結局は底に有るような気がしますが。。
だもんで、華やかにやっていただければ、ノーコンテスト(?)で十分ぢゃないでしょうか。
しかし、いったいいつから森村誠一が社会派にイメージされるようになったのだ。
(ほかのサイトを眺めてもそんな感じの記述が、結構されてるのよね、これが)
その頃はバリバリの本格派の雄という感じが僕なんかしてたんですが、このへんを本格に
いれなきゃ、そりゃ「本格冬の時代」かもしんないなあ。
イカンイカンこんな感想を言うつもりで出てきたのではなかった(笑)。
荊木歓喜ものに酔ったのでそういえば「名探偵冬の時代」は僕の感じでも有ったような
気がするなあ。と、思い付いたので、一言したかったのでした。日本に限ってだろうか、
みんな名探偵を出さないんだよね、これが。あの頃は。都筑のキリオン・スレイが、
めったやたらに新鮮に見えたものでした。(言わずもがな、僕だけの感想です。)
では。
[NAGAYA v3.13/N90201]