黒猫荘
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回廊亭
オーナー:のりりん

ようこそ、回廊亭へ!

読了本と一言感想を目的に間借りしています。書き込みはどなたでもお気軽にどうぞ。

自己紹介でも。

読書特徴・・・広く浅く、気にいった作家の本は徹底的に読む

欠点・・・忘れっぽい。内容を覚えている本は1割に満たない

好きなミステリジャンル・・・叙述トリック、ミッシングリンク、孤島や嵐の山荘などの閉鎖状況における連続殺人もの、変わった動機、青春もの、バラバラ殺人

苦手なジャンル・・・薀蓄たっぷり、歴史もの、描写が痛すぎる暴力シーン、官能もの、幻想系

追っかけ作家
綾辻行人・東野圭吾・麻耶雄嵩・歌野晶午・浦賀和宏・乙一・近藤史恵・貫井徳郎・本多孝好・北川歩実・法月綸太郎・黒田研二・谺健二・道尾秀介・三津田信三

そして…折原一&中町信&リチャードニーリー

中西智明『消失!』をマイベストにしています。


  101〜104件 
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347. 2005年10月15日 17時10分00秒  投稿:のりりん 
 本格ミステリベスト10の予想をしてみました。

 1、『容疑者Xの献身』東野圭吾
 2、『弥勒の掌』我孫子武丸
 3、『扉は閉ざされたまま』石持浅見

 順位は自分の好み。上位3位はこの3作で決まりでしょう。

 4、『ニッポン硬貨の謎』北村薫
 5、『クドリャフカの順番』米澤穂信
 6、『モロッコ水晶の謎』有栖川有栖

 北村薫は上位3作品を抜かしたら、一番上にきそうだ。米澤は『犬はどこだ』を読んでないからって理由でクドリャフカをあげたけど、順位の中間には来る予感。有栖川有栖はもう少し下がるかもしれないが、10位以内には確実に入るだろう。

 7、『fの魔弾』柄刀一
 8、『ルパンの消息』横山秀夫
 9、『天使のナイフ』薬丸岳
10、『女王様と私』歌野晶午

 柄刀は『ゴーレムの檻』をすごい面白いと思ったが、『fの魔弾』はもっと面白いみたい(未読かよ!)なので選出。横山もたぶん入りそうな感じ。薬丸はもしかしたらもう少し上に行くかもしれないなあ。歌野は、麻耶・三雲・天城・芦辺・創元社のアンソロジーと迷ったけど、これも直感で決めた。

 こんな感じ。当たるかな?

 読了本

 ・『黄泉路の犬』近藤史恵
 警察小説第二弾。「アニマル・ホーダー」という聞きなれない病気を扱っている。仙台のゴミ屋敷の人を連想した。動物好きには読むに耐えられない描写がある。

 ・『少女には向かない職業』桜庭一樹
 あれ? こんな終わり方でいいのかな。なんかしっくりこない。最初の方で、主人公が尋ねていたテーマの本、『青の炎』が当てはまるなあと思った。うーん。やっぱりラストが納得いかない。面白かっただけに惜しいなあ。

 ・『誰がための綾織』飛鳥部勝則
 凝ってる。飛鳥部がこんな感じのを書くとは思わなかった。変に意識してる感じだったから、オチが先読みできる。蛭、怖いね。
346. 2005年10月11日 19時00分55秒  投稿:のりりん 
 スパムメールが1日30通越えてしまうと、さすがに毎日メールチェックをするようになりました。男性宛てのメールばかりで、業者も送信の意味ないぞー。

 読了本

 ・『乱歩と東京』松山巌
 乱歩の作品を文化とか歴史とかと絡めてまとめたもの。わかりやすい資料だった。定期的に乱歩の作品って再読したくなる。

 ・『臨場』横山秀夫
 鑑識がメインの連作短編集。ほんと、心にぐっとくるものを巧く取り入れるなあと感心。派手な謎解きを期待していたけど、そんなのはなかった。でも、人間ドラマをすごい楽しめた。

 ・『推理小説作成法 あなたもきっと書きたくなる』江戸川乱歩・松本清張
 書きたくならなかった(汗。最初の推理小説の歴史やトリックのまとめは、何遍読んでも面白い。読了本全部をノートに書いてなかった自分を後悔。ここに載っている動機以外の動機の作品を読んでみたい。でも、そんなのあるのかな・・。
345. 2005年10月03日 23時10分38秒  投稿:のりりん 
 ただいま中井英夫『虚無への供物』を再読しています。昔読んだときは、どこが面白いんだろ・・と思っていました。しかも2回読んでも全く記憶にないほどに。それが、今、けっこう面白いなーと思っています。まだまだ4分の1くらいですが、どうなることやら。

 読了本
 ・『女囮捜査官2 視姦』山田正紀
 ちょっとエロ要素が入ったアダルトな小説なのかな、という先入観を持ってしまったプロローグとは一転して。トリックが面白い! この被害者が見てしまった「すごいもの」って、実際にありそうな気がする。どうでもいいけど、北見志穂と同じ年みたいだ。土曜ワイド劇場の松下由樹のイメージが強いので、もう少し年上なのかと思っていた。


 かい賊さん>
 初めましてー。これからもどうぞよろしくお願いしますね。
 『狂笑面』のドラマ、まだ見てないのです(汗。思い切って冬弧堂も一緒に出してしまえばいいのにーとか思ってました。続編はやるのでしょうか。ほんと、想像だけでしか言ってないので申し訳ないですが、木村多恵さん主演のドラマはどんどんシリーズ化してもらいたいです。
 私は特に犯人やメイントリックさえわからなければ、被害者の人数や殺害方法なども、結末を予測できる場合じゃないならば、事前に知ってから読んでもかまわないタイプなんですよね。とはいえ、最近ではあらすじも帯も読まないでいきなり本編に入ることが多いので、読みながら、しまったっ!とか、おおっ!とか思うことが増えました。
344. 2005年10月01日 23時45分47秒  投稿:かい賊 
のりりん様
はじめまして。この度089号室に入居いたしました、かい賊と申します。
以後よろしくお願いいたします。

ネタバレ…難しいですね。巧い手段、なかなかないと思いますね。「明かさない」ことが前提である以上、やはり無理がありますね。せいぜい「こないだ、あのトリックを見たよ〜ん♪」と言ってみて元本を明かさないぐらいしか……まるで意味がないですね。失礼いたしました。

ドラマ凶笑面…三國の虐げられ方がイメージ通りだったので、自分的には合格です。TVドラマである性質上か、ラストがお涙頂戴になってしまったのが蓮丈モノらしくなかったって感じですね。冬弧堂の映画が見たいかい賊でした。

[NAGAYA v3.13/N90201]