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短いことはいいことだ |
オーナー:花井圭太 |
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1030. 2004年03月26日 09時45分12秒 投稿:花井圭太 |
おはようございます、花井です。 『妖異百物語 第二夜』読了。 引き続き、マイナーの嵐。 「左門谷」 丘美丈二郎 S26年12月 「蛆」 潮 寒二 27年 8月 「怪樹」 志摩夏次郎 22年 6月 「神になりそこねた男」紗原幻一郎 23年 3月 「海月状菌汚染」 矢野徹 40年 8月 「子供の日記」 松本恵子 26年 2月 「キチキチ」 田中文雄 38年 1月 「マーラ・ワラの唄」 石川年 29年10月 「魔女の膏薬」 篠 鉄夫 25年 6月 「月の出」 杉山平一 31年 8月 「畸形児」 山村正夫 30年 6月 「かぐや變生」 山口年子 49年 1月 「蠅」 楳図かずお 59年 9月 「悪夢が終わった」 田中小実昌 36年 9月 第二夜の方が気に入り多いかな。「畸形児」はスバラしいし「月の出」もステキ。「かぐや變生」はモチロンだし「蛆」はワラっちゃいました。なかでも「左門谷」は二度目ですがより印象的でした。これって理に落ちてんですね!忘れてました。忘れるわけだよ、その前がコワ過ぎだってば。 それでは、また。 |
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1029. 2004年03月23日 22時27分50秒 投稿:花井圭太 |
こんばんは、花井です。 というわけで『妖異百物語 第一夜』読みました。 いや、マイナー揃いだこと。 「魚臭」 鷲尾三郎 S27年 4月 「肌冷たき妻」 川島郁夫 29年10月 「硝子妻」 楠田匡介 26年 1月 「胎児」 四季桂子 32年 3月 「人面師梅朱芳」 赤沼三郎 24年 6月 「変身」 夢座海二 28年10月 「忘れるのが恐い」和田宜久 47年 9月(収録) 「金魚」 渡辺啓助 37年 8月 「人喰い蝦蟇」 辰巳隆司 25年10月 「怪虫」 鮎川哲也 31年 9月 「奇術師」 土岐到 35年 2月 「黄金珊瑚」 光波耀子 36年 7月 「人蛾物語」 左右田謙 28年 8月 「永遠の植物」 村上信彦 28年 6月 いちばん印象に残ったのは「奇術師」でしょうか。ある箇所が生理的にいやだったのもありますが、他の作品と色合いが異なっていたから。しかし、「人喰い蝦蟇」が、超目玉というのも、なんだかなあ。 では、また。 |
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1028. 2004年03月17日 23時30分29秒 投稿:花井圭太 |
こんばんは、花井です。 >SAMANA様 ようこそです! が、すごいペースっていわれても(汗)短編ですって。そりゃ京極をこのペースで読めばガシガシっていえるかも、ですが。。 『ドグラ・マグラ』は気にしないでください。単なる読まず嫌いです(笑)。 「偽眼のマドンナ」 (52) 岡田時彦名義で書いたといわれる本作。人気俳優のてすさびというには出来過ぎです。兄弟揃って素晴らしいのは血筋か環境か?ラストを名作で締め括っていただきました。 作者は、渡辺啓助(1901〜2002)めでたやな、ご長寿です。 このお方もいまとなっては、『渡辺啓助集-怪奇探偵小説名作選2』(ちくま文庫)で気楽に読めるようになりました。 で、お次はございません。なんとか終わらせようと最後はバタバタとはしってしまいましたが以上52作。なんて時間のかかったことやら。。速読の方なら一日かも? 参考にさせていただいたリストは ふしぎ文学館の一冊『妖異百物語』(鮎川哲也・芦辺拓編)の巻末に載っていたものです。再度、並べるか? (01) 朝山蜻一 くびられた隠者 (02) 稲垣足穂 ココァ山の話 (03) 江戸川乱歩 芋虫 (04) 押絵と旅する男 (05) 踊る一寸法師 (06) 防空壕 (07) 遠藤周作 蜘蛛 (08) 大坪砂男 零人 (09) 香山滋 海鰻荘奇談 (10) キキモラ (11) 小酒井不木 メヂューサの首 (12) 小松左京 くだんのはは (13) 笹沢左保 老人の予言 (14) 島田一男 無花果屋敷 (15) 奇妙な夫婦 (16) 城昌幸 波の音 (17) 瀬下耽 柘榴病 (18) 妹尾アキ夫 リラの香のする手紙 (19) 曾野綾子 長い暗い冬 (20) 多岐川恭 からす (21) 橘外男 布団 (22) 谷崎潤一郎 人面疽 (23) 筒井康隆 遠い座敷 (24) 母子像 (25) 都筑道夫 風見鶏 (26) はだか川心中 (27) 角田喜久雄 沼垂の女 (28) 夏目漱石 夢十夜 (29) 野坂昭如 骨餓身峠死人葛 (30) 萩原朔太郎 猫町 (31) 半村良 箪笥 (32) 日影丈吉 奇妙な隊商 (33) 月夜蟹 (34) 猫の泉 (35) 氷川瓏 睡蓮夫人 (36) 火野葦平 西瓜畑の物語作者 (37) 平井呈一 真夜中の檻 (38) 久生十蘭 湖畔 (39) 予言 (40) 水谷準 お・それ・みお (41) 三橋一夫 親友トクロポント氏 (42) ネコヤナギの下にて (43) 山田風太郎 不死鳥 (44) 蝋人 (45) わが愛しの妻よ (46) 結城昌治 孤独なカラス (47) 夢野久作 瓶詰地獄 (48) 蘭郁二郎 魔像 (49) 連城三紀彦 ひと夏の肌 (50) 渡辺温 可哀相な姉 (51) 父を失ふ話 (52) 渡辺啓助 偽眼のマドンナ -以上- |
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1027. 2004年03月16日 00時41分39秒
投稿:SAMANA [http://www.asahi-net.or.jp/~yu4m-nkns/index] |
お久しぶりです。16号室SAMANAです〜。 最近、読書&書込みがすごいペースですね〜。オヤジな私も 元気づけられます。ガシガシがんばってくださいませ(笑)。 >「孤独なカラス」 >結城昌治 結城昌治は積読多くてまだ一つも読んでないなぁと思ってい たら、 >『異形の白昼』にはいってます。 だったら私、読んでるやん(汗)。 でも全く、覚えてないやん(爆)。 考えてみれば、家には中〜高校生の頃に買ったミステリ系 アンソロジーがいくつかあるので、昭和ミステリ作家の作 品も一つはきっと読んでいるはずなんですよね。 でもよく覚えていないということは、子ども心に植え付け られるほどインパクトの強い作品傾向(子どもには理解し にくい面白さでいっぱい)だったのか、はたまた単に私の 感覚が鈍いのか……。 「歳とってはじめてその面白さが理解出来る」たぐいのも のだったと、信じていたい今日この頃でございます(汗)。 そうそう。「ドグラ・マグラ」なんですけど。 オヤジにとっては、敬遠するほど読みづらい作品じゃない と思いますよ〜。 幻想脳内SFだと思えば、とても面白く読むことが出来る ような気がします(笑)。 そいでは!! |
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1026. 2004年03月15日 15時52分22秒 投稿:花井圭太 |
30-2 が計算できませんでした。お恥ずかしい限り。 |
[211.133.237.110][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.17; Mac_PowerPC)] |
1025. 2004年03月15日 15時49分23秒 投稿:花井圭太 |
またもや、こんにちは、花井です。ハイペースだなぁ。 「父を失ふ話」 (51) これまた切なくもトボけた話です。波止場という場所はぴったりですね。異国情緒もありぃの世界がすっかり入れ替わって不思議のない所。温ちゃんワールドです。 これまた作者は、渡辺温(1902〜1930) 谷崎邸からの帰りの踏切事故というのは有名ですが、この前も清水俊二さんの『映画字幕五十年』を読んでいたら、ユニバーサルの宣伝部長の楢原茂二がこの事故に同乗していて...というような記述に出会って、ああ、そういえば楢原っていう人は翻訳家の長谷川修二さん(スイートホーム殺人事件の翻訳等)なんだった!彼も同乗していたとかいう覚えが有ったぞ...てな感慨にふけりました。なんにしても長谷川は怪我ですんだものの渡辺温さんはお亡くなりになってしまったわけです。享年30才、もったいないことでした。 次は、「偽眼のマドンナ」。 |
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1024. 2004年03月15日 07時29分31秒 投稿:花井圭太 |
おはようございます、花井です。 「可哀相な姉」 (50) はははっ、読み終わったあとに表題を改めてじっと眺めてしまうのであった。ホント独特ですよね、哀愁があるし、スッとぼけているし、どこの国のはなしだ?って感じだし。「兵隊の死」はステキですよね。野っぱらに青空だといつもこれが脳裏に浮かびます、話、かわってしまいました。 作者は、渡辺温(1902〜1930)、これまた若死。 博文館新社の叢書新青年の一冊『渡辺温』で読みました。 次は、「父を失ふ話」。 |
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1023. 2004年03月14日 22時26分50秒 投稿:花井圭太 |
またもや、こんばんは、花井です。 「ひと夏の肌」 (49) この作者の作品です。期待通り(?)エッチぽいですよ。ぐっときます。理由わかんないといえばわかんない、想像力を全開バリバリ駆り立てられて、予定調和といえば予定調和の展開。傑作です。生臭い匂い漂いまくり。 作者は、連城三紀彦(1948〜 ) 角川ホラー文庫の最初期の一冊『魔法の水-現代ホラー傑作選第2集』に所収です。 並べれば、 「鏡」 (村上春樹) 「桔梗」 (山田詠美) 「ひと夏の肌」 (連城三紀彦) 「箱の中」 (椎名誠) 「飢えたナイフ」(原田宗典) 「らせん」 (吉本ばなな) 「葬式」 (景山民夫) 「海豚」 (森瑶子) 「ペンライト」 (村上龍) 両村上に挟まれて人気者がズラリですね。いつものとは感じが違うかな。。 次は、「可哀相な姉」。 |
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1022. 2004年03月14日 18時27分14秒 投稿:花井圭太 |
こんばんは、花井です。 「魔像」 (48) 最後の一行がとっても印象的です。足先からモゾモゾッとしてくるぞ(笑)夢野さんのあとに読むと文章がいまいちのような気がするものの、きっと気のせいでしょう。しかし、ちょい趣味が病的でないかい。有名作。 作者は、蘭郁二郎(1913〜1944)、可哀そうに早死に。 ちくま文庫も勿論あるんですが、国書刊行会の『火星の魔術師』で読みました。 次は、「ひと夏の肌」。 |
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1021. 2004年03月14日 07時05分16秒 投稿:花井圭太 |
おはようございます、花井です。 「瓶詰地獄」 (47) 『ドグラ・マグラ』はほっときましょう。あれは読者が読んだ!読んだ!と自慢したいために常に名声が高いだけだ(自分、読んでないくせに(爆))。「死後の恋」&「瓶詰地獄」この二大傑作があれば作者の偉大さを証するに十分でしょう。こんど、これを読み返してみれば、、他の人にも或いはこのシチュエーションを思い付くことはできるかもしれないが、こんな風には書けないだろう、と思った。技巧の極地。 作者は、夢野久作(1889〜1936) 角川ホラー文庫で『あやかしの鼓-夢野久作怪奇幻想傑作選』で読みました。僕のような浅い読者には、この本は、お役立ち です。全集とかだと、あっちに傑作がポツリ、こっちに傑作がポツリですからね。 次は「魔像」。 |
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1020. 2004年03月13日 16時54分54秒 投稿:花井圭太 |
こんにちは、またもや花井です。 「孤独なカラス」 (46) 現在読むと、余計にマッチした怖さを感じますねえ、その分、衝撃力は薄れているかしら。とにかく、そのやりきれなさは相変わらず。なんで、こんな話を楽しむかねえ、しかし(笑)。 作者は、結城昌治(1927〜1996) これは『異形の白昼』にはいってます。いくつめだ? 次は、「瓶詰地獄」。 |
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1019. 2004年03月13日 14時21分14秒 投稿:花井圭太 |
こんにちは、花井です。 「わが愛しの妻よ」 (45) たしかにズッシリ堪えて印象に残る名編ですが、怪奇小説か? これまた作者は、山田風太郎(1922〜2001) またしても光文社文庫でいへば、4巻『棺の中の悦楽』収載。 お次は、「孤独なカラス」。 |
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1018. 2004年03月11日 07時05分24秒 投稿:花井圭太 |
おはようございます、花井です。 「蝋人」 (44) ぐにゅぐにゅ、ぬめっちり、う〜う〜キモワル。かくれ切支丹も出て来てもう絶好調です。 これまた作者は、山田風太郎(1922〜2001) これは光文社文庫でいえば8巻の『怪談部屋』に収録です。 次は、「わが愛しの妻よ」。 |
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1017. 2004年03月10日 16時45分27秒 投稿:花井圭太 |
こんにちは、花井です。 「不死鳥」 (43) 三者の視点が変わる毎に謎が奥行きを増し、どうなるかと思えばリドルストーリーぢゃん。という技巧が凝らされているものの、そんなことより、いつもの作者一流の語り口にのせられます。しかし、この設定はエロ小説のありきたり設定ということもいえるんじゃ(爆)。 作者は、山田風太郎(1922〜2001) 光文社文庫のミステリー傑作選で、気軽に読めますね、今は。本作は、第3巻の『夜よりほかに聴くものもなし』に収められています。 次は、「蝋人」。 |
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1016. 2004年03月06日 17時54分18秒 投稿:花井圭太 |
こんばんは、花井です。 「ネコヤナギの下にて」 (42) これは、まったく怪談です。『現代怪談集成 下 』に収録されているんだから、あたりまえですが、『勇士カリガッチ博士』とは、また一味違うんじゃないですか。 これまた作者は、三橋一夫(1908〜1995) 『現代怪談集成 下 』には、こんなのが。並べる。まえにも並べた? 「ネコヤナギの下にて」 三橋一夫 「キキモラ」 香山滋 「沼垂の女」 角田喜久雄 「波の音」 城昌幸 「防空壕」 江戸川乱歩 「鱶女」 石原慎太郎 「針」 遠藤周作 「エイプリル・フール」 平井呈一 「マストの上の怨霊」 伊波南哲 「進化論の問題」 新羽精之 「赤い鼻緒の下駄」 柴田錬三郎 「幽タレ考」 半村良 「銀色の海」 竹内健 「はだか川心中」 都筑道夫 「地下街」 中井英夫 「骨」 小松左京 「みだらな儀式」 源氏鶏太 次は「不死鳥」。 きょう娘が『僕と先輩のマジカル・ライフ』を借りてきました。あとがき を読むと大学生活を過ごした街を取材したはなしが出てくる。ラーメン屋と定食屋、銭湯にスーパーマーケット。ああ、きっとあの場所だぞ、と思い浮かべて嬉しくなりました。おんなじ大学だもんでね。 |
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1015. 2004年03月05日 18時45分41秒 投稿:花井圭太 |
『勇者カリガッチ博士』 → 『勇士カリガッチ博士』 に訂正。 また、やっちゃいましたよ。ごめんなさい。 |
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1014. 2004年03月05日 18時36分46秒 投稿:花井圭太 |
こんばんは、花井です。 「親友トクロポント氏」 (41) ほのぼのとしております。「まぼろし部落」の最初のはなしかしら?読んでいただければ誰にもわかる素敵なはなしです。 作者は、三橋一夫(1908〜1995) 『勇者カリガッチ博士』に収録されています。この国書刊行会のシリーズも、もう、図書館に借りにいくと書庫に蔵われてますね。つい、この間出版されたような気がするのに。 次は、「ネコヤナギの下にて」。 |
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1013. 2004年02月28日 22時27分04秒 投稿:花井圭太 |
「お・それ・みお」 → 「お・それ・みを」に訂正です。 謹んでお詫び申し上げます。「お薦め365」も間違いだ。反省いたしております。 |
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1012. 2004年02月28日 22時22分20秒 投稿:花井圭太 |
こんばんは。花井です。 「お・それ・みお」 (40) これは、随分むかしから読んでいるような気がします。大好きです。新ためて読むと、かなり短かめのお話ですね。ちょっと甘ったるい気もしますが、やっぱり好きです。 作者は、水谷準(1904〜2001) もちろん、ちくま文庫から『水谷準集』が出ています。「お・それ・みお」は総タイトルにも使われていますね。 次は、「親友トクロポント氏」か?。 余談、うちの子は本の「厚い」のを「太い」というのに気が付いている。その都度、注意するのだが、いっこう直らない。それでは、みんなに馬鹿にされるだろう と、尋ねると本の話などしないから大丈夫といわれた。そんなもんか?彼、彼女は「読書家」で通るらしい、青い鳥文庫のはやみねかおるを読んでるくらいでかい?5、6年でだぞ。そりゃ、ずいぶんさみしい状景ではないか。 では、また。 |
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1011. 2004年02月25日 08時01分47秒 投稿:花井圭太 |
おはようございます。花井です。 「予言」 (39) 予言通りになるのはお約束なのにどうして読ませるのでしょうかしら?マラッカ海峡の投身自殺とかグーテンホフ光子とか随分なネタも満載でした。 これまた作者は、久生十蘭(1902〜1957) それほど探偵小説であることにこだわりのなかった彼の探偵小説集が今あるのは、有り難いですね。 次は、「お・それ・みお」 めずらしく新刊の本を買いました。電車に乗るのに読むものがないので本屋に入る、というとってもよくあるパターンでしたが、、『ドミノ』(恩田陸)です。どこかのサイトで薦められていたのが頭にあったのでしょう。絶賛されていたのじゃないかしら。たしかに楽しめて満足しました。が、以下の感想も同時に浮かびました。平板じゃないの。ず〜〜〜っと、おもしろそうなシーンの連続です。もちろん大団円に向けて作者は計算を重ねて企みをしかけて練ってはいるのでしょうが。凡庸なそれ程、分析的に読まない読者(僕だ、僕だ、僕のこったい)にとっては、そんな結末よりも印象的な場面は途中にいっぱい有りました。そのためかしらないが、読み終えた盛り上がりに、どうも欠けるのです。ハタと気が付きました。本のせいではない。結末のサプライズに向けて一心不乱に集中するミステリ向けの読み方しかできない己の愚かさのせいではないのか?今更、直んねえ。。 では、また。 |
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