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オーナー:さとし |
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99. 99年07月11日 21時00分47秒 投稿:MAY |
さとしさま 「そして二人だけになった」を読みました。 2段返し3段返しのラストが作為的すぎて苦手でした。 すべてがある人物の頭の中で作られた事実なら、事件はなかったのでは? これは、考え過ぎですね。(笑) |
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98. 99年07月09日 13時04分18秒
投稿:さとし [http://www.st.rim.or.jp/~kobashin/cgi-bin/nagaya/nagaya.cgi?room=014] |
さとしです。 柴田さん、はじめまして。 「そして二人だけ〜」の二度目は、気になるところだけ拾い読みしました。 森作品は好きなのですが、ここのところ、少し作為があざといような気がします。 具体的には「夏のレプリカ」あたりからですか。 「今はもうない」なども、作為が少し鼻につくというか、気になりました。 もしかしたら、少し妙な方向に進んでいるのかもしれません。 とりあえず、次回作を注目してみましょう。 「薔薇の名前」は確かに重厚長大な作品です。 キリスト教を背景にすると、どうしてもそうなるのかもしれません。 小栗「黒死館〜」もそうですね。 「薔薇の名前」はその重厚長大なところに作者の作為があるのかもしれません。 なぜなら、動機が「あれ」ですから。 もちろん時代背景を考えれば、「あれ」は重いテーマなのかもしれませんが、私は「あれ」でそれまでの期待と興奮のテンションが下がってしまいました。 ところで、泡坂妻夫「からくり富」が文庫化されました。 一種の捕物帖ですが、泡坂作品らしい捕物帖です。 時代小説が苦手という方も、ぜひどうぞ。 泡坂作品といえば、「亜智一郎〜」の次回作は出るのか? 「亜愛一郎シリーズ」より蛋白ではありますが、ぜひ期待したいものです。 |
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97. 99年07月09日 05時21分46秒
投稿:柴田 [http://www01.u-page.so-net.ne.jp/kd5/shibata/] |
「黄色い部屋」から遊びにきました。こちらでは、はじめましてです。 「そして二人だけになった」を2回読みました。 しかし、さとしさんの解説よりは深く読めてないみたいです・・・。 「薔薇の名前」は雰囲気が大好きです。 確かに内容を考えるともう少しなんとかなるのでは、 という気もしますが、章ごとの説明など素晴らしくて 最初から感動してました。 |
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96. 99年07月08日 12時52分44秒
投稿:さとし [http://www.st.rim.or.jp/~kobashin/cgi-bin/nagaya/nagaya.cgi?room=014] |
さとしです。 今週中には「ヴィラ・マグノリア〜」を読み終わって「隕石誘拐」にシフトしようと決意しています。 島田作品はいつのことやら。 ただ、やはり島田作品はどうしても気になります。 早く読みたいのはやまやまなのですが・・・ なんとか今月中には、と思っています。 |
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95. 99年07月07日 08時29分40秒
投稿:さとし [http://www.st.rim.or.jp/~kobashin/cgi-bin/nagaya/nagaya.cgi?room=014] |
さとしです。 SHOW-Tさん 昨日も書店をのぞいたのですが、「大密室」はありませんでした。 小さい書店だからか?と思ってしまいました。 ところで、恩田さんの作品はかつて長編をひとつ読んだことがありました そのころは、てっきり男性だとばかり思っていたのですが、最近、女性だということをようやく知りました。 1作だけで作者の性別を判断してはいけませんね。 それにしても性別がわかりにくい名前です。 恩田さんの密室物。ぜひ読んでみたいですね。 今週中にはなんとか手にいれるつもりです。 さて、とうとう「三鷹事件」にとりかかりました。 「ヴィラ・マグノリア〜」が途中だというのにです。 旧国鉄をめぐる戦後の事件です。 私はこのような一種の謀略物というのも割と好きです。 国内物に限定しての話ですが。 「帝銀事件」は最近ではあまり取り上げられることが少なくて残念です。 以前に「土曜ワイド劇場」で中谷昇主演の良質のドラマが作られたことがありました。 |
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94. 99年07月06日 20時19分58秒 投稿:SHOW-T |
こんばんは、SHOW−Tです。 さとしさん、『大密室』買いました。 密室物のあまり好きでない私であっても、この顔ぶれを見れば、 もう買うしかありません。 有栖、綸太郎、山口といった、こーいうアンソロジーに欠かせない メンバーに加え、倉知、貫井の中堅どころ、今のっている北森、 さらには私の大好きな恩田、おまけに書下ろしエッセイ付きという 涎のでるような(汚いなぁ、もう)内容です。 どーも、私の場合、アンソロジーを買うと、それだけで満足してしまう 傾向があるようで、『異形コレクション』の最新2巻、角川から出た 『十の恐怖』などまだ読んでいません。 どれから読もうか、悩んでいます。(それもまた楽しい) |
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93. 99年07月06日 12時53分16秒
投稿:さとし [http://www.st.rim.or.jp/~kobashin/cgi-bin/nagaya/nagaya.cgi?room=014] |
さとしです。 SHO-Tさん、「大密室」買ったのですか。 私も探しているのですが、近くの小さい書店では見つかりません。 「グランギニョール」のときのように、大手書店まで行かなくてはいけないか、と思っているこのごろです。 顔ぶれもいいし、ぜひ購入します。 しかし、いつになったら読めるのか。 まだ「ヴィラ・マグノリア〜」が3分の1くらいだし、鯨、愛川、島田の次は「三鷹事件」だし・・・ 今月中にはなんとかなるか、とは思っていますが。 それでは、本を読む時間が天からふってくることを祈って。 |
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92. 99年07月05日 12時39分40秒
投稿:さとし [http://www.st.rim.or.jp/~kobashin/cgi-bin/nagaya/nagaya.cgi?room=014] |
さとしです。 美夜さん、たしかに「嵐の山荘」物も、あまりに類型的だと鼻につくことがあります。 作家の中には、警察の捜査活動の正確性の描写にこだわる、とか、科学的な捜査方法をきらう、などの理由で設定する場合もあるようです。 確かに犯人の候補が限定されていたら、現代科学の鑑識技術では簡単に犯人が割り出せてしまいます。 ちなみに、私には「科捜研」につとめている友人がいます。 ごくたまに、貴重な話を聞くことができます。 さて、「そして二人だけ〜」の話です。 未読の方には申し訳ありませんが、少しだけ。 ほとんどの部分が一人称一視点で描写されています。 したがって、本作品の中の事実は事実上ほとんど不可能です。 つまり、ここに書かれている全てが記述者のうそ、ということもできるわけです。 あのような事実はなかった、あのような人物はいなかった、と考えることもできるわけです。 そのように判断すると、すべてがある人物の頭の中で作られた事実であり、わずかに地の文があるところだけが事実である、とすることができます。 なぜそのように考えられるか、というと、あの「人形」と描写されている物が、地の文では「少女」と描写されているからです。 または、あの「人形」という描写も記述者のうそである、とも判断できるわけです。 いずれにしても地の文はいわゆる神の視点、というものですから、事実と判断すべきものです。 したがって、あの「少女」は実在し、そう判断すると矛盾が生じるあの一人称の記述はうそ、ということになります。 あの部分がうそであれば、その他の部分全ての真実性が崩壊し、まるで「ドグラマグラ」のような迷宮に入ってしまいます。 このような解釈が正しいものかどうか。 「そして二人だけ〜」を読まれた方、教えて下さい。 |
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91. 99年07月02日 23時33分06秒 投稿:美夜 |
さとし様 「嵐の山荘もの」の定義について、まぎらわしい事書き込んじゃって ごめんなさい。 はい、「嵐の孤島もの」も「雪の山荘もの」も同じという事は、一応 理解しています(笑)。 ・・・しかし、桃源社の本が手に入りましょうか(笑)。 最近まで、その出版社が本当に存在していた事を、知らなかった私。 とっくにこの世に存在していないし(笑)。 でも、この設定って、たまに鼻につく事があるのは私だけでしょうか? |
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90. 99年07月02日 23時00分12秒 投稿:SHOW-T |
「大密室」(新潮社)買いました。 顔ぶれがいいですねえ。 こんな豪華なラインアップのアンソロジーって、そうはないのでは? どれから読もうか、考えるだけでも楽しい。 いくら密室があまり好きではないといっても、これはガシガシと読む しかありません。 特に進境著しい北森鴻氏と私の好きな作家ベスト5に入る恩田陸氏の 作品に期待しています。 (ちなみに、私の好きな作家ベスト5は 筒井康隆、山田正紀、中島らも、小林泰三、そして恩田陸の 各氏です−本当にミステリが好きなのか?−) それでは、では、では。 |
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以下はありません。 |
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