黒猫荘
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やわらかそうな本の上へでもすわってください
PLMS : mys011  
オーナー:砂時計 
床を埋めつくす積読本の山、山、山。
ドアからベッドへと続く一筋のケモノ道。
最後に掃除機をかけたのは何年前だっけ……(遠い目)。
そんなダメ人間の部屋へようこそ。


ちりばめられた伏線。すべてが一つにつながる最終回のカタルシス。
部屋主イチオシのドラマ『ミニモニ。でブレーメンの音楽隊』 DVD(全3巻) ゼティマより発売中。
※リンク先(公式サイト)の「来週のお話」は、その回をご覧になってから見たほうが、展開の意外性を損なわずに楽しめます。


第弾 吉野刑事狙撃  残弾 *発

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233. 2005年12月11日 18時25分44秒  投稿:砂時計 
「かっとばせー、トゥナイト2の、司ー会者」
こんにちは、砂時計です。

『このミステリーがすごい!2006年版』読了(興味のない部分は飛ばしましたが)。
いやー、面白かったわー、いろいろと。
鳥飼否宇『痙攣的』は購入決定。

ドラマ『アストロ球団』DVDの第三巻を視聴。
実在人物(川上・金田)の悪役としての描写や、超人技の実写での再現などは相変わらずの楽しさ(スカイラブ投法には笑った)。

ただ、第一巻を見た時点では巧く脚色していると思ったストーリーの流れの変更が、段々と足を引っ張ってドラマ全体の魅力を引き下げている感が。
これだったら、いっそ愚直なくらいに原作の筋運びをなぞったほうが、もっと面白くなったような気がします。

ところで、「超人誕生」のくだりでのセリフに、原作の内容を読み違えていると思しき表現がありました。これは、夏目房之介が著書『消えた魔球―熱血スポーツ漫画はいかにして燃えつきたか』の中で見せていたのと同じ間違い。
原作のその部分には、ある意味ミステリの意外性に通じる面白さがあったんですが、勘違いによってそれを味わえていない読者が、もしかしたら少なからず存在するのかなあ。

なお、それに関係したことで、以前「原作にあった後付け設定による不自然さ」なんてことを書きましたが、『アストロ球団メモリアル』(太田出版)の作者インタビューを読み返したところ、実は最初から意図されていたことだったという話が出ていました(不自然さは単に整合性を気にしないストーリー展開によるものだったのね)。
これは自分のミス(一度読んでるのに……杜撰なアタマです)。

■12/9・12/10の購入本

●『このミステリーがすごい!2006年版』 (宝島社)

●『メフィスト』小説現代1月増刊号
[61.195.154.102][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; .NET CLR 1.1.4322)]

232. 2005年12月09日 12時39分42秒  投稿:砂時計 
「うちの白ニャンコ、まだ生きてますよ!」
こんにちは、砂時計です。

SAMANAさま
いらっしゃいませ。

『エラリー・クイーン パーフェクトガイド』、自分は追加されたものがなくても買うつもりでしたが、そうでない人にとっては本当に「ななななんじゃそりゃあ〜(泣)!!」でしょうね。

今手元にないんですが、二つの短編はラジオドラマを小説化したものだったかな(まだザッと目を通しただけなんです)。

ムック本の文庫化という点の他に、文庫化の早さにも驚かされました。ちょうど一年なんですよね。
一年で文庫化といえば、結婚発表で話題の篠原涼子が主演の一月からの連続ドラマ『アンフェア』の原作、秦建日子『推理小説』(河出書房新社)も去年の12月刊行で今月文庫化(『ダ・ヴィンチ』で知りました)。
自分はミステリの映像化については「読んでから見る」タイプなので原作を買うかどうするか考えてたところだったんですが、慌てなくてよかったです。

書きこみ、どうもありがとうございました。

■12/8の購入本

・光文社文庫
●『ジャーロ傑作短編アンソロジー(3) 夜明けのフロスト クリスマス・ストーリー』 R・D・ウィングフィールド他 ●『ゼロの蜜月 新装版』 高木彬光 ●『アート偏愛 異形コレクション』 井上雅彦 監修 ●『いつもの道、ちがう角』 松尾由美 ●『横浜・修善寺0の交差 「修禅寺物語」殺人事件』 深谷忠記 ●『松山着18時15分の死者』 津村秀介 ●『浅見光彦のミステリー紀行 第9集 二十一世紀へ進化する作家』 内田康夫
[219.109.153.22][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.0)]

231. 2005年12月08日 22時16分20秒  投稿:SAMANA 
 [http://www.asahi-net.or.jp/~yu4m-nkns/index]

16号室SAMANAです〜。

『エラリー・クイーンPerfect Guide』の文庫化にはちょと驚きました。
ムック本の文庫化なんてのは、まずないだろうなぁと思っていたので買った
のに……。
しかも、

>・本邦初訳の短編「サソリの拇指紋の冒険」「チェリーニの盃の冒険」と
>エッセイ「クイーン好み」

ななななんじゃそりゃあ〜(泣)!!
タイトルに�猖糎鵜瓩箸弔�初訳が、ににににに2作も〜っ!!

…………たぶん、文庫買います。
でも、これで2短編がもしミステリじゃなかったら、もう号泣ものですね(爆)。

そいでは!!
[203.181.59.132][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322)]

230. 2005年12月08日 12時33分17秒  投稿:砂時計 
「実は弱く弱く当てる」
こんにちは、砂時計です。
前回の訂正。×『2005本格ミステリベスト10』→○『2006本格ミステリ・ベスト10』(一応書きこみ前に検索して確認したんですが、ある販売サイトの誤記を鵜呑みにしてしまいました)。

しかし、年間ベストテン選出の本に翌年度の年号を冠するという慣習には、どうしても違和感を覚えてしまいます。
「このミス」で、ある年からそうなったのが最初なのかな。
個人的には改めてほしいと思っていることなのですが。

■12/7の購入本

●『九杯目には早すぎる』 蒼井上鷹 (FUTABA NOVELS)

●『丑三つ時から夜明けまで』 大倉崇裕 (光文社)

●『NHK 知るを楽しむ(火)私のこだわり人物伝 12月 江戸川乱歩〜幻影城へようこそ [語り手]大槻ケンヂ/1月 山田風太郎〜大ウソが語る「真実」 [語り手]鹿島茂』 (NHK出版)――NHK教育テレビの番組テキスト。放送のほうは第一回を録画しましたが、まだ見ていません。

●『ダ・ヴィンチ』1月号
[219.109.153.22][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.0)]

229. 2005年12月07日 12時44分36秒  投稿:砂時計 
「あいつらが大人になって何処で会っても、変わらない徳川龍之介でいてやってくれ」
こんにちは、砂時計です。

昨日は本屋で『2005本格ミステリベスト10』を探したものの見つからず。その代わりというわけでもありませんが、ぶんか社文庫の『エラリー・クイーン パーフェクトガイド』があったので買ってきました。
一年前に出たムック『エラリー・クイーンPerfect Guide』の文庫化ですが、内容はそのままではないようで、終わりのほうに違いがまとめられています。

文庫版で追加されたもの
・本邦初訳の短編「サソリの拇指紋の冒険」「チェリーニの盃の冒険」とエッセイ「クイーン好み」
・芦辺拓「セルロイドの国の名探偵と仲間たち」(クイーン映画についての書き下ろしエッセイ)
・アンケートの天城一、有栖川有栖、笠井潔、光原百合の回答(そういえば一年前には「作家アンケートに有栖川有栖氏の名前がないのは残念」と書いたんだっけ)
・<海外諸氏のクイーン作品ベスト>のE・D・ホックとD・G・グリーンの選
・ムック版刊行後のクイーン情報
など

文庫版ではカットされたもの
・JETによる表紙イラスト
・アメコミ「荒れ狂う墓」
・作品ガイドに添えられたショート・コミック
・キャラクター名鑑や他の記事に添えられた描き下ろしイラスト
・日米英以外のクイーン本の書影を24点並べた「世界のクイーン本紹介」コーナー
など

テキスト重視なら文庫版ですが、どちらを選ぶかはお好み次第という感じでしょうか。

■12/6の購入本

●『エラリー・クイーン パーフェクトガイド』 飯城勇三&エラリー・クイーン・ファンクラブ (ぶんか社文庫)
・文春文庫
●『写楽百面相』 泡坂妻夫 ●『虹の家のアリス』 加納朋子――親本積読中。 ●『クリスマス・プレゼント』 ジェフリー・ディーヴァー――リンカーン・ライム物の表題作を含む16編収録の短編集。帯の惹句は「どんでん返し16連発」。そそります。 ●『無意識の証人』 ジャンリーコ・カロフィーリオ
[219.109.153.22][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.0)]

228. 2005年12月06日 12時40分45秒  投稿:砂時計 
「そこで第二の法則が役に立つんだよ。それは、正論除外の法則だ」
こんにちは、砂時計です。
前回の訂正。×『発掘!あるある大辞典』→○『発掘!あるある大辞典II』(<細かいヤツ)

 前に触れた二階堂黎人氏のサイトでの、東野圭吾『容疑者Xの献身』は本格ではないという氏の主張についてですが、更なる議論が展開されているようですね。
 一読者としても刺激されるものがあって面白いです。
 「本格の定義」をどう扱うかについては掲示板での我孫子武丸氏の書きこみで言い尽くされているように思うので、ここでは二階堂氏による定義を前提とした上で本当にこの作品が「本格」と呼べないのかということを考えてみます。

 二階堂氏によると、『《本格推理》とは、手がかりと伏線、証拠を基に論理的に解決される謎解き及び犯人当て小説である』というのが氏の考えだそうです。
 気になるのは、この中の「論理的に解決される」という部分の厳密性ですが、12/2の文章中の例を読むと、氏が「本格」に必要だと考えている「手がかり」とは必ずしも「唯一無二の解答」を導き出せるというようなガチガチのものでなければならないという訳ではなく、普通「伏線」と呼ばれている種類のものでもよいようで、これは割と多くの人が共有している認識に近いのではないかと思います。
 その上で氏は『容疑者Xの献身』を「読者に対する手がかりも証拠も充分でなく、読者はそれをけっして推理できない。よって、作者が真相であるとするものが最後に開示されるまで、読者は真相に到達し得ない。つまり、そういう結末の得られ方(作者からの与え方)は《捜査型の小説》であるから、《推理型の小説》ではない(=本格推理小説ではない)、ということなのである」と書かれているんですが、そこでちょっと首を傾げてしまいます。
 自分が読む限り、『容疑者Xの献身』は(氏の言葉を借りれば)「物語の途中に手がかりと証拠をこっそり埋め込」んでいる「本格」だからです。
 作中人物ではなく読者に向けられた手がかり(単なる描写だと思って読み流した読者が、謎の解明と共にそこに込められた意味に気づいてアッと思う類いのもの)もありますし、湯川が真相を見破るきっかけとなった複数のポイント(計画を成立させる上での必然として目立ってしまったこと)はトリックを指し示す手がかりといえるでしょう。
 これらは「本格」として必要充分な質量の手がかりだと自分には思えるのですが。
 それでも『容疑者Xの献身』は手がかりが不足していて「本格」とは呼べない、というのであれば、島田荘司『占星術殺人事件』も同じ理由で「本格」ではない、ということになるのではないでしょうか。

 例えば密室物で、トリックに使用された小道具が読者の前に投げ出され(手がかりのつもり)、名探偵がトリックを見破り、それを実行できた人物はAだからAが犯人と指摘する(論理のつもり)ような作品が「本格」であるのなら、『容疑者Xの献身』も立派な「本格」だというのが自分の考えです。
[219.109.153.22][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.0)]

227. 2005年12月05日 15時03分41秒  投稿:砂時計 
「イスラム教を教えてあげたら」
こんにちは、砂時計です。

ゆうべのフジテレビ『発掘!あるある大辞典』は背骨のゆがみについての話題だったんですが、その中で、『犬神家の一族』パロディのVTR「ゆがみ家の一族」なんてのが。
市川映画版の音楽が流れ、ゆがみ家の長女・松子、次女・竹子、三女・梅子、松子の長男・佐清(仮面は被ってない)それぞれの悩みに対して「犯人は背骨です」と指摘する金田一(?)。
ブーム時に作られた映画の浸透度を改めて感じました。

そのフジテレビで放映される『女王蜂』。
今回は横溝先生出ずっぱりみたいですね。

■12/3の購入本

●『100人の森博嗣』 森博嗣 (メディアファクトリー)――先月本屋で見かけていたけど、別の本の文庫化と勘違いして買っていませんでした(ま、親本は持ってるんですが、自分の場合「文庫版は別腹」なので)。この本の中にあるVシリーズの自作解説を読めるのはいつの日か(全作積読中なもので)。

●『モーダルな事象 桑潟幸一助教授のスタイリッシュな生活』 奥泉光 (文藝春秋 本格ミステリ・マスターズ)
●『落下する緑 永見緋太郎の事件簿』 田中啓文 (創元クライム・クラブ)
[219.109.153.22][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.0)]

225. 2005年12月02日 17時55分17秒  投稿:砂時計 
「インテリ、カッコ、一名除く、カッコとじる、失踪事件、ですね」
こんにちは、砂時計です。

12/6(火)から四週にわたって、NHK教育『知るを楽しむ 私のこだわり人物伝』で大槻ケンヂが江戸川乱歩を語る「−江戸川乱歩〜幻影城へようこそ−」が放映されます。これは見ておきたいなー。

脚本家で小説家でもある秦建日子氏が『週刊現代』で連載しているエッセイ「ハタんだらけの日々」を読んでいたら、『踊る大捜査線』等の本広克行監督が秦氏を誘って、高校生のロボット・コンテストを題材にした映画を作ろうとしたことがあり、秦氏も脚本を書いていたけれど、古厩智之監督の『ロボコン』の製作が進んでいることを知って断念したという話が載っていて、へえー、と思いました。
『そして誰もいなくなった』とエラリイ・クイーン、『刺青殺人事件』と横溝正史のことなどを連想。
個人的には、『ロボコン』は大好きな映画なので、こっちが先で良かったなー、という思いが。そういえば12/5(火)午後7:55からNHK BS2で放映されますね、『ロボコン』。

ミステリ・ドラマ(と敢えて書こう)『相棒』。一昨日の夜に放映されたエピソード「監禁」は、お遊び路線の快作で、バカ面白かったです。思わずゆうべも見返してしまいました。
今回脚本担当の古沢良太氏の前作とのリンクもあったりして(<ネットで他の人の感想を読んでいて初めて気づいた)、細かいところにも凝ってますなあ。
シリアスなエピソードもあれば、こういう話もあるのが『相棒』のいいところ。
2ndシーズンの「殺人晩餐会」と並ぶお気に入りになりました。
[219.109.153.22][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.0)]

224. 2005年11月30日 12時44分32秒  投稿:砂時計 
「それだとばあさんが余ってしまう」
こんにちは、砂時計です。

前の書きこみで触れた東野圭吾『容疑者Xの献身』の真相についての二階堂黎人氏の説ですが、実のところ、二階堂氏が本当にそれを「隠された真相」と考えているわけではないと思っています。
その前の文章の、『容疑者Xの献身』は本格推理小説ではない、なぜなら……という内容の主張を強調するために、あえて無理のある「別の真相」を持ち出したのではないかと。

「本格」の定義も人それぞれだなあ、と思います。
自分は「本格」という呼称を使うのが好きではなく(なので使うときはカギカッコでくくったりする)、「謎解き物」「謎解き小説」という呼び方のほうがしっくりくるんですが、それはそれとして自分の中では、

「理屈の快感」と「騙し絵の快感」のどちらか(あるいは両方)が、作品が呼び起こす感興の中の重要な部分を占めている小説。

が「本格」だったりします。

■11/28の購入本(前回の書き忘れ)

・新潮文庫
●『模倣犯』(一・二・三) 宮部みゆき ●『ぬしさまへ』 畠中恵 ●『4TEEN』 石田衣良 ●『博士の愛した数式』 小川洋子
[219.109.153.22][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.0)]

223. 2005年11月29日 12時31分34秒  投稿:砂時計 
「大部分……盗作(ニヤリ)」
こんにちは、砂時計です。

東野圭吾『容疑者Xの献身』の真相について、二階堂黎人氏が自身のサイトでユニークな説を披露されていますね(もちろんネタバレ回避のための反転で)。
おそらく、作者の東野氏も想定していなかった読み方ではないでしょうか。
北村薫『謎物語―あるいは物語の謎』の中の「解釈について」の章を思い出しました。

■11/26〜11/28の購入本

●『棟居刑事の殺人交差路』 森村誠一 (ハルキ文庫)
・中公文庫
●『ナ・バ・テア』 森博嗣 ●『魔性ホテル』 森村誠一

●『天城一傑作集2 島崎警部のアリバイ事件簿』 天城一 (日本評論社)――これまで書店で見かけなかったため未購入でしたが、やっと会えました。

●『ミステリマガジン』1月号――シャーロック・ホームズ特集にはジェフリー・ディーヴァーの短編も。「ミステリアス・ジャム・セッション」は恩田陸インタビュー。推理劇についての辻真先インタビューもあります。
[219.109.153.22][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.0)]

222. 2005年11月24日 12時59分02秒  投稿:砂時計 
「病気になったのは、不幸じゃないです。不便なだけ」
こんにちは、砂時計です。
前回の書きこみの訂正。
×「地図とミステリ」→○「ミステリと地図」
あと、「『誘拐の果実』 真保裕一」には「(上・下)」が抜けてました。

のりりんさま
いらっしゃいませ。

スペシャルでは、しゅうの件にケリがつくんでしょうね。
脚本の小山内さんも降板したことだし、シリーズが終わるにはある意味いい時期かも……という思いも少しあったりします。
ところで、『週刊少年マガジン』のインタビューで好きなマンガを聞かれ『名探偵コナン』と答える、そんな岩田さゆりが好き(そういや、まだ彼女が歌うエンディング・テーマ、聴いてないや)。

割と入手しやすい作品を選んだんだろうな、と思って読んでました。たしかに他にも地図の印象が強いミステリってありますね。
にしても、正体がわかってビックリ、ですよ。読み返して中西智明『消失!』が入っているのにニヤリ。

書きこみ、どうもありがとうございました。

さて、12/29・12/30の二日にわたって、クリスティー作品の翻案ドラマがNHKで放映されるようですね。情報は結構前から流れてたようですが、自分は今週の『ザテレビジョン』を読んで初めて知りました。
タイトルが『名探偵 赤富士鷹』。初日の原作が『ABC殺人事件』で、二日目の原作が『ゴルフ場殺人事件』(またビミョーなところを)だとか。
時代を原作に合わせた昭和11年の日本が舞台。名探偵としても有名な古書店主・赤富士鷹(あかふじ・たかし)には伊東四朗。
脚本や演出は誰なのかなあ。アニメ『名探偵ポワロとマープル』のNHKなので、あまり期待せずに待つとしますか。

石持浅海『月の扉』(カッパ・ノベルス)読了。
ハイジャックされた旅客機内で起こった不可能犯罪。ハイジャック犯の一人に頭の切れを見こまれ謎解きを強要された乗客の一人が推理を始める。
アイデアが勝ったプロット、登場人物のロジカルな会話など、初期の西村京太郎作品に近いものを感じました。
シチュエーションにこだわった「閉鎖ミステリ」としての魅力はさすが。

物語面では、これまでに読んだ石持作品同様、登場人物の思考や心理に共感できない部分がありました。なんとなく、「読者を引きずりこもうとしない、むしろ突き放すような作者の私的幻想」に付き合わされているような。それでいて、それがイヤじゃないという不思議な感じ。
この読者の感情移入を拒むようなところが、作者の力不足によるものなのか、それとも個性なのか、自分にはよくわかりません。あるいは、こんなふうに感じているのは自分だけなのかもしれませんが。
いずれにしても、気になる作家ではあります。

■11/20の購入本(追記)

●『IN★POCKET』11月号
[219.109.153.22][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.0)]

221. 2005年11月24日 11時34分58秒  投稿:のりりん 
 こんにちは。

 砂時計さん! 12月30日に、金八先生第七シリーズのスペシャルが放映されますよー。
 なんと、これでシリーズ最終回かもしれないです。

 撮りが始まったら、しゅうの家と土手の張り込みに行こうかと思っています。

 過去のスペシャル含めて全部一挙に再放送してくれないかな・・・。

 あと、発見されましたね。枚数のために涙を飲んで削除した作品が多数あります。あれ以来、地図や地形を扱うミステリに敏感に反応するようになりました。
[218.110.255.119][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1)]

220. 2005年11月22日 15時07分43秒  投稿:砂時計 
「あなたを逮捕します」
こんにちは、砂時計です。
おお、30号室に懐かしい文体の書きこみが。

SAMANAさま
いらっしゃいませ。

コロンボDVD、楽しまれたようで何よりです。
『二枚のドガの絵』は、見ている側の先入観をひっくり返してアッといわせる手際において『権力の墓穴』『野望の果て』と並ぶ傑作だと思います。
『ホリスター将軍のコレクション』は一度しか観たことがなくて、あまり印象に残ってないんですよね(自分はコロンボ・ファンとしては薄ーいほうなので)。DVDは持ってるので、機会があったらもう一度鑑賞しようかと思います。

『コロンボ』のノベライズ本は、台本を元に訳者が小説として膨らませている部分が多いので、ドラマと比べてみるのも一興かと(といいながら、自分は数えるほどしか読んでませんが)。
サラ・ブックス版と文庫版でも違いがあったりして、サラ・ブックス版『逆転の構図』と二見文庫版『死のポートレート』(<何でこんな改題したんだか)のそれぞれのラストでは、ある役割の人物の印象が正反対で面白いです。

『カリブ海殺人事件』(一番最初のサラ・ブックス版のタイトルは『謀殺のカルテ』)は、実際には映像化されなかったプロットを小説化した「幻のコロンボ作品」だったんですよね。のちに新シリーズで、このプロットを元に『華麗なる罠』が製作されましたが、最後の決め手が『カリブ海』とは違っていて、しかもそれがかなりダメダメな物でガッカリさせられました(『カリブ海』のが気に入ってただけに)。

個人的にノベライズ作品で思い入れがあるのがサラ・ブックス版『仮面の男』。
自分はドラマを見る以前に読んだんですが、伏線の張り方が絶妙で、読者がコロンボと同じ思考をたどって犯人のミスを指摘できるという「本格ミステリ」度の高いところが小説という形式に見事にハマってる感じを受けました。それに、ラストのジョークが忠実に訳されていて解りやすいのも高ポイント。ドラマの日本語吹き替えではちょっと意味がつかめないジョークになってたので。なので、文庫化された際にそのジョーク部分がサクッと削られたのは残念でした(そのかわりに「ドッグ行方不明」という文庫版オリジナルのくだりがあったのです)。

書きこみ、どうもありがとうございました。

■11/20・21の購入本

●『誘拐の果実』 真保裕一 (集英社文庫)
●『パズルゲーム☆はいすくーる』(12) 野間美由紀 (白泉社文庫)――解説は北森鴻。

●『本の窓』12月号――特集「平成の地図遊び」中の羽住典子「地図とミステリ」ではいろいろな「地図ミステリ」が取り上げられていて楽しいです。自分の場合、「地図ミステリ」と聞いて真っ先に思い浮かべるのはドラマ『特捜最前線』の「東京,殺人ゲーム地図」(脚本・長坂秀佳)だなあ。……とか思いながら1号室を覗いてみて「ええっ」と思い、慌てて「羽住典子」でググッてみる自分。全然知りませんでしたわー。
[219.109.153.22][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.0)]

219. 2005年11月21日 22時23分34秒  投稿:SAMANA 
 [http://www.asahi-net.or.jp/~yu4m-nkns/index]

16号室SAMANAです〜。

今さらの話ですが、今月初めに子どもがDVDを借りたいということで
家族でレンタルショップに。ついでということで私もおこぼれにあず
かり、刑事コロンボの『ホリスター将軍のコレクション』&『二枚の
ドガの絵』収録DVDを借り出し。

『二枚のドガの絵』は評判が良いだけあってかなり楽しめましたし、
私がネットでチェックした限りでは、評判の良くない『ホリスター
将軍のコレクション』も、シリーズ変化球として思いのほか楽しめ
たのが嬉しかったです。あれで一発ネタがもっと切れ味鋭かったら
『二枚のドガの絵』より楽しめたかも(笑)?

タイミングのいいことに、3年以上前に試しに買ってみた刑事コロン
ボのノベライズ『カリブ海殺人事件』(二見文庫)の読書順番がも
うそろそろ。小説で読むコロンボ作品がどんな味わいなのか、今か
ら楽しみであります(笑)。

そいでは!!
[211.132.45.149][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322)]

218. 2005年11月17日 17時26分42秒  投稿:砂時計 
「イカすレオタード・ギャルにな!」
こんにちは、砂時計です。

『トリック』を送り出したテレビ朝日の「金曜ナイトドラマ」枠で一月から放映される『時効警察(仮)』。
脚本・演出が映画『イン・ザ・プール』などの三木聡監督、他に園子温、岩松了、ケラリーノ・サンドロヴィッチと、映画畑・演劇畑で活躍している演出陣で、斬新な作りが期待できそう。
内容はというと、時効事件の資料を管理する県警の「時効管理部」勤務の主人公・霧山修一郎(オダギリジョー)が“趣味”で時効事件の謎を解き明かし、犯人に罪を“確認”する、というもの。
ミステリファンとしてもチェックしておきたい感じですね。

ミステリファンとしてもチェックしておきたいテレ朝のドラマといえば『相棒』。
ゆうべの「殺人ヒーター」は幾つもの傑作を生み出している櫻井武晴脚本の作品(もしかしたら今シーズンでは初登板かな?)。
プロット上の偶然の重なりが少し気になりはしましたが、フーダニットとしてきちんと手がかりも出されているし(ちょっと仁木悦子作品を思い出しました)、社会性のあるテーマと人間ドラマの部分が苦味のある余韻を残す仕上がりで、満足のいく出来でした。
シリアル・キラー物の前作と比べて地味な題材ですが、なかなかの秀作かと。

さて、このエピソード、途中でこんな謎の提示がありました。

「被害者は、残業帰りになぜ毎日違うタクシー会社のタクシーを利用していたのか?」

この謎は話のメイン部分というわけではなく、右京(水谷豊)の推理によってあっさり解答が示されるのですが、自分はアッといわされました。
魅力的な謎と、切れのある解決。この謎を中心に据えて短編ミステリが一編出来そうな気がします。

■11/16の購入本

●『幸福の軛』 清水義範 (幻冬舎文庫)――先月発売時にチェック洩れで買ってませんでした。惹句には「著者初の本格ミステリ」とありますね。
・講談社文庫
●『赤緑黒白』 森博嗣――親本積読中。 ●『分冊文庫版 鉄鼠の檻』(三・四) 京極夏彦 ●『法廷戦術』 姉小路祐 ●『黄金の石橋』 内田康夫――作中で、テレビドラマで浅見光彦役を演じている俳優・絵樹卓夫(モデルは榎木孝明。本書でも解説を書いてます)が登場。手がけた事件が作品世界の中で小説化されているという設定の名探偵はたくさんいますが、それが更にドラマになっているという設定となると、これ以外にあるでしょうか。
[219.109.153.22][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.0)]

217. 2005年11月16日 12時38分04秒  投稿:砂時計 
「亜也ねえのこと恥ずかしいと思うあんたの方が、よっぽど恥ずかしい!」
こんにちは、砂時計です。

レンタルDVDの新作の棚で、映画『ハサミ男』とドラマ『アストロ球団』第二巻のどちらを借りるか迷った結果、後者を選択。ミステリファンとして失格かもー。

で、その『アストロ』。
イイところは相変わらずイイんですが、ダメな部分も見えてきました。
やっぱり、ブラック球団戦を削ってその内容をロッテ戦に統合したことによる弊害がチラホラと。
その中でも、あれだけ苦労して身に付けた三段ドロップが何の役にも立っていないというのは展開上の大きなキズだと思います。ゲーム『ファイナルファンタジーII』の究極魔法アルテマなみ。
あと、球二の葛藤を膨らませるのはいいとして、能力をあまりにも低く設定し過ぎ。変化球が打てないって、そんなあーた。

球二の登場を球団結成発表後にすることで原作にあった後付け設定による不自然さを解消したり、遺体引き取りの件で大門絡みの伏線をさりげなく入れるなど、感心できる部分もあるだけに余計に惜しく感じられます。

それはそうと、石丸謙二郎演じる悪のカネやんはクセモノ臭ぷんぷんで素敵。最大の悪役・川上監督には、原作の無七志との対決に代わるような見せ場はあるのかしら。
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215. 2005年11月15日 17時30分36秒  投稿:砂時計 
「♪長生きするため生きている」
こんにちは、砂時計です。

のりりんさま
いらっしゃいませ。

>「花より男子」に金八先生第七シリーズの真佐人が出てますよ。
>クラスメイトの女の子役で佐藤めぐみも出てますよ。
>放映されてないかもしれないことに気づきました。ごめんなさい。

おお、『金八』第6シリーズと第7シリーズのOG・OB共演ですね。
お察しの通り、こちらでは未放映です。
『のだめカンタービレ』絡みのゴタゴタがあって急遽製作が決まった割には、今期のTBSのドラマの中で一番当たっているようですね(『ショムニ』と似たようなパターンだな)。

>岩田さゆりは自分の曲の作詞も手掛けてますね。
>みんなどんどん成長していきますなあ。

一番の出世頭は第5シリーズの明彦(亀梨和也)でしょうか。
『ごくせん』でブレイクしたと思ったら、じっちゃんの名にかけて謎を解いたり、野ブタ。をプロデュースしたりと忙しそう。

「とろ〜りクリームonプリン」のCMを見るたびに、「クリームかけに来て欲しいなぁ」と思うです。

書きこみ、どうもありがとうございました。

花井さま
いらっしゃいませ。おひさしぶりです!

最近お見かけしないので寂しく思っておりました。
また以前のような精力的な書きこみを期待しております。
そのうちお部屋にうかがうこともあるかと思いますので、その時はよろしくお願いします。

書きこみ、どうもありがとうございました。

■11/14の購入本

●『テレビドラマ 伝説の時代』 升本喜年 (扶桑社)――元松竹プロデューサーの著者が、テレビ部に配属されドラマを手がけるようになってからの悪戦苦闘の日々を綴った本。『大空港』(<鶴田浩二、緒形拳、中村雅俊、田中邦衛他が出演していた刑事ドラマ)『87分署シリーズ 裸の街』の製作の裏側が書かれた後半部分目当てで購入(で、ひとまずそこだけ読みました)。『大空港』については特にページ数が費やされているんですが、いやあ、視聴者には窺い知れない苦労が色々とあったんだなあ。ところで、同番組で片平なぎさ演じる刑事が「殉職」という形で番組を去ったという内容の記述があるんですが、これはたぶん著者の記憶違いで、実際は「海外への出向」だったかと。のちに、最終二話の犯人グループと空港特捜部の壮絶な闘いの中で、出向先の彼女も爆殺されたんですよね、たしか。『87分署シリーズ 裸の街』については、エド・マクベインに支払う金を抑えるための原作使用エピソードとオリジナルのエピソードの配分の話なんかが面白かったです。
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214. 2005年11月15日 16時34分12秒  投稿:花井圭太 
20号室の花井です。

以前は、いらしていただいたところで消滅してしまいました。
別に、もう、お忘れだった(笑)とはおもいますが、
また、復活しましたので、
たまには、相手してやってくださいませ。

それでは。
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213. 2005年11月15日 01時24分55秒  投稿:のりりん 
 砂時計さん! 「花より男子」に金八先生第七シリーズの真佐人が出てますよ。主人公の女の子はキッズウォーに出てた女の子ですね。すっごい可愛くて毎週楽しみにしています。クラスメイトの女の子役で佐藤めぐみも出てますよ。
 
 と書き込みしたところで。放映されてないかもしれないことに気づきました。ごめんなさい。

 あと、全く関係ないですが、岩田さゆりは自分の曲の作詞も手掛けてますね。みんなどんどん成長していきますなあ。
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212. 2005年11月14日 15時04分58秒  投稿:砂時計 
「医者は君だ。君が助けたんだ」
こんにちは、砂時計です。

石持浅海『セリヌンティウスの舟』(カッパ・ノベルス)読了。
荒れた海からの生還によって深い絆で結ばれたダイビング仲間六人。彼らが集まった夜に、一人が毒を飲み死ぬ。四十九日の日に再び集まった残りの五人が、彼女の自殺を見つめ直すうちに浮かび上がってきた不審。「信じる」ための謎解きが始まる――。

個人的に、キーポイントとなる「×××は何故××××いたのか」という点に前段階の仮定を覆さなければならないほどの不自然さを感じることができなかったため、そこから強い疑惑が生じるという展開に納得することができず、今一つ乗りきれないまま読み進めることになったのが残念でした。
とはいえ、作品固有の人間関係の中で、事件解決以外の目的での論理の応酬が物語を支配する作品世界は、やはり魅力的。

十代の頃に都筑道夫作品を読んで、登場人物が揃いも揃って知性的なところに嘘くささを感じてしまい、それゆえの反発を覚えていたことがありました。後になって、それが都筑作品の味であり粋であって、そんなところに「リアル」を求めるのは間違いだと思うようになりましたが。
肌触りは全く違いますが、石持作品の登場人物にも同じようなことを感じます。
佐野洋が『推理日記』で石持作品を取り上げていたのも、形式へのチャレンジだけでなく、そこらへんで共鳴するものがあったからかも、なんて思ってみたり。

■11/11の購入本

●『江戸川乱歩全集 <第3巻> 陰獣』 (光文社文庫)

●『月の扉』 石持浅海 (カッパ・ノベルス)――文庫化待ちのつもりだったけど、すぐにでも読みたくなってしまい購入。

●『本の雑誌』12月号――特集「立ち読みの研究」を興味深く読みました。自分の場合は「絶対に立ち読みの痕を本に付けない」というのがポリシー。『週刊TVガイド』のような大判で薄い雑誌であっても一切跡を残さないように心がけています(って、偉そうにいうことでもないですけど)。
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