クレー射撃 








日本の許可銃で最もポピュラーな射撃。
それは、「クレー射撃」なのだ!

ショットガンを持っている人ならば、誰もが楽しむ事が
出来ちゃうのがクレー射撃のイイトコなのよ。

それこそ、ボルトアクションだろうが、オートだろうが、
ポンプアクションだろうが、シングルショットだろうが。
ワタシの場合クレーを撃ったりする時は、村田銃を使った
りもしているのだ〜!
ほれ、写真の一番長いヤツね。

とにかく、散弾を使用して飛び出るクレーを撃破する。
これがまた、簡単そうで簡単じゃ〜ないのよね・・・。
ま、簡単だったらオリンピック種目にならないしね。




   「サンダン」と聞くと、知らない人の想像力はスゴい。
   「なに、3段?」、3段階でタマが出るの?
   「むむ、3弾?」、引き金を引くと3発タマが出るの?
   「ななな、算段?」、何かややこしい仕掛けの鉄砲なの?
   「おぉぉ、三段重?」、おせち料理なの?
   と、ここまで涙ぐましい解釈の人はいないと思うが・・。 

   ベテランの皆様には説明するまでもないが、これからって
   方々の為に説明しちゃおう・・・と思ったけど、゙GUNS゙でも
   説明してるのでここでは端折る事にする。
   そう、大人になると楽チンを覚えるのだ!
 
   ちなみにワタシが最初に覚えた楽チンな端折る言葉は
   「以下同文」なのだ!
   表彰とかもらう時、大人は何て便利な言葉を使うのだろう
   とガキ心に関心したモンだ。
 









 



  
「クレー射撃かぁ〜。タマって高いんでしょ?」
銃と無関係な人は、そんな質問をしてくる事が結構多い。
話したくてウズウズしてる我々にとっては、まさに
「待ってました!」って言う質問なのだ。

タマにもよるし、レートの変化や原油価格の影響とかにもよる
けど、一発あたり安くて¥30台、〜高くて¥50弱ってのが一般的
な価格じゃないかと思う。
写真のフィォッキは、ワタシの経験では安い時は一箱(25発入り)
¥700くらいで、高い時は一箱¥1000くらいだった気がする。

競技などで使用するには指定のタマじゃないとダメだったりする
らしいが、遊びで撃つ人なら安いタマが良いのだ!
ワタシはこのイタリアンなフィォッキがお気に入りだったりする。
何故かって!?
・・そりゃ、イタリアンな香りがするからさ。ウソ。慣れてるだけ。







 
それでも、初めてショットガンを所持した銃好きな人なんかは
色んなタマを試してみたりするモンだ。
ワタシも今までを振り返れば、色んなメーカーのを試してみた。

そんな中でもハズせないのが、"Remington"だろうね。
レミントン、それは誰もが通る道なのかもしれない。
何故!? そりゃ、ア〜タ、日本じゃ有名だからでしょ。
物心ついたガキの頃から、オモチャでもレミントンは有名だし。

でも国内で流通しているのは、国産のレミントンが多いんだよね。
狩猟用装弾なんかは、アメリカ製も多く入って来てるけど、
多くはライセンス生産の日本製なのよ。

それ以前に、メーカー名だけが違う、他社のレミモドキも見たり
する事もあるのだ。
・・・いや、レミがモドキなのかもしんないが。




  WinchesterのAA。 通称"ダブル・エー"。
  色んな競技会なんかでも正式になってるタマだ。
  ただ、若干お高めなのよね。
  安いタマから見ると、1〜3割ほど高い高級品なのだ。
  ワタシもたまに使うが、アタシなんかが撃ってみても
  違いの分からない男になってしまうのだ。

  でもこのシェル、つまり薬莢は、スラッグのリロードに
  凝ってるシューターに重宝がられたりする。
  ケースの肉厚が先っポに行くに従って薄くなってる。
  スラッグをリロードし易く、径の大きい弾頭も使い易いから
  精度を目指したスラッグシューターは好むらしい。
  アタシゃ、レミントンのケース派だけどね。













 
クレーを撃つ人で、"クレー"その物を良く見た事がないって人は
いないと思うけど、いるかもしんないので写真を載せてみた。

射撃場でバンバン撃ってるクレーでハトのマーク。
まさに、"クレー・ピジョン"だ。
確かこれはフィンランド製だったと思う。
射撃場によっては、モチロン国産のクレーも使っている。
どっちがいいのって?
そんなん、どっちだっていいのだ。

写真のは良く見るオレンジのクレーだけど、まだ白のクレーを
使ってるトコもあるんじゃないかと思う。
白いクレーって、景色に同化しちゃって見ヅラいのよね。
同化しちゃったら、「どうかしちゃったか!」と思うでしょ?








 
オレンジや白と言っても、クレーの内側は決まって黒い。
政治家と同じで、見ただけじゃ中が黒いのが解んないのだ。

クレーの材質はと言うと、陶器とは違う気がすると思ったら、
何かの素材を高圧で圧縮して作られていると聞いた事がある。
金額にしても一枚あたり¥40〜¥50ってトコなので、安っちい素材
に違いはない。
たまに間に合わせの灰皿に使ってる人もいるけど、熱の不均一な
かかり方で割れる場合があるので注意しよう。

競技などでオレンジの煙が出るクレーがあるけど、それは写真の
皿の底の丸い部分に粉が仕込んであるだけだ。
でもその粉、手とか服に付くと落ち難いから、もし貰ったとしても
家の中じゃあまりいじんない方がいいよ。
・・・大変だったんだから、アタシんち。



 
  こうしてタバコの箱と並べると、以外に小さいでしょ?

  何?古い"PMスーパーライト"の箱はなんだって?
  あのね、ここんトコね、周りに対してアタシゃタバコを止め
  てる事になってるからね、新しいタバコのパッケージだと
  ウマくない大人の事情があるから古い画像を使ってるの。

  でもどうしてこんな小さい物に当たるのに、キジとかデカい
  ヤツに当たんないのか考えると落ち込んだりする・・・。
  そう言っても、このクレー、25枚撃ってアタシゃ最高で
  24枚しか撃墜した事がないのだ!
  満射、つまり25枚中25枚のスコアをいつかは出して
  みたいんだけどね〜。 ・・・楽しみはとっとくのだ。











それにしてもクレーって、いかにも"皿"だよね。
でも、皿の形じゃないのが存在するのって知ってる?
それは、"クレー・ラビット?"なのだ。
地面を転がり、ジャンプするクレーなのだ。

ラビットと言って、転がるクレーを撃つ競技で、それ用のクレー
の断面は、写真の黄色で描いた形なのだ。
でもって、これが割れ難いのよ〜!
この競技、9号散弾を使うんだけど、4〜5粒当たっても割れな
い事もあったりするメゲちゃう競技なのだ。

写真のCDは大きさ比較の為だけど、ラビットのクレーと空中を
飛ぶクレーは大きさ自体は同じなのだ。



  ほれ、これ、5粒は当たってるのに割れてないでしょ。
  前にワタシがラビットを撃った時に、コイツが割れなかっ
  たのでお土産に持ち帰ったヤツなのだ。

  クレーって、2つの大きな使命があるから大変だ。
  それは、すぐに割れちゃったら困る。 
  だけど、すぐに割れなくても困っちゃうのだ。

  射撃場でクレーを投げたりして遊んでみると、10メートル
  先の地面に落下しても割れない事が結構ある
  でも、射撃の時に遠くまで飛んだクレーが1〜2粒の散弾
  の命中で割れてくれたりする。
  我々の知らないトコで、クレーも進化してるのかな?







Guns , Shooting and Hunting website GUN HORSE