誤解?誤認? | - 2013/05/07
- 今まで疑問に思ってきた事に、どうにもこうにも口を出さずにはいられなくなってきました。
我々の業界、と言っても銃砲所持者だけではなく、銃に興味のある非所持者を含めた事です。 何に怒ってるかって、そりゃ〜、ありもしない法律を勝手に既存の法であるかのごとく、まるで専門家のように知ったかぶってトンチンカンな事を言いふらすヤツですよ。
誤解の一つとして、「ピストルグリップは銃刀法違反」というもの。 そんな法律ありません。 ・・銃刀法のドコを見ても、そんな法律インチキです。 別に、AR15の独立グリップやその他独立グリップを持つ銃であっても、全く普通に許可されていますし、違法性は全くありません。
そして、バヨネットラグは違反というガセ。 "銃剣"は所持が禁止されています。 なので、銃剣を持ってないんだから、銃にラグがあろうとなかろうと、全くもって違反の要件には当てはまりません。
バイポッドは違反!? ・・・・そんな法律ありません。 気の利いたライフルを持ってる人は、み〜〜〜んなバイポッドを使って射撃場で撃ってますし、違反だとかトンチンカンな事を言う警官を私は一人も知りません。
大型弾倉は禁止? ・・・散弾銃は弾倉に2発まで、ライフルは5発まで、それ以上入るのならば違反になりますが、仮に弾倉が5メートルあるライフルでも、5発以下の装弾数であれば合法です。 どっかのバカが、マガジンの装弾数規制用のプラグを抜いて違反をしてくれたおかげで、装弾数オーバーが違反ではなく、大型マガジンが違反だと勝手な法律に仕上がりました。
軍用銃の模倣は所持禁止。 ・・・・これは、その通りなんです。 が、考えてみましょう。 軍用銃の定義って、実に曖昧でいい加減です。 しかも、銃砲刀剣類所持等取締法に明確に記載されている訳ではありません。 そこで、普通に考えてみましょう。 民間用として、販売されているスポーターライフルやショットガン、これは民間用が存在する以上は軍用銃ではありません。 かつて、日本はAR180(AR18の民間・警察用)を海外に輸出もしてました。 つまりこれは、見た目は軍用銃に似ていても、全く民間用として機能も用途も限られたものなんです。 ほら、日本は外国に武器を輸出しちゃダメなんだから・・・。
そこで私が思う今時の"軍用銃"の定義とは? これは、銃なんて軍用って言えば何だって軍用に使えちゃうので難しいトコだけど、・・こうだ。 「フルオートで、日本の銃刀法に合致しない銃」 ど〜だ、分かり易いでしょ。
本来は、銃に関しては銃刀法に合致しない以外のトコを理由に許可がされないのであれば弁護士チームと共にお話をしなければならない。 でも、我々も変人じゃないから、警察とはもちつもたれつでやっていますよね。 だから、通達とかで「今はこんな感じのは許可が出にくいんですぅ・・」と言われれば、仕方なく時間が過ぎるのを耐えるしかない。
通達とかで、それを明示してくれれば何とか納得できる。 ただ、根拠が明らかでないのにあたかも所持が禁止されてるような言い方や、人から聞いただけで自分で一つもちゃんと調べもしないで、ウケウリだけで勝手に違反とか言ってる人に関してはいい加減にしてもらいたい。
そして所持許可者同士、下らない事で誰かの銃を批判したところで同じ穴のムジナ。 明日はわが身、自分で自分の首を絞める事に気付いてもらいたい。
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