上州街道は、介護保険の要介護認定等におけるコンピューター一次判定をエミュレートするアプリケーションです。現在、このサイトで公開しているバージョンは、名称の如何によらず、すべて2009年4月以降の判定基準に基づいて動作しています。
旧制度との移行期に相当するここ数ヶ月(2009年4月からの数ヶ月)に関しては、旧一次判定との徹底的な比較が行われべきであると考えます。上州街道2006→2009はそのような意図で作成されており、入力フォームは基本的に旧制度のものを踏襲していますが、実際の判定は新基準に基づいて動作します。特に、介護認定審査委員の方にご試用いただき、改定の中身を実感していただきたいと考えます。次の資料もあわせてご参照ください。一次判定結果・新旧比較表 なお、新制度下での本格的な一次判定エミュレートには上州街道2009をご利用ください。
当面、Windows版のみの公開となります。ダウンロードしたアーカイブを適当なフォルダに展開すれば、インストールは終了です。レジストリは使用しておりませんが、実行ファイルのあるフォルダに設定ファイルが作成され、最低限の設定(ウィンドウの位置とサイズ程度)は保存されます。アンインストールはこれらのファイルを丸ごと削除すれば終了です。これまでの上州街道シリーズと異なり、ケースごとに保存ファイルを作るため、専用のフォルダに展開し、さらにデータ用のフォルダを作成することをお勧めします。
開発には、Borland C++Builder5を使用しています。処理系に多くを期待しない作りとなっているため、Windows95以降のマシンであれば動作可能と思います。ただし、入力フォームが比較的大きい(1024x768)ため、それなりの画面解像度がないと快適には使用できません。
使用方法は、特に解説の必要はないでしょう。必要項目を入力していくと、リアルタイムで勝手に審査判定します。入力がなければ、調査票の最初の選択肢(「ない」とか「できる」「自立」など)が選択されているものと解釈されます。これは、介護認定審査会資料の書式に倣ったものです。TAB⇔Shift+TABでの項目間移動に対応、Delキーで全項目一斉クリアとなります。
4月9日pm7:00にマイナーチェンジしました。「BOR何とか.DLLが見つかりません」等で起動できなかった皆様、お手数ですが再ダウンロードをお願いします。