岩櫃山の12ヶ月(1)

  

岩櫃山とは

 岩櫃山は、吾妻郡の東部に位置する吾妻町にある山です。そして、古中之条湖の水が引くことによってできた中之条盆地を囲む山々の一つとなっています。
 標高は802mで、山の南面は切り立った岩峰群から成り立っています。そして、戦国時代には典型的な山城が造られ、真田氏がその城を治めていたこともありました。
 現在は、山のふもとに城址が多少残っている程度ですが、標高が低くて登りやすい割に独特な岩峰であることなどから、今でも登山客が後を絶ちません。
 こんな岩櫃山の南面を、吾妻川を隔てた場所から、1年間撮影をしていくことにしました。

 

2001年
 4月7日

 まだまだ芽吹きの気配さえもありません。

2001年
 4月28日

 そろそろ山の木々の葉が芽生えて「もこもこ」した感じになってきました。

2001年
 5月4日

 だいぶ「もこもこ」感が強くなってきました。
 


「もこもこ」のクローズアップ


2001年
 5月11日

 たった数日たっただけですが、木々の緑色が一様になってきて、「もこもこ」感がなくなってきました。

2001年
 5月19日

 もう木々の色が緑一色になってしまいました。

2001年
 6月10日

 雹が降った直後の岩櫃山。まだ雲がかかっています。木々の緑は、ほぼ一様になってしまいました。

2001年
 6月26日

 梅雨の中休みの暑い日です。大気中に水蒸気がたくさんあり、岩櫃山がぼやけて見えます。

その2へ→