ギンリョウソウの群落

  

 ギンリョウソウは、イチヤクソウ科の腐生植物です。地中に生える菌類に寄生して全ての養分をそこから得るので、鱗片葉しかなく、葉緑素がなくて全身にが真っ白です。ただ、地下の部分は真っ黒の球状になっていて、そこで菌類に寄生しています。(あ、その写真を撮るのを忘れた。後悔先に立たず・・・・)

 

 6月、父が私に、ギンリョウソウの群落があることを教えてくれました。夕方でしたがさっそく行ってみると、文字通りあたり一面に、ギンリョウソウが生えていました。その数、約150。どうしてこんなに生えたのでしょうか? 地下一面に菌が広がっているということですが、なぜそんなに広がったのでしょう。何かの死体がたくさん埋まっていたりして・・・・ 
 どんどん暗さを増している夕方、真っ白のギンリョウソウの大群は、なかなか不気味な眺めでした。


白いのが、すべてギンリョウソウです。


こんな感じで、延々と広がっているのです。

 1つ1つを見てみると、色々な段階の個体が見られました。


地面から伸びだしたところ。


ちょうど満開(?)


花の終り。