フクジュソウの花の変化

  

 

 フクジュソウは、キンポウゲ科の草本で、早春に黄色い花を咲かせます。春を告げる花として園芸品をよく見かけますが、山あいの南向きの斜面などにも見かけることがあります。今年は、その群落を何ヶ所か見て回りました。そこで、フクジュソウの花が咲いてから花弁が落ちるまでを、ある群落の中で追ってみました。

 


まだがく片が見えはじめたばかりです


中が覗けます


まだ雄蕊も雌蕊も熟していません


雄蕊が開葯しはじめました


花被が開ききり、その上に花粉が落ちています


葯がしおれ、雌蕊が成熟をしてきます


花弁が落ち始めました


子房が果実に向かって成熟を始めました