アサザの開花

  

アサザについて

 アサザはミツガシワ科の植物で、ため池などに群生をしています。地下茎が水底を横に伸び、そこから茎が水面に伸びて円形の葉を浮かべます。そして、6〜9月に、黄色い花を水上に咲かせます。

 

アサザの開花の様子

 種類を調べるために水槽に植えておいたアサザが、水面上につぼみを出し、花を咲かせはじめました。でも、その花が咲いていく様をじかに見られるとは思ってもいませんでした。


アサザのつぼみ


2001年9月7日

9 時 4 7 分

 ふと見た水槽で、ちょうど花が咲き始めているのを見つけました。(もう少し早く気づけば良かったのですが・・・・)

9 時 5 4 分

 7分後、花の中心部分が見えてきました。目で見ていても、花弁が開いていく様子がわかるようです。

1 0 時 8 分

 花弁がかなり開きました。これから、花弁の周囲の細かく裂けた部分が開いていきます。

1 0 時 1 4 分

 とうとう完全に開ききりました。気づいてから27分後のことです。開花の様子をずっと見ていたのは今回が初めてでした。本当に、花弁が開いていくのが見ていてわかるのですね。

1 8 時 1 5 分

 帰り際、もう1度水槽をのぞいてみました。すると、アサザの花はしぼもうとするところでした。
 この後、もう1度開花の様子を見てみようと気をつけていたのですが、残念ながら運に恵まれませんでした。