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耳の聞こえにくい方々に配布した説教原稿です。
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<小鮒 實(こぶな みのる)牧師紹介>
 1950年、群馬県前橋市生まれ。前橋工業高校卒業後、就職。その後、同志社大学神学部、同大学院神学研究科修了後、倉敷教会、五泉教会、函館千歳教会、渋川教会、行田教会、石巻栄光教会と歴任。2013年4月、燕教会・三条教会の牧師になりました。
 自己紹介では、よく“ふるさと”の歌に「兎追いしかの山、小鮒(こぶな)釣りしかの川」とありますが、あの『小鮒』です。大鮒ではありませんので、形(ナリ)も小さいですが、ヒゲがあります。(普通フナにはヒゲがありません!)なんて紹介しています。

 
私は、東日本大震災の被災地『石巻』から新潟に来ました。“あのとき”のことが今でもフラッシュバックして涙が止まらなくなることがあります。また、怒りっぽくなったり、何もしたくない症候群に見舞われたりもしています。
 震災後、ボランティアの受入、瓦礫処理、救援物資の受入・配布、諸工事、事務処理等、忙しく過ごして来ました。でも、人間の頑張りには限界があります。そんな時『少し、休んだらいいよ』という声を聞きました。
 私も妻も疲れ果て(精神的にも肉体的にも)、休む時も必要であると判断し、被災地をあとにしました。(後ろ髪を引かれる思いで)
 少しゆっくりできるかなと思いきや、二つの教会(燕教会と三条教会)をかけ持ち。この「説教集」は燕教会と三条教会でお話させていただいたものです。
 2016年3月、体調を崩し隠退教師に。なお、2018年1月に「胃ガン」の手術、同年5月には「腸閉塞」の手術をし、二度もお腹を切りましたので体力は最低に。現在、リハビリに精を出しています。
 なんとか古稀を迎えることが出来ましたが、いつまで生きられるか。それこそ「神のみぞ知る」です。「神の御心のままに(定命)。思い煩うことなかれ」で日々過ごしています。