上毛新聞 2010・7・14(水)

●「上州の妖怪」挿絵展
県内各地に伝承される妖怪を描いた真下さん
 前橋市南町の民俗研究家、酒井正保さんが県内各地で民話として伝承される妖怪についてまとめた「民話が語る上州の妖怪」の出版を記念した挿絵展が25日まで、高崎市上里見町の戸田書店榛名店でが開かれている。

 挿絵の原画を描いたのは前橋市小相木町のデザイナー、真下博さん(55)。都内のデザイン専門学校を卒業し、就職した広告代理店で書や墨絵を独学で学んだ。現在は県内の印刷会社に勤める。

 会場には、80点の挿絵の中から、えりすぐりの20点を展示。酒井さんの原稿を読みイメージを膨らませて墨と毛筆で描いたという鬼婆や天狗(てんぐ)、大男といった雰囲気あふれる妖怪たちが描かれている。

 真下さんが酒井さんの著書に挿絵を描くのは、「民話・上州の笑い話と怖い話」「ぐんまの伝承わらべうた」に続き3回目。

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