□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ ===== 商売.笑売.盛売 勝売 それとも少売シリーズ === 【自分の歩いて来た 商売 千思万考】    □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ GNO の 中村憲司です 七回目の 巳年のスタート 十一話 最近は 普段に 着物を着る女性が 居なく成りましたが   着物の 着付をする前には 襟綴じと言って  半襟を 着物に 綴じますが その場合も  全く 年齢を無視し 季節を無視し 立場を無視し 基礎の無い 感性と言う名の元に 何でも有りの 凄い色の半襟を 使う方が  居ますが  プロとして  そんな 簡単な事すら アドバイス 出来ない事は 悲しい事です 相手は お茶や お花 踊りに 精通して居て  歌舞伎や 芸能関係の方かも 知れないのに もしくは 旧家の 厳格な 仕来たりの中で 育った方達かも知れないし 商売の 相手は どれ程の 知識や 経験をして居るか 分かりませんし 常に どんな事柄にも 上には上が 居ると言う事ですよね 旧家と 言えば 思い出すのは 何年か前の事ですが  有る旧家の  1人娘さんに 私が 紹介した 男性が居ました 娘さんの家は 大地主で 大きな会社も経営して居る 地元の 名士で 旧家で  仕来たりが 凄く 全てに対して 所作が 五月蠅い 家でしたが 初めて  男性を 連れて行った時 三十一歳に成る男性でしたが 私も 知らなかったのですが  その男性は  没落して 現在は 決して 裕福な 暮らしをしているとは思えない  家と 生活でしたが   世が世で有れば 松平家の 流れをくむ 御殿様の 末裔で  子供の頃から 親の 仕付けが 厳しく育てられたらしく 私と その男性が 通されたのは 旧家の 立派な床の間の 部屋で 男性は 主人に 背を向けて 先ず 床の間に 向かって 正座するのです  こいつ  馬鹿かと 思って居た 私が 馬鹿でした 私が 日頃 お付き合いして居る 方達は 全員が 普通の生活して居る  方達ですから 床の間に  通されたら 始めに 床の間に向かって 正座して 掛け軸や 花が活けて有る 花卉など 一通り 見てから 向き直り 掛け軸や 飾り物を 誉め それから 挨拶の口上を述べるのが 正式な 所作と その時 初めて 知りまして  何とも  恥かしい 思いを した事は 忘れられない 出来事でした 私が常日頃 お付き合いして居る 方達は 立派な 床の間付の部屋に通される 事は 余り 有りませんし 床の間が もし有ったとしても 季節ごとに 架け替える 掛け軸のある家は 少ないと 思います 親分と慕う  読売の 前田さんの家は  床の間に 季節ごとに 掛け軸を変えるし 三人姉妹は 学校の先生に成った  長女 獣医師に成って県職の 次女 薬剤師に成って居る  三女 の三姉妹ですが 私が 親分の家には 何百回行ったか 分かりませんが  三姉妹が 部屋に入る時は 私が居たら 必ず 廊下に 正座して 三つ指着いて 御挨拶してから 入って来ましたし お茶の 入れ方 出し方は 私が 松竹撮影所で  師匠に  五月蠅く指導されて居た 手順と 同じ入れ方で お茶を 出して抱きましたが   掛け軸が 季節ごとに 変わるのは 群馬トヨペットの 大山さんの家です  門は 重要文化財の 門が有る 旧家で 凄い床の間が有り 掛け軸も  掛ってました    二軒くらいしか  正式な床の間に 客を通す 部屋が有る家に 行った事が 無いと言う  恥かしい 私です 正式な 床の間に通された時の 挨拶は その時 初めて知りましたが 旧家の 方達は 紹介した方が  始めの  挨拶から 正式な 挨拶が 出来る男性と 気に入り ご両親が 良い方を 紹介し頂いてと べた褒めで 私の顔も 立ちました その後 旧家の 大地主の 娘さんと 結婚して 今では 大会社の社長ですが 三十台半ばで 一気に 大会社の社長に 上り詰めた為に  義父が 築いた事から 逃げる事が 出来ずに 悩んでました 一介の サラリーマンだった 男が  結婚した相手が  大会社の 一人娘で 会社を引き継ぐ事に成ったのですが 引き継いだ 会社が 余りに 大きい為に 自分を頂点として 会社を動かし 次に進む事が 出来ずに悩んでました 私の様な小商人は 例え  日日の 小さな商売で  ほんの 小さな事でも 成功したら 幸せと感じたり 朝日が昇る事も 夕日で沈み 夜が来る事も 家族と 食事が 出来る事にも 孫の 太一君の 笑顔だけでも 手足目鼻が 動き使える事も 何しろ 全ての事が 今は感謝の 気持ちで 一日を生きてますし 私の体は  ポンコツで 傷だらけで 欠陥だらけの 体ですが  心臓も  肝臓も  腎臓も  目も 耳も 七十年以上 使ったら あちこちに ガタが来るのに  今現在も  私の心臓は 三十年前の 18時間に及ぶ心臓の手術で その時から 私の 心臓は 三分の一 止まって居るのに 手術から 三十年以上も 健気に 頑張って 心臓は 動いてくれてますが  その話は 七回目の 巳年のスタート 十二話 に続けます ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 以前の 物お読みになります場合のバックナンバーは  http://www3.wind.ne.jp/~temis/ml/cgmmm.cgi _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/Temis Network_/_/_/_/_/ 【商売・笑売・盛売 製作】中村憲司 temis@mail.wind.ne.jp