□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ ===== 商売.笑売.盛売 勝売 それとも少売シリーズ === 【自分の歩いて来た 商売 千思万考】    □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ GNO の 中村憲司です 松竹撮影所の 時代考証の 資料室には 沢山の 面白い 資料が 沢山 有った中で 時代劇の 女性の 年齢表現と 言う 資料の中から 抜粋して 昔の 女性は 着物で 下着は 腰巻が下着ですが 腰巻の 色一つで 女性の 年齢を 表わしてます 子供の頃は 薄い 桃色の 腰巻で  成人女性の 証として 生理が 始まると 御赤飯を炊いて 鯛の尾頭付きで 大人に成った事を お祝いを いたしました その時から 汚れが 目立たない様にと 真っ赤な 腰巻に 変わるのです  江戸時代の 大奥は 三十歳位に成ると 御褥御断り(おしとねおことわり)と言って 御台所も 側室 も将軍と寝室を共にすることを ご辞退申し上げた 御褥御断り(おしとねおことわり) その時から 腰巻は 白に 変わりました その事が 江戸町民の 間に 御宿下がりした 女中たちから 広まり 江戸町民の間では 日本髪の 髷に飾る 鹿の子や 手柄に 引き継がれて 行きました 髪型も子供の頃は  稚児輪髷  ↓  桃割れ   ↓ 銀杏返し   ↓ 乙女島田   ↓ 高島田   ↓ 丸髷  と髪型が 変形して行ったのです 稚児輪髷は 始めは 男の子の髷で 牛若丸が 五条の大橋で 弁慶と 戦った時の 髪形と言ったら 分かりますか  その後 女の子の 髪型に成り 七五三の祝いには 稚児輪髷が 主流の時代が 有りましたが その後 鬢付け油を 使わないで 日本髪風に 結い上げる 新日本髪と成り 現代の 感性と言う名の元に 何でも有りの 髪型に 変わりました 島田髷を    ベースとして 高島田は    町民は 結婚式の時の髷です 乙女島田    結婚前の女性の髪形です 伊達兵庫    吉原の花魁の御練りの髪型 簪を百本使いました つぶし島田   芸者が好んだ粋な髷です 結綿(ゆいわた)未婚女性の髪形 元禄島田    元禄時代に流行った 髷が低い流行髷 お染島田    歌舞伎のお染 久松から来て居ます 奴島田.     高島田の原型です 勝山      遊女の 勝山の髷 粋筋の島田 銀杏返し    桃割れの原型 手古舞     花柳界の男髷で 芸者の 御練りの髪型 桃割れ     結婚前の 子供の髪型 吹輪      江戸時代の 御姫様の髪型と言えば 分かりますか 丸髷      結婚した女性の髪形 . 未だ  未だ沢山の 日本髪の髪型は 有りますが   結婚すると  町家の 奥さんは 丸髷 と言う 髷に成ります 丸髷は 結婚して居る 証の 髪型で  ハワイなら ハイビスカスの 花飾りを 独身女性は      右耳の上に飾りむ 結婚して居る女性は  左耳の上に飾るのと一緒です 丸髷の飾りに使う 鹿の子や 手絡と言っても 現代の 美容師さんは  日頃 日本髪など 扱わない為に  全く勉強して 居ませんので 知らなくても 仕方が 無いのですが その為に 成人式に 紫色の 鹿の子も 平気で 使います  江戸時代では  紫色の 鹿の子は 丸髷に 使う色で 老婆の 使う色なんですよね 現代で 日本髪の形や 鹿の子や 手絡 その他で 年齢を居らわす事の勉強は 歌舞伎を 見に行くと 時代考証が 理解出来ますが 現代では そんなの関係ない そんなの関係ないと  何でも有りの  綺麗だからと 何でも 使いますので 日本古来の 作法や 仕来たり が 薄れて行きますが プロの 最後の 逃げ道は 感性の 違いだと言う 逃げ道に逃げ込みます プロとして  分かって 使うのと 分からないで 何でも有りと 使うのでは 違う気が して居る 私ですが  着物の 着付も 同じ事で  帯にも 時代と 年齢と 格式と 職業など 締めて居る 帯の形で変わりますし 私が 一番気に成るのは 七五三 や 成人式 等の 女性としての 大きな 節目の お祝いの時に 感性と言う 名の元に 目立つように 人と違うようにする と言う事は  分かるのですが  全ての事柄は 基本が 有っての 崩しで 有って  基本を 知らない人が 好き勝手にしたり 初めから 崩したら  お茶や お花 踊り 格式を 重んじる 旧家の 方達等が 見たら 何んと言うか 愛する 可愛い お子様や お孫さんが 祝い事なのに  格式が一番下の 男相手の職業で 遊郭の 遊女帯や 女郎帯 芸者帯 半玉帯 銀座帯  等締めて居たら お祝い事なのに 分かる方達は 何と思うか その姿が 写真として 生涯大切に保管され 沢山の方が 見る事が 気に成ります   髪飾りは 時代無視で 鹿の子は 老婆の色を使うし 御腰も  老婆の使う物平気で使うし 半襟は  季節や 時代を無視した色使いで 襟の抜は 芸者の抜襟で 帯の形は 男相手の 遊女帯の締め方で  全てでは  無いですが お祝い事なのに 気に成って 仕方が無いのです  我が 群馬県にも 美容学校は 何校も有りますが 県立の 美容学校は 良く分かりませんが 私立の 美容学校から 出て来る 生徒を拝見して居ると  この学校は キャバレー養成学校なの と 言いたくなります 足の先から  頭の先まで 色の洪水で 凄いとしか 言えません どれ程 譲歩しても 会社員として 出来るお洒落とは程遠く 夜の世界の キャバクラに 御勤めの方達と全く同じような 髪型と 服装で 美容学校と 言うより キャバクラ養成所と しか 私には見えません その話は 七回目の 巳年のスタート 十一話 に続けます ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 以前の 物お読みになります場合のバックナンバーは  http://www3.wind.ne.jp/~temis/ml/cgmmm.cgi _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/Temis Network_/_/_/_/_/ 【商売・笑売・盛売 製作】中村憲司 temis@mail.wind.ne.jp