□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ ===== 商売.笑売.盛売。それとも少売シリーズ ===   【商売を 笑売や 盛売にするには】    □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 匠 技術者 職人 色々な世界で 人より 秀でている人達は居る物ですが 私がお世話に成った 大船の 松竹撮影所の 結髪部の 矢地正三郎師匠は 日本髪の  匠であり 技術者であり 職人でした   師匠は  自分の使う 日本髪の 櫛(くし)は 絶対弟子にも触らせずに 大切にしてました 私が 師匠の 櫛に 触れたのは 弟子に成って 三年目で初めて 使った後の 櫛の 手入れを任されました 師匠の口癖は 一流の 職人は 一流の 良い道具を持ちなさい そして大切に 一生使う積りで 大切に扱えと 何度も 言われました 何でも良いから  良い物 世界一の 良い物を身近に置き使いなさい 給料の安かった 私は 世界一の物と 言われても 買えませんと言うと 師匠は お前は 馬鹿か  今のお前に  世界一の 車とか 世界一の ダイヤとか 世界一の 靴や 背広を買いなさいと 誰が言った 世界一の 鉛筆や 世界一の 消しゴム なら 買えるだろう 全ての物に こだわりを 持つと言う事が 何故分からない 馬鹿者が。。。。。。。。。。。 良い道具を 使うと もっと 作りたい もっと使いたいと 思えるぞ 後は道具で  大切な事は その道具との 出会いが大切だ 見た瞬間 触った瞬間に  良いと感じる物  使いたい  使って欲しいと 道具が 訴える物が 良い道具だぞ 師匠の言葉を そのままに 何十年か過ぎ 私が妻から  貰いたい 物は 手紙が欲しくて 贈った万年筆は  15年間探して 決めた万年筆です 私の 中では 世界一の 良い 万年筆と思ってます  値段は 世界一では 無いですが 心が一杯詰まった  世界一の 良い万年筆と思ってます その万年筆で 妻が書いた 手紙を 貰うと 文字が 喜んでますし 文字が 紙の上で 嬉しそうに 舞って居る気がして  読む 私も 何故か 幸せに成れるのです 今私が 師匠に 申し訳無いと 思って居るのは 三年間 触らせても くれなかった 師匠が大切にして居た 櫛の 一式を 私が 師匠の元を 離れる時に 弟子のお前に 私の魂を渡すと 言われて 頂いた 櫛 は 大切に 仕舞っては有りますが 師匠に 申し訳無いと 思う事は 櫛を 使って居ない事なんです 良い道具を 集め 手に入ったと しても 使わなかったら 唯の飾り物 匠 技術者 職人が 作った道具は 使ってその価値が 出るのが 道具ですから   使わない 道具は 飾り物で 鳴いてる気がするのです 使わないなら、 それは、宝の持ち腐れで 道具が可哀そうと思います どれ程良い道具でも 使いこなす人なしでは いい道具になりえないと思うのです 皆さんは 幾つの良い道具を お持ちですか ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 以前の 物お読みになります場合のバックナンバーは  http://www3.wind.ne.jp/~temis/ml/cgmmm.cgi _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/Temis Network_/_/_/_/_/ 【商売・笑売・盛売 製作】中村憲司 temis@mail.wind.ne.jp