□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ ===== 商売.笑売.盛売。それとも少売シリーズ === 前向きな人達が集まることで生まれる力を結集して、     自分たちの商売や会社を 皆様と一緒に繁盛させて行きたいと心より願って      □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 私が日本電気を退職して 入社した  松竹撮影所修行時代の事ですが   映画には  切られ役とか 殴られ役 高い所からの落ちる役 車にぶつかる スタント等 有名なのは 蒲田行進曲の 階段落ちが有名ですが 何しろ  凄い危険で ハードなスタントマンの仕事が有ります  二枚目俳優の代わりに 滝に落ちたり 殴られたり 蹴られたり 崖の上から海に落ちたり ビルの上から落ちたり ヘリコプターにぶら下がって飛んだり 車に はねられたり 忍者の役で 空中回転して投げられたり そんなスタントマンの 方達の 練習道場が撮影所には有りまして 剣道 棒術 長刀(なぎなた) 柔道 柔術 空手 相撲 ボクシング 合気道 キック カンフー 少林寺 手裏剣術 フェンシング 全ての格闘技の  有段者が揃っていたし 撮影の為に 有名な指導者が 毎週の様に 撮影所に来るのですが ボクシングなど 世界チャンピオン クラスが教えにくるし 何しろ  格闘技界のトップの 有名師範が来ての指導ですから 教える内容が凄いです  映画のポスターや  字幕に その方達の名前を載せるのですから  皆さん 有名な格闘家の方達ばかりでした 全ての 格闘技の 有名な師範の技を 身近に見る事が出来て  直接指導してもらえる  男としたら夢の世界ですし 夢中に成りますよね 当時は  私は空手を三年ほどやってましたので 毎日が楽しく  暇が有ると道場通いでした 松竹撮影所の 私の所属は  全く武道や スタントとは関係無い  女性相手の結髪部でしたが  何しろ  時間と暇が有れば道場に通ってまして  師匠が  お前はガサツだから やれと言う お茶 お花 日本舞踊 等 馬鹿馬鹿しくて出来るかと  師匠には お茶 お花 日本舞踊 習いに行きますと言って  毎日の様に 道場通いで 汗を流してました 有る日 道場に 小さな 痩せて居る 年寄りの方が  合気道の 指導者として 撮影所に 来ましたが 小さいし 痩せてるし 年寄りだし  映画の中の 約束事で 格闘技の有段者であるスタントの方達が  サービスで  空中を見事に 投げられ 飛んで居るのだろうと  思ってましたが 皆さん 真剣に 普通に戦って居ると言うのです この小さな  痩せてる 親父と 真剣に戦っている??? 嘘だ〜 信じられないよ スタントの連中は 体鍛えてるし 武道の 有段者ばかり居るのに  スタントの猛者が 総掛りで 戦ってますが 猛者の間を 日本舞踊を 舞うように  私には 優雅に円を描いて 舞うように 見えるのですが 各武道の  有段者が 空中に見事に飛ぶのです 優雅な動きなのに  打ちかかる相手は 全て空中に飛ぶのです 私も誘われて  組んで見ましたが 空気と戦って居る様で 私一人が 馬鹿みたいに 動き回って 汗びっしょりなのに  小さな  親父は涼しい顔して ニコニコして居るのに 超 頭に来て 真剣に 空手の技を出すのですが 何しろ 当たらないのです  空気と戦って居る様で   私が 攻撃の技を出す度に 空中に飛ぶのです  円を描くような  日本舞踊を踊る様な 優雅な動きなのに 今でいう カルチャショック です その日から 私は 合気道に はまりました 松竹撮影所時代の  六年間 毎日欠かさず 合気道の練習した記憶が有ります お陰で 本業の 結髪の 技術は伸びませんでしたが  合気道は師範に成りました 合気道には  蹴りは有りません 相手の攻撃を間合いと体捌きで無力化 してしまうのが 合気道です 修行時代 鎌倉の 円覚寺で 座禅を組まされましたが   合気道は 禅 の教えに似て居て  【動きの有る禅】とか 【武道にして舞いなり】と 言われてます 自分からの 攻撃は仕掛けません 相手の 力に ..力でぶつかるのでは無くて 自然体で 舞いの如く 投げを 極めるのが 合気道です 相手の力を 受け止めるのでは無くて すこしも逆らわずに 巧みに受け流すのですが 合気道は 空手の様に パワーでぶつかるのではなく しなやかな 強さが 合気道と思うのです 合気道の 技の 極意の 体捌きに 【入身(いりみ)】 があります 入身 とは 相手の攻撃に対し正面からぶつかり合うことなく 軌道をはずして 側面に入る体捌きです  入身 によって  相手の力を利用して技を 仕掛ける事が出来ます 入身 の技は 合気道の 独特の動きである 丸い やわらかな 円の動きの 円運動です 全ての技の基本が  円運動で 円は宇宙壮大の中で 無限であり 丸く捌くことで  相手と  ぶつかり合うことなく 相手の力を自らに取り込むことが 出来るのです 合気道の技とは  開祖の言葉ですが 合気道においては 絶対に相手に無理に逆らおうとはせぬ 相手の 攻めかかってくる無謀なる暴力のゆえに 自らを 抑制することができず、自ら空転して倒れるよう 気・心・体の妙用をもって導くだけの話である したがって 相手に無謀なる暴力があればあるほど こちらは楽なのである 開祖の言葉を 何度も読んでいると 合気道って  風の流れに逆らわずに 動く 柳 見たいと  練習して居て何時も思ってました 合気道を  商売に置き換えて何時も 考えるのですが 不景気の  風が吹いたら頑張らずに 揺れれば いいのだ 無理して 動かない様に 頑張ると 風で倒されるかもしれない 不景気の風がやんだら 素早く立ち直ることができる 大勢作りが一番大切で 商売で 失敗やがあったら 悩み苦しみ 心が乱れても良い でもその苦しみを  できるだけ 風で動く 柳の様に 軽く受け流す事だ 合気道の  円運動の様に 風が吹いたら 揺れれば良い  風がやんだら 素早く立ち直る術を知って居るのだから 商売も 合気道も  奥義は 風の流れに逆らわない 柳の様な しなやかな強さを 身につけることが出来たら 最高ですね ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 以前の物お読みになります場合のバックナンバーは  http://www3.wind.ne.jp/~temis/ml/cgmmm.cgi _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/Temis Network_/_/_/_/_/ 【商売・笑売・盛売 製作】中村憲司 temis@mail.wind