□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ ===== 商売.笑売.盛売。それとも少売シリーズ ===   【商売を 笑売や 盛売にするには】    □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 最近髪が抜けるとか 髪が少なくなった 腰が無くなった 何か 良いシャンプーは無いのと言う 質問を受けましたので  私の分かる範囲で 簡単にお答え致します 先ず 髪の損傷から考えたら 物理的な損傷と 科学的な損傷に分かれますが シャンプー剤による損傷は 科学的な損傷と成ります そして先ず シャンプー剤の 種類ですが 石鹸系  石油系  高級アルコール系 タンパク系があります この四種類は 全くシャンプー剤に成る ベースの主原材料が違いますので  その違いを簡単にご説明すると ■石鹸系シャンプー これは 苛性ソーダーと言うアルカリ剤を 牛脂で固めたもので アルカリで 油や汚れを分解する目的で作られてまして どちらかと言えば ボディシャンプーの原点です アルカリが強く  皮脂や汚れを 浮かせて取ると言う アルカリ系の シャンプー剤を 使い続けると 徐々に 毛髪の蛋白質を傷めることになりますので 注意が必要です その事を 自分で確認する事は 簡単です お風呂に入って 身体を洗うと 石鹸カスがバスタブに付着しますよね これを 垢と 勘違いする人が居ますが 水に含まれる 金属イオン(Ca)と 石鹸が化合して Ca石鹸(スカム)が 作られるので 作られた物が 石鹸カスなんです アルカリの働きは 夏場に女性が 使われる 除毛剤 の原材料を見て頂けたら 分かると思いますが 除毛剤の裏ぶたには チオグリコール酸Ca配合と書かれている筈です チオグリコール酸は パーマの主成分で 髪の中の シスチン結合という結抗体を切って 改めて  結合させて 髪にウエーブを付けたり 逆に真っ直ぐに伸ばす ストレート ヘアー技術に使われて居る薬剤です 女性が夏場に使う 除毛剤とは 読んで字の如く 毛を溶かして 除毛する訳です  強アルカリで 毛が溶けるのですから シャンプーの弱いアルカリ剤でも  使い続けると  髪を溶解させて 痛みの原因とも成ります事が ご理解頂けると 存じます これを防ぐには アルカリを中和させて 髪の痛みを軽減する目的で作られて居る 酸リンスや レモンリンスと言うのがありますが リンス剤で中和しても 作られたCa石鹸(スカム)が 除去される訳ではありませんので 髪に残った石鹸カスは 時間が経つと 硬く固まって 髪の毛表皮に ガラス繊維の様に成り 刺さった状態で 取れ難くなるのです その後の ブラッシング等で 益々髪を傷める原因ともなりますので 注意が 必要です ■石油系シャンプー 日本独特の製品が戦時中に誕生しました アルキルベンゼンスルフォン酸ソーダーと言われるベンゼン(石油)製品を ベースにした洗剤で 戦争中アメリカからの牛脂が輸入できない日本では 石油を原材料とした洗剤を作りました 石鹸が アルカリ性なのに対して、中性の性格を持つ 石油系洗剤は 中性洗剤とも呼ばれ 今でも 家庭の洗濯洗剤や食器洗い洗剤として使われています 石油をベースとするこの洗剤は 汚れを落とすことは 得意ですが、髪に必要な油性成分まで除去します つまり、 髪がパサつきますし もちろん、皮膚にも刺激を与えます それらの欠点を補うために リンス剤が誕生しましたが 石油系シャンプーは  安価で 多く出回ってますので  何しろ 髪を洗った後の ゆすぎ が大切で  簡単に流すと べとついた感じに成りますし 流しすぎると カサついた感じを与えます ■高級アルコール系シャンプー    石鹸系や 石油系の欠点を補う研究が進められて 今は髪を洗うシャンプーの 大半がこの原材料を使用して作られています 石油もアルコールも似たようなものと考えがちですが アルコールは百種程度の種類があります 低級アルコール 高級アルコール を区分するのは アルコールの 種類を決める炭素数の数で決まります PHと同じで 炭素数が7以下を低級 8以上を高級と呼びます 私達は 有名メーカーだったり 値段が高いと 高級品と思いがちですが ほんの少し 使う薬剤に神経使ったら 自分に合う商品が見つかるかも 知れません  自分に合う 商品が 自分にとっての 高級品ですから 少しだけ神経使って 頂けたら嬉しいです 低級アルコールでは 炭素数1がメチルアルコール(工業用・殺菌用)     2がエチルアルコール(飲用)     3がプロピルアルコール(消毒用)が一般的に知られる名称です 高級アルコールは、 椰子の 実から採られるヤシアルコールと マッコウ 鯨から採られるマッコウアルコールが有り洗剤原料として使われます マッコウアルコールは 髪にも皮膚にも抵抗無いですが 髪の栄養補給が全く出来ません そこで  髪の成分と同じ タンパク質で作られたシャンプー剤の登場です ■タンパク質シャンプー 髪の汚れを落とすシャンプーから 髪の改善と栄養補給の 為に 作られたのが タンパク系シャンプー剤で 髪と爪は 死亡細胞で作られて居ます だから 髪を切っても 爪を切っても 痛く無いし 血も出ないのです 死亡細胞と言う事は 人体の中で 傷んだ髪を 中から直す事は 死亡している細胞だから 直す事は出来ないのです 直す事が出来ない為に  外部からの タンパク補給をしないと 髪は痛み 抜け毛や  枝毛  切れ毛 等の減少が起こります 特に 毛染め剤(ヘアーカラー)は 強アルカリ剤ですから 繰り返して 行うと 髪を溶かして 水分の無い 艶の無い髪に成るのです それを補うには  髪の主成分である ケラチンタンパク コラーゲンタンパク等を  外部から 補う事が必要と成ります 髪を洗いながら  健康な髪に戻すと言う 事から タンパク系シャンプーが生まれました 後はシャンプーの中に  どれだけの タンパク含有量が有る薬剤なのか 凄く大切ですから 裏の 成分表を見て  なるべく 沢山の タンパク含有量含む シャンプーをお選び下さい 以上  簡単にシャンプー剤の説明をさせて頂きました ■最近の リンス剤には シリコンが使われている 物が有りますが これも 注意が必要です 水溶性シリコン等入って居る物は 髪に被膜を作り コーティングする訳ですから つるつる サラサラの髪には成るのですが コーティングされた被膜は長時間 取れる事が無いのです もし  弱いアルカリ剤のシャンプーを使って その後 シリコンで 被膜を作りコーティングしたら  長時間 髪を傷め続ける事に成る訳ですから注意が必要です 汚れを 落とす事を目的としたら 髪が傷むし 守る事を 目的としたら 汚れが落ちないと言う 矛盾した狭間の中で  私達は苦しんで 薬剤を作って居るのです たかがシャンプー    されどシャンプー 商売も 髪も 基礎が大切ですよね ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 以前の 物お読みになります場合のバックナンバーは  http://www3.wind.ne.jp/~temis/ml/cgmmm.cgi _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/Temis Network_/_/_/_/_/ 【商売・笑売・盛売 製作】中村憲司 temis@mail.wind.ne.jp