□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 【私の 回 顧 録】    □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□       【私の 回顧録 96話】 ■ヤシの木の下で寝た為に アリに食われて    夜になったら足に赤い発疹が幾つも出来て   メチャクチャ 痒い  かゆい  カユイ  血が出るまでかいても  かゆみは収まらない眠れない地獄の夜でした.  後から分かった事ですが  芝生の上で寝ていた 為に 毒を持つアリに刺されたためと分かりましたが  日本では考えられない出来事でした 毒を持つアリのお蔭で かゆみで寝られない 長いマニラの 1日目の夜を過ごしましたが 思い出しても カユイです       翌日 尋ねてきたツーリストガイドに話したら フィリピンは アリ よりも 蚊も恐いしですが 日本人で フィリピンの 夜のシーサイドの 芝生に寝てしまうなど 長い間 ツーリストガイドをして居るが 考えられないと 呆れられ  それと 夜に一人でマーケットは絶対行かないで下さいと  怒られ 何か有っても 責任取れないから 絶対に 一人で夜のマーケットには行かないで下さいと  何度も言われた事 思い出します   貴方は 今日の観光何処に行きたいですかと尋ねられ  前日から 地図を何枚も買って 調べても何としても分からない 私の行きたかった場所は  どの地図を探しても決して名前がのっていなかった場所ですが  それでいて  マラカニアン宮殿や リサール公園等のガイドが連れて行く所より 世界的に有名な場所  ほんの少し前までは  3000世帯、2万1千人を超える人々が住んでいた場所 そして 1995年11月27日フィリピン政府は住んでいた住民の 強制退去を命じた場所  幾ら探しても フィリピンの地図に載っていない有名な場所が  スモ−キイマウンテン 一年中休む事無く ゴミが自然発火して煙を出している巨大なゴミの山 それが スモ−キイマウンテン   ホテルの ボーイに地図を広げて スモ−キイマウンテン と言っても 地図の 見方が分からないのか  地方から 働きに来ているので 自分達の国なのに  地理を 知らない人が多いいのがフィリピンだと認識させられ 何人かに聞いて  何とか探し出した場所が トンドと言う地名  ガイドに 以前から行きたかった 「トンド」という地域に行きたいと申し出ると  何で あんな所に行きたいのかと 怪訝そうな顔と 運転手も露骨に嫌な顔をする          地図で見ると トンドはマニラ湾の北にある マニラからトラックで運ばれてくるゴミの中から ビニール袋  ガラスビン、 アルミ、 鉄などの換金可能なゴミを拾い それを お金に換えて生活費としこのゴミを拾って生活して居るのだ  フィリピン政府は このスモーキーマウンテンを国家の恥部と認識して ラモス政権は この地域の再開発政策を積極的に進め 1994年から ゴミの廃棄禁止に踏み切ったと聞いています また 退去をめぐって住民と激しい闘争を何度も繰り返し、    ついに スモーキーマウンテンの住民の強制退去を命じ スモーキーマウンテンを 追われた住民たちは政府の用意した仮設住宅に移り住んで  地域が 綺麗に成ったと言っても30年に渡ってゴミを捨ててきた訳だから  その量は想像を絶する  湾に近づくと 道が埃っぽくなっていき 道の両脇には 粗末な家と言うよりは 小屋がひしめき合ってた 中が丸見えと言ってもいい  それらの 小屋の周辺には たいてい小さな子どもたちが 裸同然の姿で駆け回ったり ふざけたりしている。       家の前は 生ゴミや汚水で黒ずんでいる 綺麗に成ったと言っても  流れている川は もちろん どぶのような川で。水の流れがよどみすぎて ヘドロの沼の要に感じる 車の窓を 少しでも空けると 運転手が怒る  最もな事で 凄い匂いが入ってくる臭いは何とも形容が出来ない匂いで 流石の 私も吐き気がして来るほど凄い匂い  日本人なら 絶対に手も入れないだろうし 川の側にも近づかないと思うが  凄い匂いの そのどぶ川で 何と泳いでいる子どもが見える 私自身の中で 貧しさに対する同情を通り越して 人間の 逞しさに 感動を覚え足元から震えが来て  思わず 涙が出るのでは無いかと思ったほどでした 人は 極限の 汚さや 醜さに接した時も それを美しいと? 感動するのだと言う事を 知らされた始めての 経験だった  ここでも 子ども達が私を見つけて集まってきた もちろん 私からお金をもらうためであるが 子供達の表情は その日のマニラの空の要に明るく素敵な笑顔に溢れていた  あれほどの ヘドロのドブ泥の川に入って  体中に 色が染まるかと思うほど凄い色の川に入っていても  綺麗に 澄んだ彼らのキラキラ光る目に接した時に 私には 何もして上げられない 無気力感に強く襲われ 彼らと過ごした 何時間かの交流で 帰りの車のドライバーと ホテルの ドア−マンは私に染み付いた凄い匂いに  露骨に嫌な顔を見せていた話の 続きは次に続けます ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 以前の 物お読みになります場合のバックナンバーは  http://www3.wind.ne.jp/~temis/ml/cgmmm.cgi _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/お Network_/_/_/_/_/ 【商売・笑売・盛売 製作】中村憲司 temis@mail.wind.ne.jp