製麺機再生プロジェクト
おきりこみの話
子供の頃、地域の一家に一台はあったと考えられる製麺機です.
このように奇麗に再生して地域のおきりこみ文化も再生しましょう。
最後に募集要項があります。
子供の頃
私が子供の頃は一家に一台製麺機があり養蚕で忙しい両親に代わり、たぶん中学生の長兄がおきりこみを作っているのを見ていました。

つまり、おきりこみの生地は比較的多めの水分量で子供でも捏ねることが出来る程度の軟らかさでも作ることができ、また製麺機があることで麺切り包丁無しで子供でも麺づくりができたことが一助となっているものと考えます。

養蚕が廃れる頃、同時に生活様式の変化から製麺機も使われなくなり、おきりこみも一般家庭の食卓から消え忘れられました。
群馬県の取り組み
昨今、群馬県としてもおきりこみ文化の再生と普及に取り組むべく【おっきりこみプロジェクト】を立ち上げ活動していましたが既に終了してしまいました。

このプロジェクトでは飲食店においてのぼりを立ておきりこみを提供することでおきりこみを拡げようとしたものです。

しかしながら、おきりこみを拡げるためにはもっと根本の問題として各家庭でおきりこみが作られ食べられていた昔のおきりこみ文化を呼び戻す必要があるのではないかと考えました。
製麺機を再生するということ
そこで、【製麺機再生プロジェクト】として、古くからの農家や家庭の物置に埃にまみれて眠っているであろう製麺機を再生させ使える状態にして各家庭で手軽に美味しいいおきりこみを作り食べる文化を呼び戻しませんか?と提言するものです。

製麺機を再生させることで家庭の味【おきりこみ】を日常の食卓に再登場させませんか。
製麺機再生の現実
埃だらけで汚い製麺機を清潔に使える状態に戻すためには完全に分解し汚れやサビを落とし、木製スペーサーや木製ローラーなどの制作と取り付け再組み立てが必要です。

機械メンテナンスが出来る人ならば2日程度で再生できますが、その手間と手順は大変なものです。
製麺機再生の気持ちがあれば
そこで、
(1)家庭に製麺機がある人
(2)製麺機の再生に興味がある人
(3)再生出来たらおきりこみを作ってみたいと考える人
このように製麺機に興味はあるが再生方法がわからない人を集めてワークショップを開いたり、手間が大変と考える人には再生を請け負うことで、少しでも製麺機を再稼働できるようにし、おきりこみ文化を再生させようとするものです。
製麺機再生すれば使える
昔の製麺機は鉄製で頑丈に出来ており、分解掃除をすることで見事に再生できるばかりでなく現在売られているステンレス製のパスタマシンよりも遥かに頑丈な優れものです。

製麺機再生プロジェクトに参加して頂ける有志により地域のおきりこみ文化も再生してみようではありませんか。
製麺機再生ワークショップ
製麺機再生とおきりこみ作りに興味ある方向けのワークショップ
対象 ※昔ながらの製麺機を所有していること
※製麺機再生とおきりこみ作りに興味ある人
日程 2日間
1日目:分解と清掃
2日目:塗装、組立、捨て生地を使った最終清掃
参加費用 5,000円(案)
製麺機再生請け負い
製麺機はあるが再生する手間が無い方向け
対象 ※昔ながらの製麺機を所有していること
※製麺機再生の手間が取れない人
※製麺機再生とおきりこみ作りに興味ある人
預かり期間 1週間~10日
※分解と清掃
※木製スペーサとローラー作り
※塗装、組み立て、捨て生地を使った清掃 ※使い方と清掃方法の指導
再生費用 15,000円(案)
募集について
(1)製麺機の再生に興味ある方
(2)手持ちの製麺機を再生したい方
(3)製麺機再生経験者など当プロジェクトに賛同し協力して頂ける方
を募集します。
お問合せ