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遠隔捜査 その2

クリアしました。
一応Congratulationと出たのでベストEDだと思います。
面白かったー

続き

真犯人は2時間ドラマ的推理で割とあっさりと予想できるんですが、それを証明するために結構時間がかかります。さすがに「2時間ドラマ的に考えてどう見てもあいつが犯人」じゃ三浦たん納得してくれないのでw結局最終日ギリギリでした。
でもそんなに難しくはないかな。簡単すぎるわけでもなく、個人的には難易度はちょうどいいくらい。

正直オチはちょっとなーと思わないこともないです。
ものすごく漫画的というか、もともとの世界観がリアルっぽいイメージだったので、最後の最後で「ふははははは捕まえてごらんなさーい」な展開はどうも放り投げられたような気が。殺害現場のシーンとかも含めて。客観的、論理的に証明するっていうのがテーマなのにそんなあやふやなオチかよーみたいな。

それだけでなく全体的に詰めが甘いです。
トリックなんかもかなり適当だし、シナリオも細かい矛盾点がごろごろあっていろいろエピソードありすぎで一つ一つの掘り下げが足らない感じ。ゲームの展開には直接関係のないことなので仕方がないんだろうけど。
いっそのこと1週目は無実の証明と犯人探しまでで、動機云々や細かい人間関係は2週目以降で明らかに…みたいな作りでもよかったかな。とりあえず動機不明でも犯人は特定できるんだし。

あとミステリ物で定番の主人公が犯人に説教するシーンがなかったのがちょっと気になりました。「どんな理由があっても人を殺してはいけない」「人を殺していい理由なんかない」みたいなやつ。
アレってあったらあったでお前に犯人の気持ちがわかるのかよーみたいな気分になるんですが、なかったらなかったでやっぱり気になってしまうなあ。特にこの主人公にはそれを言う権利があると思うので。実際「家族にとっては生きててくれるだけでいいんだ」みたいなこと他の人には言ってたのに。なんか「人を殺した」っていう事実がすごく軽く扱われちゃってる感じがしました。一応被害者にだって家族がいるのにな。……つーかそれだけじゃなく主人公はもっといろんなことに対して怒っていいと思うんだけど。

まあそんなわけで、純粋にミステリものとして期待してるとちょっと残念なところも少なくないです。
ただ新しい証言や証拠を見つけたときの高揚感とか尋問の緊張感はすごく楽しいし、登場人物も魅力的なのでゲームとして割り切ってシステム+キャラで楽しむつもりならなかなか。何だかんだ言いつつも個人的には満足です。本格ミステリに浸りたいなら小説読めばいいわけだし。尋問シーンはゲームならではだからなー。尋問最高!尋問大好き!
……結局三浦ゲーかよ!www

↓以下三浦萌え注意報
ストーリーが進むにつれてツンデレ三浦刑事がだんだんデレモードになっていくのが楽しいです。いやアレをデレと言っていいのかは判断の分かれるところかと思いますがとりあえず私にはデレに見えたのでOK。
頑固なくせに正論で強く出られると弱いのがなんかかわいいです。
しょんぼり顔とかたまらんです。いい年した男がそんな顔をホイホイ晒しちゃいかんよ!萌えるよ!