渋川エリア広域
  群馬県のほぼ中央に位置している渋川市は、日本のほぼ中心に位置しているともされています。関東平野の北西の端にあたるこの街は、利根川と吾妻川の合流点にあり、東に赤城山、西に榛名山を眺め、市の東側に利根川を臨むというとても風光に恵まれたところです。
 渋川市は古くから市場町として、また三国街道の宿場町として発達し、現在も群馬中部の商業の中心となっているほか、科学や鉄鋼などの工業都市でもあります。
 鉄道では上越線と吾妻線の分岐点、道路は関越自動車道と国道17号線・国道353号線が走っており、群馬県中部から北西部にかけての交通の要衝ともなっています。また、伊香保温泉や榛名山への玄関口ともなっていまして、観光客のお客様の訪れも多いところでもあります。
 渋川市の人口は49,209人(平成12年2月1日現在)。
 面積は51.59平方キロメートル、市域は東西約6キロメートル、南北約10キロメートル、標高は約140メートルから約640メートル。地形は西の榛名山系から東にかけて傾斜地となっていて、市域の約3分の2を占める榛名山東麓の丘陵地と、利根川や吾妻川沿いの平坦地に分かれる。
 夏は蒸し暑く冬に晴天が多い太平洋気候と、気温の変化が大きい内陸性気候の両面をもっている。年間平均気温は14℃で、夏に雷雨が発生しやすく、冬は北寄りの季節風「からっ風」が強いのが特徴。降雨や降雪は比較的少ない。また、地震や風水害などの自然災害が少なく、恵まれた自然環境にある。 
<東経139”00’、北緯36”29’>  渋川市は、日本列島のほぼ中央に位置しています。昭和58年に決定した「日本のまんなか緑の渋川」は、翌59年には、「日本のまんなかへそのまち」を全国に向け宣言しました。この宣言を機に始まったのが、渋川へそ祭り。以来、「へそ」をキーワードとしたまちづくりを進め、また「へそのまち」を自認する地域間、都市間の交流も積極的に進められています。平成11年度には兵庫県西脇市、北海道富良野市に続き、本市で全国へそのまちサミットが開催されます。また、「イタリアのへそ」フォリーニョ市を親善訪問するなど、「へそ」にちなんだ国際的な交流も進んでいます。
  日本の中心といわれるへそ石にちなみ、昭和59年にへそ地蔵が建立されました。その名のとおり、御尊体のまんなかに立派な「おへそ」があります。「おへそ」は母と子の大切な「きずな」であり、人間愛の象徴です。この「おへそ」をなぜてから合掌し参拝すると、家庭円満、健康、安産、愛情、友情、縁談等、また子どもの学業向上が願成されるといわれています。
  「日本のまんなか・へそのまち」にちなみ、毎年7月の第4金・土曜日に開かれるユニークなお祭り。メインイベントは、お腹に大きな顔を描き、音頭に合わせて踊るへそ踊りパレード。ほかにも、「へそ」にちなんだイベントが盛りだくさん。毎年約10万人の人出で賑わう。
 正蓮寺は、通称「ぼたん寺」として親しまれている。約1500株のボタンが植えられている。見ごろは4月下旬から5月上旬にはぼたん祭りが開かれ、大勢の人で賑わう。
昭和51年に制定された市の花「あじさい」が、20種約7000株植えられた小野池あじさい公園。6月下旬から7月上旬にかけて、白・紫・ピンクと色とりどりの花を咲かせ、大勢の人で賑わう。また、シーズン中の夜間には提灯がともされ、幻想的な雰囲気を醸し出す。園内には、アジサイにちなんだ句碑や歌碑もあり、文学散歩も楽しい。
平安時代に天台宗の高僧・慈覚大師円仁が開山したといわれる真光寺。天台宗関東5ヶ寺のひとつで、境内は約一万平方メートルと広い。観音堂には、100体の観音像が安置されており、ここに参詣すると100ヶ所の霊場をまわったことになるといわれている。また、えんま堂にあるしだれ桜は威徳山の桜として渋川八景のひとつに数えられ、木造狛犬や洪鐘などの県や市の重要文化財が多い。アジサイの花が多く咲くことから、アジサイ寺としても有名。
日本シャンソン館は、シャンソンをテーマにしたミュージアム。著名はシャンソン歌手の舞台衣裳や愛用品、貴重なレコードなどが公開されている。建物はゴッホの作品「オーヴェルの村役場」とフランス革命ゆかりの「ジャコバンクラブ」がモデル。館長の芦野宏氏は、日本シャンソン協会副会長を務める、日本シャンソン界の第一人者。
どう見ても立体、でも触ってみると平面という、遊び心いっぱいのトリックアート美術館。ミケランジェロの壁画で有名なヴァチカンのシスティーナ礼拝堂も、5分の3スケールで再現。触ったり写真を撮ることもOK。
渋川スカイランドパークは、標高460mの高台にある眺望抜群の遊園地。高さ50mの観覧車「はなまる」からは、関東平野が一望できる。スリル満点のネイブルコースターやメルヘンチックな2階建てメリーゴーランドなど、遊具も充実。季節ごとに楽しいイベントもいっぱい。
渋川温泉きらめきの湯を利用した日帰り温泉施設スカイテルメ渋川。お風呂と温水プールがあり、空に浮かぶ宇宙船のような2階部分がおふろ。ここからは、赤城・榛名などの山並みや夜景の眺望が素晴らしい。1階にはバーデプールの他,大広間やレストラン、カラオケボックスなどがあり、子供からお年寄りまで楽しめる。
群馬ガラス工芸美術館は、アール・ヌーボーのガラス工芸作家、ガレ、ドーム、ワルター、ミューラーなどの作品を中心に展示。特に、ガレの「湖シリーズ」や「花シリーズ」、ドーム兄弟の「冬景色シリーズ」など、シリーズものの収集に力を入れている。
東京・品川の「原美術館」の分館として1988年、伊香保グリーン牧場の一角に建設されたハラ・ミュージアム・アーク。内外の美術館と提携した国際展や日本の現代美術館を掘り下げた展覧会などを開催。また、磯崎新氏の設計による建物自体も、世界有数の優れた大型木造建築として高い評価を得ている。
榛名東麓の豊かな自然の中に位置する伊香保グリーン牧場。広々とした放牧場を背景に、さまざま野外スポーツやバーベキュー、動物とのふれあいが楽しめる。牛の乳しぼり、アヒルのレース、ウェスタンショーなどのイベントも人気。自家製ソフトクリームや牛乳はとびきりのおいしさ。
渋民焼 渋川・伊香保の土と石を基にした民陶の窯元渋民焼。日本的赤など他にはない特有の色合いが美しく、また渋川の土を使った釉の特徴で、使っているうちにだんだん渋く変化しその色合いが楽しめる。誰にでも気軽にできる、本格的な陶芸教室も開講している。
平成4年11月にオープンした榛東村の耳飾り館は、村内の茅野遺跡で縄文の耳飾りが発見されたのがきっかけで誕生した全国でも珍しい展示館。縄文時代から現代に至るまで世界各地の耳飾りが35カ国2000点も集められている。とくに、茅野遺跡出土の600点は2500絡3000年も昔に、技術・デザインとこんなに優れたものがあったのか、と感激できる代物。直径9cmもある円形耳飾りはどうやってつけたのか想像がつく?なんと・・・耳たぶに開けた穴を直径9cmまで開いてはめ込んだんだって。
全国のこけし生産の約70%のシェアを占めているという群馬県のこけしメーカーの中で、最大手といえるのが卯三郎こけし。作者の岡本卯三郎氏は今までの技法や概念にとらわれず、特殊機械の技法をとり入れたり、筆のみだった絵付けに彫刻や新技法の焼絵を施したりと、独自の技術やセンスで新しい感覚のこけしを作り上げてきた。ここでは、工場見学をしたり、絵付け教室があります。創作こけし工芸館では、こけしの起源や卯三郎こけしの歩みを目にすることができる。懐かしのこけしから豪華な創作品まで1,000点も並ぶ博物館。
標高1296mの麓に双林寺があり、室町時代の中頃に開かれた曹洞宗のお寺。江戸時代のはじめには上野・信濃・越後・佐渡の4つの国の曹洞宗のお寺を統括する寺となり、双林の水を飲まざる者は禅僧にあらず、といわれた程の格式の高い禅寺だった。現在の双林寺は、樹木に包まれ、いかにも禅寺らしい静かなたたずまいを見せている。また、子持山の麓には子持神社というお社があります。お社の名前からもイメージできますように、ということで安産の神様として、この地方の信仰を集めています。
群馬県のほぼ中央部に位置している子持村は昔白井宿がありました。その跡が現在にも残っていて、上町・中町・下町にわかれ往時の面影を感じることができます。
 中世末期には城下町、以後は交通・経済・文化の行き交う六斉市の市場町として賑わいました。卯建付長屋門や土蔵づくりの家並みが残り、江戸時代へタイムスリップしたようです。
子持神社は、子育ての神として崇拝され、5月1日の山開きに行われる祭りには多くの人が訪れます。境内には、「子持山若楓の紅葉まで寝もと吾は思ふあどか思ふ」と歌った万葉歌碑が建っています。楓にことよせて、大胆に愛をなげかけた素朴な歌である。
伊香保の温泉街は、標高約700〜800メートルのの斜面、360段もの比較的急な石段が両側に広がっています。竹久夢二、徳富蘆花、与謝野晶子とも縁のある場所です。
 茶褐色の湯で鉄臭味があるのが特徴。神経痛やリューマチ、胃腸病、婦人病などに効果があります。
明治元年(1868)熊本県に生まれた徳富蘆花は、伊香保を舞台とした「不如帰」を発表し、文壇の名声を固めていきました。蘆花自ら「生の策源地」と称して伊香保を愛し、この地で生涯を閉じています。平成元年に、彼の滞在していた別荘を修復保存すると共に、資料展示館を併設されました。「不如帰」については、数か国語に翻訳されている貴重なものなども展示されています。
大正期に独特な美人がを描き、一世を風靡した竹久夢二は、伊香保・榛名の地をこよなく愛していました。この記念館には画家としてのみならず、イラストレーター、デザイナーなど様々な夢二の顔を垣間見ることができます。夢二の作品と共に大正時代へタイムスリップ!
伊香保のお隣の町、榛名町には榛名山や榛名湖があります。榛名富士にはロープウェーがかかり、約3分ほどで山頂まで登れ関東平野や近くの山々などがご覧頂けます。
 春・夏はボート遊び、冬はワカサギ釣りなど1年を通じて遊べる榛名湖。榛名湖畔には、昭和15年ころに一世を風靡したヒット曲「湖畔の宿」の歌碑、夢二のアトリエなどがあります。
伊香保温泉街からは東に3キロメートル程のところにある水沢寺は、通称「水沢観音」と呼ばれ、坂東33番札所の16番に数えられています。
 歴史は古く、推古天皇の御世にその勅命を受けて、高麗の高僧恵灌僧正が開基したものと伝えられています。後年再三焼失し、現建造物は天明7年(1787)に建築されたものです。
 本堂には十一面観音菩薩が珍しい形態の六角二重塔は江戸時代中期の建物と推測されています。
 また門前には、名物水沢うどんの店が10数軒あります。水と塩とで練り上げた、透明でコシのある手打ちうどんで、とても舌触りがよいです。