吾妻エリア | |
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源頼朝によって発見されたといわれる草津温泉は、「西の有馬、東の草津」いわれて、古くから世に知られてきた名湯です。 年間の平均気温が7度、真夏でも25度をめったに超えないという草津は避暑地に最適の場所です。 温泉街のほぼ中心部に湯畑があります。湯畑は長さが60メートル、幅が20メートルとプールほどの大きさ。草津温泉の中で最も大きな源泉がこの湯畑で、毎分約5800リットルものお湯が噴出しています。酸性分が強く、1週間釘を浸しておくとほとんどあとかたもなくなるほど。 湯畑の他にも、数多くの源泉に恵まれている為随所に共同浴場が設置されています。現在19ヶ所。恋の病以外なら何にでも良く効きますよ。 |
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草津温泉に江戸末期頃から草津独特の入浴法に時間湯というのがあります。その際に行われるのが湯もみ。長さ1.8メートル、幅30センチの長い板でお湯をもむようにかきまわして、お湯の温度下げます。この時に歌われるのが、「草津よいとこ一度はおいで〜」の歌詞で有名な「草津節」。湯畑のそばの熱の湯で湯もみショーが1日4回行われていますので、ぜひご覧になってみては? |
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白根山は那須火山帯に属する活火山で、山頂には湯釜・水釜・涸釜の3つの火口湖があり、中でも一番大きな湯釜は、エメラルドグリーンの神秘的な硫黄性水をたたえております。 白根火山のバス停から火口壁まで、遊歩道が作られており、また殺生河原からの白根火山ゴンドラを利用することもできる為、登山は簡単。但し、白根山は活火山なのでくれぐれもご注意を。 白根山を通りながら、長野県の志賀高原へも行くことができます。 |
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浅間山北東に位置し、標高1000〜1300メートルの浅間高原に開拓されたリゾート地、北軽井沢。1783年の浅間山大爆発で災害を受けた場所の為、近くに浅間火山博物館という日本最大の火山博物館があります。浅間の民俗・自然の紹介や大スクリーンによる火山映像、浅間山の火口の様子などがリアルに観測できます。 また、関東の耶馬溪といわれる吾妻川沿いの深く美しい渓谷、吾妻渓谷があり、遊歩道も整備され、その絶景を堪能して頂けます。 |
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長野県と群馬県の県境にそびえる標高2542メートルの浅間山は活火山で、山頂から白い煙を噴き上げている姿は昔から多くの人に親しまれてきましたが同時に噴火も多く、50回にも及んでいます。その記録の中でも天明3年(1783)の大噴火は有名で、その際に流れ出した溶岩が鬼押出しという奇勝を造りだしました。長さ6キロメートル、幅3キロメートルにも及びます。その姿は地球創世を感じさせるダイナミックなもので、イタリアのベスビオ火山、鹿児島の桜島とともに世界三大奇勝のひとつに数えられ、浅間高原随一の名勝地となっております。 |
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十一面観世音菩薩を本尊とする観音堂で、鎌原村が開かれたときに創建されたと伝えられている鎌原観音堂があります。天明3年の大噴火の際、火口から噴き出た火砕流は時速約100キロメートルの速さで村を襲いました。その結果、村の全118戸はすべて流出。亡くなった人は477人。けれども鎌原観音の境内に辿りついた93人だけが奇跡的に助かりました。火砕流は鎌原観音堂にも迫っていましたが、石段を15段残して止りました。その石段には、「天めいの生死をわけた十五だん」と書かれた碑が立っています。 |
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高山村の日本ロマンティック街道沿いにヨーロッパの古城を移築、復元した、石のテーマパーク大理石村があります。この村のメインになるのはスコットランドの名城ロックハート城。ヨーロッパのロマンと石文化の憧れから作られたこの村では、ヨーロッパの雰囲気を思う存分楽しむことができます。ここでは、バンジージャンプも体験することができます。 |
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およそ800年前、源頼朝が浅間山山麓に狩に出掛けたおり、発見された湯と伝えられる。歓楽街や派手なスポットはないが、ゆっくりと温泉を満喫したい人にピッタリ。近くには、名勝吾妻峡谷を控え、大自然の偉大さを実感できる貴重な地域。この温泉街は将来八ッ場ダムに沈むことになっている。毎年1月20日の早朝に行われる湯かけ祭りは、身を切るような寒さの中、裸の男衆が湯をかけあう豪快な祭り。およそ400年ほど前のこと、河原湯温泉では突然湯が涸れてしまい、困った村人が温泉の香りがゆで玉子に似ていることから湯の神に鶏をそなえ祈願した。すると再び湯が湧き出し、人々はあまりの嬉しさに湯をかけあって喜んだのが祭りの起こり。 昔この祭りを中止したところ疫病がはやったのでその後ずっと続けられているという奇祭。 この祭りの行われる河原湯神社の麓に源泉が湧き出していて、生玉子を源泉に浸している間に近くの共同浴場でお風呂に入り、25分後おいしい温泉玉子の出来上がり!! |