自然分娩と自然育児が当医院の診療の基本です
母乳はいいことがいっぱいあります。
赤ちゃんのために調整された栄養バランス・・・その完璧さはまさに神業です。
赤ちゃんを丈夫にして病気から守る・・・母乳には免疫物質が含まれています。
神秘的な成分変化・・・初乳から成乳へ、また一回の授乳中にも成分が変化します。
脳やアゴの発育を高める・・・母乳を飲むための技術や努力が発育を促します。
おっぱいのぬくもり・・・母子の絆が人間関係の基礎を作ります。
ママの体にもよくて経済的・・・産後の子宮回復を早めます。
妊娠中のおっぱいの準備
 おっぱいのしくみを理解して乳房や乳頭のお手入れをしておきましょう。
 母乳育児を成功させるためには産後の数日間がとても重要です。母乳育児がスムーズにいくか挫折するかはこの数日間にかかっているといっても過言ではありません。
 ほとんどの方は入院して出産しますから、産後1週間ほどは入院施設で過ごすことになります。そうなると、入院中にどういう環境が得られるかが問題です。母児同室なのか、新生児室なのか、糖水やミルクの投与をするか、授乳指導はあるか、乳房マッサージなどの介助が得られるか・・・など。具体的な情報を事前に確認しておきましょう。
 出産後早期から赤ちゃんに粉ミルクを与えると母乳の分泌を妨げる原因になります。お乳が欲しい赤ちゃんが、一生懸命に吸ってくれるから母乳の分泌が進むのです。生後3日間は赤ちゃんにミルクを与えることは絶対に避けたいものです。この時期にミルクを与える方針をとっている施設は、母乳育児を進める上で不適格と考えたほうがいいと思います。 
母乳育児が始まったら

授乳中に気をつけたいことやトラブルについて、またおっぱいを清潔で健康に保つお手入れ方法など、母乳育児を順調に続けるためのアドバイスを上手に入手して頑張りましょう。
以上のことなどを外来診察や母親学級を通じて理解していただき、無事安産をされ母乳育児に成功されることを祈念しております。