Q.どうしてミニ屋さんは、「ミニ屋Aiフラジル」なの?
A.意外と常連のお客様でも知らない人がいるのですが、なぜ「ミニ屋Aiフラジル」かと言いますと、まず「ミニ屋」は、そのままとして、「Ai」はAttention(注目)とInterest(興味)の頭文字、そして「フラジル」はFragile(取り扱い注意)から取っています。 「小粋なミニは、注目され興味を持たれるので、大切に扱いましょう。」という意味が込められています。 また、ロゴマークに関しては、「割れ物注意」のスッテカーにあるようなワイングラスに、文字はアーモンド・グーリンであしらい、グラスの下のグレーの染みは、ストレート・カットのクロスミッションを入れた車の、抜いた時にグレーになるオイルを表しています。
ミニ屋で販売や整備を行っている車輌のリアガラスにも、同じステッカーが貼られています。 ロゴの文字は塩原の手書き。 最近、ニセモノが出現したりもしています。



Q.個人売買で安くミニを売っています。 前オーナーは「問題無いよ。」と言っていますが、調子が良いか悪いか解りません。 安いミニを買っても大丈夫なのですか?
A.最近、ネットオークション等で個人売買される方も多くなり、こういった質問が増えてきています。 決して個人売買が悪い訳ではないのですが、何故その車輌が安いのか?といった事を考える必要があります。 「問題無い」という発言も、点検整備をしっかりとしているから問題無いのか、今、普通に走るから問題無いと言っているのかも重要になってきます。 しかし、点検整備をシッカリとし、お金をかけて大切にしているミニを安く手放す方は、まずいません。 安いのには必ず理由があるのです。 また、こういった車輌を乗り始め、いざ点検をしてみると悪い所だらけという車輌も珍しくありません。 買われた後に、お金をかけて整備する必要がある場合がほとんどだという事を頭に入れて検討して下さい。



Q.ミニは乗り心地が悪いというのは本当?
A.乗り心地に関しては、確かに一般の国産車と比較すると固めです。 それにより良く曲がる、楽しい車になったという長所もあります。 ミニの固めの乗り心地は、基本的には特徴です。 ただし、パーツの消耗により、乗り心地が悪くなってしまっている車が多いのも事実です。 ショックや足回りのブッシュ類の劣化によるガタ等で乗り心地が悪いというのも理由の一つです。 



Q.私はミニの事も、メカの事も全く解りません。 でも、ミニに乗りたいんです。 こんな私でも大丈夫ですか?
A.非常に多い質問の一つです。 所有していない、また、初めて手に入れるミニの事をどう勉強するか解らなくて当然です。 まず、何が解らないか?が解りませんよね。 ですから、出来れば最初からキチンと整備された車を選択する事に努力して下さい。 そこが重要です。



Q.ミニに乗りたいのですが、「ミニは直ぐ壊れるからやめた方がイイ。」と言われました。 直ぐ壊れるって本当ですか?
A.結論から言ってしまえば、ミニはとても丈夫な車です。 昔は部品供給も悪く、治せる人も少なかったので、故障してしまうミニも多々ありました。 しかし、現在では部品も安く手に入り、シッカリと整備しているミニは壊れません。 基本設計がシンプルなだけに丈夫な車です。 壊れるというより、乗り手が整備をせず、壊してしまっている車の方が多いですね。



Q.ミニに乗っているのですが、車検に40万円かかると言われました。 ミニの車検は、そんなに高いのですか?
A.その車の状態を確認してみないと何とも言えませんが、通常、点検整備を行っているミニであればそんなにかかりません。 整備している車で平均すると、15〜16万円くらいです。 乗りっ放しで何の整備もせず、交換しなくても良い部品までダメにしてしまうと高くついてしまいます。 点検整備を行う方が、最終的な維持費は安くすむ場合がほとんどです。



Q.「ラバーコーンが寿命で車高が下がっているから、ラバーコーンを交換しないとダメ」と言われました。 ラバーコーンの寿命ってどれくらい?
A.ラバーコーンはゴムの塊ですから、経年変化で縮んできます。 特に重たいエンジンのあるフロント側の方が縮む量は多くなります。 フロントが下がっているミニはそのせいです。 確かにラバーコーンにも寿命はありますが、通常は交換する必要はありません。 ラバーコンが縮んでしまった分を調整するHi−Loキットを取り付け、車高の調整を行えばOKです。 逆にラバーコーンを新品にしても、新しいうちは縮む量も多く、1年程で車高は傾いてしまします。 通常、交換する必要はありませんが、メンテナンスの意味でも2〜4年で分解し、点検・清掃・グリスアップを行えばベストです。
ラバーコーンに取り付けられているHi−Loキット。 ネジの部分で長さを調整し、車高を整える機能を持っている。



Q.私は身長が190cmあります。 こんなに大きくてもミニに乗れますか?
A.比較的多い質問が、「身長が高い」「身長が低い」というポジションに関するもの。 確かにミニは小さな車ですから、背の高い人にしてみると「狭い」と思われるかもしれません。 しかし、ミニは色々なパーツが出ており、シートを変更して位置を低くしたり、ステアリングの位置を変更したりという事が可能。 ポジションを自分の運転姿勢に合わせる事で、楽に運転出来るようになります。 過去には2mを越えるバレーボール選手のお客様もいました。
ポジションについては、「シートポジション」を参考にして下さい。



Q.コイルサスにすると乗り心地が良くなるって本当?
A.まず、コイルサスを検討する前に足回りを点検してみて下さい。 足回りに不具合があり、乗り心地が悪い場合も多いのです。 足回りをキッチリと整備してからコイルサスを入れるか否か、検討しても遅くはありません。 また、コイルサスを入れてもあくまでもミニの乗り心地ですから、高級国産車のような乗り心地にはなりませんし、そうする必要も無いと考えます。



Q.ミニが欲しいのですが、ミニを維持するは大変なの?
A.抽象的な問い合わせですね。 もちろん、維持をするのに費用はかかります。 ただし、その掛かり方は、選ぶ車によって最初に大きく掛かるか?、少しずつ永い年月をかけて掛かるか?の違いです。 基本としてオイル交換をマメに行ったり、グリスアップなどの費用、その他の整備費用がかかりますが、車輌の状態によっても変ってきます。 また、大変と思う事は感覚の違いでもあり、難しい質問ですね。 新車が無くなり、早5年近く、今では中古車しかないミニです。 個々の車輌の整備状況や状態を含めて検討する、またはご相談下さい。



Q.過去にミニに乗っていました。 今は、手放してから10年近く経っています。 もう一度、ミニに乗りたくて、御社のフルレストア済みのMK−Iを購入するか、レストア・ベースの車を購入し、年月をかけて仕上げるか迷っています。 どちらが、より楽しめるでしょうか? 出来れば一生付き合っていけるミニをと、考えています。 適切なアドバイスをお願いします。
A.まず、お客様の環境について教えてください。 仕上げていく為の保管状況、また、修復する為に手間と時間とお金もかかります。 しかし、オールド・ミニを理解するという点ではレストア・ベースを購入し、一つ一つの作業工程を楽しみとして考え、遊べれば良いですね。 ただ、中々身近にスペシャリストや、それを取り巻く仲間や環境が整わず、ショップ任せになってしまう場合が多いのも事実。 金銭的なやりとりだけでは思うように仕上げられず、中途半端でイヤになってしまうのも良くある事です。 それでは、お客様も損をするし、なによりも、その車が終わってしまうのではないでしょうか。 クラブに入るなどして環境作りをし、楽しみながら大切にされた方が間違いないと考えます。 これは、レストア済みの車輌を購入する場合でも同じです。 どちらにしても高い買い物。 オールド・ミニだけが全てではありません。 もっと手頃なミニでも十二分に楽しませてくれると思います。 何と言ってもミニは2000年で生産終了していますから、高年式のミニも10年も経てばオールド・ミニです。
ただ今、仕事中」コーナーで紹介しているフルレストア作業。 手間と時間もかかり、大変な作業ではあります。 しかし、一度ビッシリと仕上げてしまえば、良い状態を永い期間保つ事が可能。 「レストア中にローンが終わって良かった。」という嘘のような話しも珍しくありません。



Q.昨日、すれ違ったミニがセンター出しの良い音がするマフラーを付けていたのですが、ドコのマフラーですか?
A.センターマフラーにも種類があり、それだけでは解りません。 ゴメンナサイ。