推理小説関係・文学賞受賞リスト


[泉鏡花文学賞][柴田錬三郎賞]直木三十五賞][芥川龍之介賞]
[山本周五郎賞][吉川英治文学新人賞]

2001年07月22日 更新


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泉鏡花文学賞(金沢市・主催)
第1回 昭和48年 半村良 産霊山秘録 早川書房
第2回 昭和49年 中井英夫 悪夢の骨牌 平凡社
第13回 昭和60年 宮脇俊三 殺意の風景 新潮社
第16回 昭和63年 泡坂妻夫 折鶴 文藝春秋
第18回 平成 2年 日影丈吉 泥汽車 白水社
第25回 平成 9年 京極夏彦 嗤う伊右衛門 中央公論社
柴田錬三郎賞(集英社・主催)
第3回 平成 2年 皆川博子 薔薇忌 実業之日本社
第4回 平成 3年 北方謙三 破軍の星 集英社
第9回 平成 8年 連城三紀彦 隠れ菊 新潮社
第10回 平成 9年 帚木蓬生 逃亡 新潮社
第11回 平成10年 夢枕獏 神々の山嶺 集英社
第13回 平成12年 西木正明 夢顔さんによろしく 文藝春秋
直木三十五賞(日本文学振興会・主催)
第4回 昭和11年下半期 木々高太郎 人生の阿呆  
第7回 昭和13年上半期 橘外男 ナリン殿下への回想  
第26回 昭和26年下半期 久生十蘭 鈴木主水  
第31回 昭和29年上半期 有馬頼義 終身未決囚 作品社
第35回 昭和31年上半期 南條範夫 燈台鬼  
第40回 昭和33年下半期 多岐川恭 落ちる 河出書房
第42回 昭和34年下半期 戸板康二 団十郎切腹事件 他  
第44回 昭和35年下半期 黒岩重吾 背徳のメス 中央公論社
第45回 昭和36年上半期 水上勉 雁の寺  
第57回 昭和42年上半期 生島治郎 追いつめる 光文社カッパノベルス
第58回 昭和42年下半期 三好徹 聖少女  
第60回 昭和43年下半期 陳舜臣 青玉獅子香炉  
第63回 昭和45年上半期 結城昌治 軍旗はためく下に  
第81回 昭和45年上半期 阿刀田高 ナポレオン狂 講談社
第83回 昭和55年上半期 志茂田景樹 黄色い牙 講談社
第84回 昭和55年下半期 中村正軌 元首の謀叛 文藝春秋
第89回 昭和58年上半期 胡桃沢耕史 黒パン俘虜記 文藝春秋
第91回 昭和59年上半期 連城三紀彦 恋文 新潮社
第95回 昭和61年上半期 皆川博子 恋紅 新潮社
第96回 昭和61年下半期 逢坂剛 カディスの赤い星 講談社
第99回 昭和63年上半期 景山民夫 遠い海から来たCOO 角川書店
         
第101回 平成 1年上半期 ねじめ正一 高円寺純情商店街 新潮社
笹倉明 遠い国からの殺人者 文藝春秋
第102回 平成 1年下半期 星川清司 小伝抄 オール讀物10月号
原りょう 私が殺した少女 早川書房
第103回 平成 2年上半期 泡坂妻夫 蔭桔梗 新潮社
第104回 平成 2年下半期 古川薫 漂白者のアリア 文藝春秋
第105回 平成 3年上半期 芦原すなお 青春デンデケデケデケ 河出書房新社
宮城谷昌光 夏姫春秋 海越出版社
第106回 平成 3年下半期 高橋義夫 狼奉行 オール讀物12月号
高橋克彦 緋い記憶 文藝春秋
第107回 平成 4年上半期 伊集院静 受け月 文藝春秋
第108回 平成 4年下半期 出久根達郎 佃島ふたり書房 講談社
第109回 平成 5年上半期 高村薫 マークスの山 早川書房
北原亞以子 恋忘れ草 文藝春秋
第110回 平成 5年下半期 大沢在昌 新宿鮫 無間人形 読売新聞社
佐藤雅美 恵比寿屋喜兵衛手控え 講談社
第111回 平成 6年上半期 海老沢泰久 帰郷 文藝春秋
中村彰彦 二つの山河 別冊文藝春秋207号
第112回 平成 6年下半期 該当作なし
第113回 平成 7年上半期 赤瀬川隼 白球残映 文藝春秋
第114回 平成 7年下半期 小池真理子 早川書房
藤原伊織  テロリストのパラソル 講談社
第115回 平成 8年上半期 乃南アサ 凍える牙 新潮社
第116回 平成 8年下半期 坂東眞砂子 山妣 新潮社
第117回 平成 9年上半期 篠田節子 女たちのジハード 集英社
浅田次郎 鉄道員(ぽっぽや) 集英社
第118回 平成 9年下半期 該当作なし
第119回 平成10年上半期 車谷長吉 赤目四十八瀧心中未遂 文藝春秋
第120回 平成10年下半期 宮部みゆき 理由 朝日新聞社
第121回 平成11年上半期 桐野夏生 柔らかな頬 講談社
佐藤賢一 王妃の離婚 集英社
第122回 平成11年下半期 なかにし礼 長崎ぶらぶら節 文芸春秋
第123回 平成12年上半期 金城一紀 GO(ゴウ) 講談社
船戸与一 虹の谷の五月 集英社
第124回 平成12年下半期 重松清 ビタミンF 新潮社
山本文緒 プラナリア 文藝春秋
第125回 平成13年上半期 藤田宜永 愛の領分 文藝春秋
芥川龍之介賞(日本文学振興会・主催)
第28回 昭和27年下半期 松本清張 ある小倉日記伝  
第37回 昭和32年上半期 菊村到 硫黄島  
第119回 平成10年上半期 花村萬月 ゲルマニウムの夜 文学界1998年6月号
山本周五郎賞(新潮文芸振興会・主催)
第1回 昭和63年 山田太一 異人たちとの夏 新潮社
第2回 平成 1年 吉本ばなな TUGUMI 中央公論社
第3回 平成 2年 佐々木譲 エトロフ発緊急電 新潮社
第4回 平成 3年 稲見一良 ダック・コール 早川書房
第5回 平成 4年 船戸与一 砂のクロニクル 毎日新聞社
第6回 平成 5年 宮部みゆき 火車 双葉社
第7回 平成 6年 久世光彦 一九三四年冬 −乱歩 集英社
第8回 平成 7年 帚木蓬生 閉鎖病棟 新潮社
第9回 平成 8年 天童荒太 家族狩り 新潮社
第10回 平成 9年 真保裕一 奪取 講談社
篠田節子 ゴサインタン 双葉社
第11回 平成10年 梁石日 血と骨 幻冬舎
第12回 平成11年 重松清 エイジ 朝日新聞社
第13回 平成12年 岩井志麻子 ぼっけえ、きょうてえ 角川書店
第14回 平成13年 乙川優 五年の梅 新潮社
中山可穂 白い薔薇の淵まで 集英社
吉川英治文学新人賞(吉川英治国民文化振興会・主催)
第1回 昭和55年 加堂秀三 涸瀧 文藝春秋
田中光二 黄金の罠 祥伝社
第2回 昭和56年 栗本薫 絃の聖域 講談社
南原幹雄 闇と影の百年戦争 集英社
第3回 昭和57年 澤田ふじ子 陸奥甲冑記、寂野 講談社
第4回 昭和58年 赤瀬川隼 球は転々宇宙間 文藝春秋
北方謙三 眠りなき夜 集英社
第5回 昭和59年 連城三紀彦 宵待草夜情 新潮社
山口洋子 プライベート・ライブ 講談社
第6回 昭和60年 船戸与一 山猫の夏 講談社
第7回 昭和61年 高橋克彦 総門谷 講談社
第8回 昭和62年 景山民夫 虎口からの脱出 新潮社
第9回 昭和63年 清水義範 国語入試問題必勝法 講談社
第10回 平成 1年 椎名誠 犬の系譜 講談社
岡嶋二人 99%の誘拐 徳間書店
第11回 平成 2年 小杉健治 土俵を走る殺意 新潮社
第12回 平成 3年 大沢在昌 新宿鮫 光文社カッパノベルス
伊集院静 乳房 講談社
第13回 平成 4年 中島らも 今夜、すべてのバーで 講談社
宮部みゆき 本所深川ふしぎ草紙 新人物往来社
第14回 平成 5年 帚木蓬生 三たびの海峡 新潮社
第15回 平成 6年 薄井ゆうじ 樹の上の草魚 講談社
東郷隆 大砲松 講談社
第16回 平成 7年 浅田次郎 地下鉄にのって 徳間書店
小嵐九八郎 刑務所ものがたり 文藝春秋
第17回 平成 8年 鈴木光司 らせん 角川書店
真保裕一 ホワイトアウト 新潮社
第18回 平成 9年 馳星周 不夜城 角川書店
服部真澄 鷲の驕り 祥伝社
第19回 平成10年 花村萬月 皆月 講談社
第20回 平成11年 山本文緒 恋愛中毒 角川書店
第21回 平成12年 宇江佐真理 深川恋物語 集英社
第22回 平成13年 野沢尚 深紅 講談社


使用上の注意:
最近では、推理小説や広義のミステリーが一般の文学賞の候補となり受賞することが多くなりました。
この様な傾向を整理するため、ミステリー作家の受賞することの多い文学賞について、受賞作をまとめてみました。
文学賞は、ミステリーとしての評価とは別の視点で評価されているので、候補作についてはリストアップしていません。
私のページは、推理小説のページなので、受賞作についても、広義のミステリー作品、ミステリー作家の作品のみをリストアップしました。
ただし、「山本周五郎賞」「吉川英治文学新人賞」「(平成以降の)直木三十五賞」については、全受賞作をリストアップしました。
間違いなどにお気づきの場合は、ご教示下さい。



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