第１回　昭和６３年（1988年）
　〔選考委員〕　佐野洋，高見浩，逢坂剛，椎名誠，連城三紀彦
　大賞　　受賞作なし
　優秀作『幸福な朝食』　　　　　乃南アサ　　　　新潮社 88.11
　候補作『死体は夜喋る』　　　　清水敬治
　　　　『遠いわかれ』　　　　　西崎佳子
　　　　『あしながおじさん殺人事件』高場詩郎
　　　　改題/改名→『神戸舞子浜殺人事件』　高場詩朗　天山出版 89.6

第２回　平成　１年（1989年）
　〔選考委員〕　佐野洋，高見浩，逢坂剛，椎名誠，連城三紀彦
　大賞　『魔術はささやく』　　　宮部みゆき　　　新潮社 89.12
　候補作『Ｋ』　　　　　　　　　久松淳　　　　　新潮社 90.9
　　　　『もう一度、戦争』　　　吉竹純
　　　　『リヴィエラを撃て』　　幸田精（高村薫）新潮社 92.10

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第３回　平成　２年（1990年）
　〔選考委員〕　佐野洋，高見浩，逢坂剛，椎名誠，連城三紀彦
　大賞　『黄金を抱いて翔べ』　　高村薫　　　　　新潮社 90.12
　佳作　『賞の柩』　　　　　　　帚木蓬生　　　　新潮社 90.12
　候補作『電気じかけの悪夢』　　裾野二朗
　　　　『スナイプ・ザ・ＤＮＡ』松浪和夫
　　　　『朝もやの中に街が消える』羽場博行　　　角川書店 93.5

第４回　平成　３年（1991年）
　〔選考委員〕　佐野洋，高見浩，逢坂剛，椎名誠，島田荘司
　大賞　　受賞作なし
　佳作　『仮面の生活』　　　　　御坂真之
　　　　改題→『ダブルキャスト』　　　　　　　　新潮社 92.2
　〃　　『エノラゲイ撃墜指令』　松浪和夫　　　　新潮社 92.2
　候補作『コマラ　−　偉大なる神の委員会』高森優
　　　　『吹雪に消えた男』　　　福成一壽
　　　　『長い導火線』　　　　　羽場博行

第５回　平成　４年（1992年）
　〔選考委員〕　佐野洋，高見浩，逢坂剛，椎名誠，島田荘司
　大賞　『ソウルに消ゆ』　　　　有沢創司　　　　新潮社 92.12
　候補作『殺される理由』　　　　久松淳
　　　　『二重螺旋の罠』　　　　裾野二朗
　　　　『ボトムカード』　　　　御坂真之
　　　　『殺しのシリウス少年楽団』森山清隆

第６回　平成　５年（1993年）
　〔選考委員〕　佐野洋，高見浩，逢坂剛，椎名誠，島田荘司
　大賞　　受賞作なし
　優秀作『孤独の歌声』　　　　　天童荒太　　　　新潮社 94.1
　候補作『富士山の身代金』　　　藤山健二　　　　新潮社 95.3
　　　　『真空回廊』　　　　　　安東能明
　　　　『プロトコル』　　　　　ヘンリー川邊
　　　　『猟犬の日』　　　　　　三宅彰

第７回　平成　６年（1994年）
　〔選考委員〕　佐野洋，高見浩，逢坂剛，椎名誠，島田荘司
　大賞　　受賞作なし
　優秀作『褐色の標的』　　　　　安東能明
　　　　改題→『死が舞い降りた』　　　　　　　　新潮社 95.1
　佳作　『ブルーエスト・ブルー』吉田直樹
　　　　改題→『ラスト・イニング』　　　　　　　新潮社 95.2
　〃　　『回遊魚の夜』　　　　　森山清隆　　　　新潮社 95.2
　候補作『死者の立つ淵』　　　　柄刀一
　　　　『野生の記憶』　　　　　瑞木歩実（北川歩実）

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1996年05月06日　更新