黒猫荘
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これがワテのお勧めやねん!!
オーナー:SAMANA

SINCE 1999.5.4
ようこそ16号室へ!! 私がこの部屋でやろうとしていることは、

1)ミステリ未経験・経験少ない人にミステリ好きになってもらおう!!
2)ある程度の経験者にはまだまだこんなミステリがあるってことを知ってもらってますますミステリ好きになってもらおう!!
3)ミステリどっぷり者には、DEEPな情報をお互いに提供・体験してもらって「アッシャー家」のように泥沼に沈んでもらおう(笑)!!

と、要は「ミステリを好きになる人が増えればいいな」ってことです。
皆さん、「お勧め本」のご紹介よろしくお願いします。「お勧めダブり」は大歓迎。集計して「お勧め人気度」もだしたい(笑)。
でもネタバレはやめてね!!!

ウダ話OK。ミステリウダ話(ミステリにちょっとでも関係した雑談。例えば小ボケ・小ツッコミ・オフ話等)で
ミステリに興味を持ち始める可能性はあると思います。
ただしウダの内容は『皆様の良識』に期待!!
 1〜4件 
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2579. 2026年05月03日 03時45分18秒  投稿:SAMANA 
 前回に書いた「訳あって」は継続中ながら読了数が少なかったので感想は
おおむねこれまで通りの量。それにしてもいつになったら読書環境が整うの
か、私自身が一番知りたい……(^-^;。

 さてさて。それでは積読本状況詳細報告。

2026年4月の読了本

  1.『吠える犬』 E・S・ガードナー
  2.『聖悪女』 土屋隆夫
  
 2冊読了等。
 環境未整備とはいえ、ここまで自分がだらしないとは思ってもいませんでした。
いやもう本当に情けない( ノД`)シクシク…

極私的超アバウト評価

◎とても楽しめた
 なし

○楽しめた
 『聖悪女』

・普通
 なし

△あまり楽しめなかった
 『吠える犬』

×楽しめなかった
 なし

『吠える〜』は、海外法廷ミステリ長編で弁護士ペリーメイスンシリーズの1作。
人物関係がほとんど見えなくて、ほとんど楽しめず。メイスン物は本当に相性が悪い。
『聖悪女』は、自身の特殊な身体を呪った女性の半生を描いた長編推理小説。
恨みや怨念といった要素がうかがえる梗概に不安を覚え、読み始めてからは主人公の
思い込みに若干無理を感じつつも、人情味ある人物像と予想外に理知的(作者像から
すれば予想通り)なミステリだったので、予想以上に楽しめたのが嬉しい。

2026年4月の購入本等

  1.『水 -本の小説-』 北村薫
  2.『鬼哭洞事件』 太田忠司
  3.『都会のトム&ソーヤ 22 ナイト列車で行こう!』 はやみねかおる
  4.『ジェノサイド(上) 新装版』 高野和明
  5.『ジェノサイド(下) 新装版』 高野和明
  6.『倫敦スコーンの謎』 米澤穂信
  
 6冊購入等
 1は、前月刊行分が買えなかったのを補完。
 2は、シリーズの直近作未購入に気づいて購入。
 3は、SNS情報で知って購入。
 6は、定期購入ダヴィンチ新刊文庫情報でチェック。
 4と5は、積読増やしていいかどうか悩みつつ、結局は購入。
 出世作『13階段』がとんでもなく面白かったので。

そいでは!!

2578. 2026年04月05日 10時29分48秒  投稿:SAMANA 

 訳あって、今月読了本はおおむねアバウト評価のみ。ひょっとすると
しばらくこの状態が続くかも。体調不良とか悪いことは起きていません
が、とにかく「訳あって」ということで(^-^;。

 さてさて。それでは積読本状況詳細報告。

2026年3月の読了本

  1.『緑のハートをもつ女』 ローレンス・ブロック
  2.『密室レシピ』 折原一、霞流一、柴田よしき、泡坂妻夫
  3.『共犯マジック』 北森 鴻
  4.『狩野俊介の肖像』 太田忠司
  5.『三人のこびと』 フレドリック・ブラウン
  6.『羊歯行・乱蝶 ほか』 石沢英太郎
  7.『銀座迷宮クラブ』 生島治郎
  8.『ニジンスキーの手』 赤江瀑

 8冊読了等。
 かなり減らせて嬉しい限り。どこまで続くこのペース。

極私的超アバウト評価

◎とても楽しめた
 なし。

○楽しめた
 『緑のハートをもつ女』『密室レシピ』『狩野俊介の肖像』
 『羊歯行・乱蝶 ほか』『銀座迷宮クラブ』

・普通
 『共犯マジック』『三人のこびと』『ニジンスキーの手』

△あまり楽しめなかった
 なし。

×楽しめなかった
 なし。

『共犯〜』は、占い書「フォーチュンブック」の狂言回しに乗り切れず。
『狩野俊介〜』は、しばらぶりの太田忠司ミステリ。このほろ苦くいけれ
どそれが当たり前にある現実のなかのヒューマンミステリストーリーがた
まりません。俊介くんシリーズなら尚更です。大好きです。


2026年3月の購入本等

  1.『ホロボの神 泡坂妻夫拾遺集』 泡坂妻夫
  2.『有栖川有栖のミステリな世界』 別冊ダ・ヴィンチ
  
 2冊購入等。
本来は3冊購入ながら4/30刊行文庫を忙しくて月内に買いに行けず翌月
繰り越し。後が苦しくなるので出来るだけ刊行月に買いたいけれど、仕
事が許してくれないというのは本当に悲しい……( ノД`)シクシク…

1.2.とも未読作品は信頼買い購入定番作家ですが、今回は企画の誘
惑に負けて購入。
1.は、既刊未収録作品もあるということで。
2.は、とにかく有栖川有栖のことをとにかく知りたくて。

そいでは!!
2577. 2026年03月01日 09時33分49秒  投稿:SAMANA 

休みの日が本当に待ち遠しくて仕方がない日々を過ごしています。
あ〜何か楽しいことがないかなぁ〜<自分から動かない還暦ジジイ(^-^;。

 さてさて。それでは積読本状況詳細報告。

2026年2月の読了本

  1.『フォックスの死劇』 霞流一
  2.『美貌の帳 建築探偵桜井京介の事件簿』 篠田真由美
  3.『拳銃(ガン)』 エド・マクベイン
  4.『もう一人の私』 北川歩実
  5.『蔵屋敷の遣い 甲次郎浪華始末』 築山桂
  6.『メトロポリスに死の罠を』 芦辺拓
  
 6冊読了等。
 仕事イライラからの逃避で読了数増加。健康に悪いなぁ( ノД`)シクシク…。

極私的超アバウト評価

◎とても楽しめた
 なし

○楽しめた
 『フォックスの死劇』『美貌の帳 建築探偵桜井京介の事件簿』
 『もう一人の私』『メトロポリスに死の罠を』

・普通
 『拳銃(ガン)』『蔵屋敷の遣い 甲次郎浪華始末』

△あまり楽しめなかった
 なし

×楽しめなかった
 なし

『フォックス〜』は、コメディベースながら中身はしっかり新本格と評価
の高い作家のミステリ長編。状況は派手なのに落ち着いた表現で見せてい
く(ユーモアを出す)タイプのようでまずまず面白いかったんですが、ミ
ステリネタも含め展開が淡々として進んでいくさまにちょっと物足りなく
思ったかも(「コメディだけど新本格」ゆえの味わいかもしれないけれど)。
ミステリネタも「それはちょっと……」と「おおっ!」の玉石混交の印象
でした。

『美貌の〜』は、超絶美男子名探偵フリーターと、その被保護者の高校生
男子のボイラヴを想起させるコンビを主人公にしたミステリ長編シリーズ
第6作目。
愛憎もつれるストーリーはミステリ度とあわせても正直「普通」の印象で
したが、新本格ミステリのシリーズものとしてのエンタメ外連味が心地よ
かったので「楽しめた」にしました。新本格に甘い私(*^.^*)エヘッ。
当然のことながら今作を存分に楽しもうと思うなら、今作までのシリーズ
全作内容を把握しておいたほうが吉。また、解説は西澤保彦なんですが、
この解説の文章と内容が私には難解すぎて途中で読むのを挫折。解説で挫
けたのは初めてかも(^-^;? この手の解説をじっくり読み込む辛抱強さと
読解力を養いたいものです<なら努力しろよ!

『拳銃』は87分署シリーズで有名な作家によるノンシリーズ犯罪小説。
アンダーグラウンドの世界で強盗暮らしの生活をおくっていた青年の、殺
人を犯した後の逃亡劇を回想を交えて描かれたストーリーでしたが、思う
ところも考えてしまうところも特に生まれず。共犯者の彼女、ジーニーの
キャラはちょっと良かったです。
あと、今と過去の描写を区別出来ず、混在して読み進め混乱してしまった
読解力のなさは、反省します( ノД`)シクシク…。

『もう一人〜』は、単なる「ひねり」でなく「大ひねり」と言えるネタを
全作に仕込んだミステリ短編集。正直、すごいなぁと感心。
ベストは、巧みな配置構成・無駄のない展開・切れ味のある意外さ等が素
晴らしかった「ささやかな嘘」。次点は、意外さではベストをしのぐほど
で見事に裏をかかれた「月の輝く夜」。1話目の「分身」がややこしすぎ
るネタ展開で、短編集としてはお勧め本までいかない印象を最初に抱いて
しまい、読了後もその思いが残ってしまったのが本当に残念。

『蔵屋敷の〜』は、江戸時代の大坂を舞台に、呉服屋の跡取りながらその
出生に謎がある甲次郎の行動を描く時代長編小説。
蔵屋敷で甲次郎の許嫁の信乃と従妹の千佐の身に起きた出来事を発端にし
た不審な出来事が描かれていて、そのストーリーはまずまず面白いものの、
気になったのは、主役の甲次郎に信乃と千佐、そして甲次郎の親友である
同心の丹羽祥吾との関係性の、何かしら含みを持たせる描き方。
信乃と丹羽祥吾との間は、ははぁんと想像のつく範囲内でニヤニヤ出来る
もので全然いいのですが、甲次郎と千佐とのものはシリーズ1作目(のは
ず)にしては書かれていない(であろう)出来事が曖昧模糊過ぎて&千佐
が不憫(であろう)過ぎて、ちょっと消化不良&甲次郎に悪い印象を覚え
ました。これもシリーズストーリーもののテクニックの一つなのかもしれ
ませんが。

『メトロ〜』は、パラレルワールドの大阪を舞台にしたエンタメ冒険活劇。
メインは本格ミステリでなく活劇ですがミステリネタが油断も隙も無くき
っちりちらばめられ、かつそれがある種の痛快さも生み出していて、少年
探偵団的冒険ストーリーで楽しめました。大阪弁キャラもやっぱり馴染み
があるのでいい感じ。多すぎると辟易するでしょうが(^-^;。
あと、序盤の列車消失トリックは、最後の最後の処理ネタに感心しました。


2026年2月の購入本等

  1.『invret II 覗き窓の死角』 相沢沙呼
  2.『意外な犯人 犯人当て小説傑作選』 綾辻行人他・福井健太編
  
 2冊購入等。
よく我慢してるなぁとジジイの自画自賛(^-^;
1.は、シリーズキャラ信頼買い。
読書ペースが飛躍的に上昇すれば他作品にも手を伸ばしたいところですが
難しいだろうなぁ……。今作も80歳になるまでには何とか読了したいもの
です…(〃´o`)=3 フゥ。
2。は、企画シリーズ信頼買い。
3作目にして最近の作家作品が選ばれているのでこのシリーズも今作で終
了だと思うのですが、今後もこの手の企画は、新しくて優れた作品が生ま
れ続ける限り、続いていってほしいなぁ。

そいでは!!
2576. 2026年02月07日 09時45分58秒  投稿:SAMANA 

 ああもう仕事がうっとおしくて仕方なくイライラしっぱなし。愚痴しか
でてこない。この状態はミステリでもなかなか治癒できそうにないのが悲
しい( ノД`)シクシク…

 さてさて。それでは積読本状況詳細報告。

2026年1月の読了本

  1.『怪盗ニック対女怪盗サンドラ』 エドワード・D・ホック
  2.『リンゴォ・キッドの休日』 矢作俊彦
  3.『百鬼夜行 陰』 京極夏彦
  4.『火の神の熱い夏』 柄刀一
  5.『罪深き眺め』 ピーター・ロビンスン
  6.『アイルランドの薔薇』 石持浅海
  
 6冊読了等。
最近、読書の調子が良くて、心の中の読書スペースだけはホクホクと暖かい
です(*^ヮ^*)。

極私的超アバウト評価

◎とても楽しめた
 『アイルランドの薔薇』

○楽しめた
 『怪盗ニック対女怪盗サンドラ』『百鬼夜行 陰』『火の神の熱い夏』
 『罪深き眺め』

・普通
 なし

△あまり楽しめなかった
 なし

×楽しめなかった
 『リンゴォ・キッドの休日』


『怪盗ニック〜』は、数多くの短編ミステリを生み出した海外ミステリ作家の
人気キャラ「怪盗ニック」の日本独自編纂短編集。
ベスト3は順不同で「レオポルド警部のバッジを盗め」「禿げた男の櫛を盗め」
「蛇遣いの籠を盗め」。キャラがよく不自然さもないのでどの作品も一定レベル
で楽しかったです。実は内容既にうろ覚えなんだけれど…(^-^;。
『リンゴォ〜』は、マンガ「気分はもう戦争」を除けば初読となるエンタメ作家
のハードボイルド中編2作。
作中、薬物で主人公がラリってしまう場面があり、幻覚内をさまようシーンなの
でかなり訳の判らない意味不明なもの描写であることはある意味当然なんだけれ
ど、私にとって問題は、そのシーンさながらに作品の最初から最後までかなり理
解しづらい文章で内容をほとんど理解できないまま読み終えてしまったことです。
読解力がないとここまで矢作作品を楽しめないものなのかと痛感。矢作作品はネ
ームバリューにつられてあと8作も積読があるのにどうしよう……。ちょっとだ
け憂鬱(^-^;。
『百鬼〜』は、京極堂シリーズ長編各作に登場した人物たちの身に起きた話を集
めた短編集。
各話の主人公たちの造形はいっさい記憶にないけれど、それでも面白かったのは、
ストーリーを最大限効果的に見せる文章表現がやっぱり巧みなのかなと思ったり。
あと、関口は本当に相変わらずの関口で、記憶の印象そのままでだったのが逆に
一安心。
『火の神の〜』は、著者の数あるシリーズのうち南美希風が探偵役を務めるミス
テリの長編1作目(らしい)。
文庫本約250ページの本格ミステリという最も好みの質&量な作品なのに、どこに
いたのかがキモになる「細かすぎる検証が必要」の苦手タイプだったので、引き
込まれるところまでのめりこめなかったが残念。真相はある意味、本格ミステリ
として定番的な着地でしたが、かえってそれが嬉しくて&面白くて楽しませても
らいました。
『罪深き眺め』は、イギリスの片田舎で覗き・盗難・殺人が並行して起きる田園
モジュールミステリ長編。
主要キャラはそこそこいい味してるし、ストーリー展開もそこそこ興味を持たせ
るものだし、終盤の見せ方もそこそこ興奮させてくれたけれど、全てが「そこそ
こ」で面白さが今ひとつ抜き出ていなかった印象。でも面白くないかというと、
そうとはやっぱり言えなくて…。何とももどかしいミステリです(^-^;。
『アイル〜』は、鮎川哲也が編者を務めた公募アンソロジー企画「本格推理」
出身作家である著者の本格ミステリ長編デビュー作。
これは予想以上に面白く読めました。警察が介入しないシチュエーションに納得
できたのが大きかったかも。その点も含め、世評の高い『月の扉』よりこちらの
ほうが私は断然好み。終盤の解明時に効果を発揮するミステリとしてのいくつも
の仕込み、読者は目にしていてわかるけれど作中の登場人物の間では判りえない
いくつもの仕掛けとそれらを読者に見せる見せ方が一つ一つ面白く本当に楽しめ
ました。作中のアイルランドをめぐる政治的状況や組織性質の事実性、登場した
警察のあっけないほど早い幕引き処理、スーパーマン過ぎる主人公の理屈付けが
なかったなど、気になる点も正直ありますが、それでもそれらを凌駕するほどの
多重な仕込みがすごく効果を発揮したミステリだと思います。


2026年1月の購入本等

  1.『シンポ教授のマジカルミステリー劇場』 新保博久
  2.『盗む男 ミステリ短篇選』 井上ひさし/井上恒編

 2冊購入等。
本当は院長文庫刊行の筒井康隆短編集も購入予定にしていましたが、1冊でも積読
本減少を目指して購入取りやめ。この積み重ねで自分が報われることになるんだと
信じておきます(^-^;。

そいでは!!

[NAGAYA v3.13/N90201]