黒猫荘
(mobile版)

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THE TELL-TALE HUT
オーナー:庵本譚

WELCOME TO “THE TELL−TALE HUT”

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119. 2005年01月26日 18時21分51秒  投稿:庵本譚 
庵主です。
てんぱっていた仕事がとりあえず上がりましたので
浮上いたしました。
沈んでいる間に、随分と「黒の奉加帳」状態で清張ネタが
盛り上がっており、ネタ元といたしましては慶賀の極みでございます。
お立会いの皆様、ヒア、ヒア!(静聴、静聴)

B&Wさま

>世界最高のアリバイ崩し作家、
♪アリバイ一万尺
♪古書肆の上で鮎哲帯付き、さあ探しま書
♪らんらんぽ、らんらんらん

>ジュブナイル好きといたしましては「高校殺人事件」も捨てがたいです。
いまでいうヤングアダルトなんでしょうね。
清張の著作の中で「最も工夫のない題名」ではないでしょうか?

>アリバイといえばビックリしたのが「樽」の新訳。
6年前の集英社文庫の「乱歩が選ぶ黄金時代ミステリーBEST10」でも
新訳でしたよね。全くうう、同じ労力をかけるなら、
「解毒剤」でも「少年探偵ロビン」でも訳してくれればいいのにい。

愛猫鉄人さま

>取り敢えず100円縛りで探してみます。
わたくしめも、ちょっとやり始めてみましたが、なかなかキツイです。
テレビの影響か、「砂の器」がやたら並んでます。

>「高校殺人事件」はおもしろかった記憶があります。
よーし、探すぞお。(実は未読)


おどる様 

いらっしゃいませ。
>後ろ向きのネット活動
「もどる」様?

>知らないあいだにこんな掲示板が開設されていたなんて
まあ歩行者天国のパフォーマンス・ノリでやっております。
気に入って頂ければ幸いです。

>松本清張は文章が大人で、格好いいので
激しく同意いたします。
ホント格好いいんです

>中身はほとんど憶えていません。
激しく同意いたします。(おいおい)

>中身を憶えていなくともいいのか。
こらこら

>もしかするとそれは「聞かなかった場所」と
>勘違いしているかもしれません。
もしかするとそれは「時間の風蝕」と
勘違いしているかもしれません。
って、それは津村秀介。
ぱん!

>偏愛している編集者(って思わせぶりに隠す

♪名も知らぬ 遠き邦へと
♪流れ寄る 野心のみひとつ
♪ふるさとの岸を 離れて
♪なれは荒波に幾年

♪早稲ミスは 生いや茂れる
♪枝はなお 弟子をやなせる
♪われもまた 返本枕
♪ひとり身の 憂き世の旅ぞ

♪城落ちて 幻影散れば
♪新たなり 流離の憂い
♪ゾッキ棚 沈むを見れば
♪たぎり落つ 異郷の涙

♪思いやる 八重の古書古書
♪いずれの日にか 国にかえらん

藤村ですか?
いえ、遁走です
(、、、あああ、やってしまった)

>古本に費やすお金はあまり減っていないんですが。
ページ当り単価が、
「擦るは千円、買うは万円」って感じ。

>(その節は失礼いたしました >ある方)、
「ある方」はいまだに、トランクルームの中に入れっぱなしで
どうにもこうにもならないようです(泣)

>同居人の注意も惹きませんし。
値札だけは外しておいた方がいいっすよ

>古本屋の親父という立場
そ、そうか、あれは「カタログ」だったのか。
某誌の雑誌紹介コーナー。

>30年前の古本の広告には美味しそうな
>本がよさげな価格で掲載されており、
ああ、あの頃、私がそれを知ってさえいれば!(HIBK派)

これにこりず、どうぞ、またおこしください。


にっちさん

ようこそいらっしゃいませ。
浅学非才の身でございますが、推理小説は大好きですので、
楽しくお話しできれば幸いです。

>「時間の習俗」は面白かった記憶があります。
実は、新潮文庫であったこと、
探偵の名前、写真アリバイだった以外の事は
全て忘れてしまっております。
 
>今日「白紙委任状」柏艪舎刊
うわっ、出版社の名前が読めません。
で、ぐぐってみると、札幌の出版社さんなんですね。
へえ〜

>「イタリアの松本清張!」と言った位置づけ
「マカロニ清張」

>でもアリバイものではないようで肩透かしかも(笑)

煽りをコピペいたしますと

「第二次世界大戦末期のイタリア。体制変動の波にもまれながらも、
刑事魂を貫き、殺人事件を解決していくデルーカ捜査官シリーズ第一弾」

だ、そうですね。
私が瞬間的に連想したのは「ゴーリキー・パーク」でした。
このシリーズも出版社を転々とするのでしょうか?

また教えてください。

ではでは。
118. 2005年01月25日 23時12分47秒  投稿:にっち 
(続きです)
松本清張で思い出しましたが、今日「白紙委任状」柏艪舎刊
を買ってきました。現代イタリア推理小説だそうですが、
あとがきでは「イタリアの松本清張!」と言った位置づけだ
そうです。
でもアリバイものではないようで肩透かしかも(笑)
117. 2005年01月25日 22時16分06秒  投稿:にっち 
庵主さま
推理小説好きのにっちです。
ネットサーフィンで来ましたが庵主さまは推理小説のことをよくご存知のようですのでいろいろ教えてください。清張は初期作しか読んでいませんが「時間の習俗」は面白かった記憶があります。
116. 2005年01月24日 22時20分33秒  投稿:おどる 
こんばんは。はじめまして。庵主様。
おどると申します。
好きだったサイトの過去の日記をHDDに保存して、日々繰り返して読み返すような後ろ向きのネット活動を送っておりましたが、知らないあいだにこんな楽しい掲示板が開設されていたなんて驚愕でございます。

松本清張は文章が大人で、格好いいので、好きな作家です。
結構読んだはずなのですが、私も中身はほとんど憶えていません。
でも、私の場合は好きなのは文章で、中身じゃないので、中身を憶えていなくともいいのか。
よつやさんがおっしゃっていた「時間の習俗」のアンフェアなところも心当たりがあるような気もするのですが、もしかするとそれは「聞かなかった場所」と勘違いしているかもしれません。


このところ、偏愛している編集者(って思わせぶりに隠す必要はまったくないんですが。ここはそういう掲示板じゃないですよね)が携わっていた書誌を作成していて、手持ちの資料では足りずに図書館に通っています。
そのせいもあって、古本を買いたいという欲求もめっきり減ってしまいました。
図書館にもない資料はネット古本屋に注文しているので、古本に費やすお金はあまり減っていないんですが。
鎌倉在住の某氏を通じて、ある方に資料を貸していただけないか不躾なお願いしたこともあったのですが(その節は失礼いたしました >ある方)、結局、自分でお金で解決して入手しました。
薄くて高い本を購入していると、本棚の場所はとりませんので、本の置き場所に苦労している身にはよい傾向です。同居人の注意も惹きませんし。
ちなみにその編集者は一方で古本屋も経営しており、日本史系の雑誌が主宰した座談会に古本屋の親父という立場で参加していたり、ある古本系定期刊行物(まったく秘す必要がなく、日本古書通信のことです)に広告を掲載しているのを見つけました。30年前の古本の広告には美味しそうな本がよさげな価格で掲載されており、眺めているだけでも楽しいです。

[NAGAYA v3.13/N90201]