黒猫荘
(mobile版)
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これがワテのお勧めやねん!!
オーナー:SAMANA
SINCE 1999.5.4
ようこそ16号室へ!! 私がこの部屋でやろうとしていることは、
1)ミステリ未経験・経験少ない人にミステリ好きになってもらおう!!
2)ある程度の経験者にはまだまだこんなミステリがあるってことを知ってもらってますますミステリ好きになってもらおう!!
3)ミステリどっぷり者には、DEEPな情報をお互いに提供・体験してもらって「アッシャー家」のように泥沼に沈んでもらおう(笑)!!
と、要は「ミステリを好きになる人が増えればいいな」ってことです。
皆さん、「お勧め本」のご紹介よろしくお願いします。「お勧めダブり」は大歓迎。集計して「お勧め人気度」もだしたい(笑)。
でもネタバレはやめてね!!!
ウダ話OK。ミステリウダ話(ミステリにちょっとでも関係した雑談。例えば小ボケ・小ツッコミ・オフ話等)で
ミステリに興味を持ち始める可能性はあると思います。
ただしウダの内容は『皆様の良識』に期待!!
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2472. 2017年08月05日 22時42分24秒
投稿:SAMANA
昼間は厳暑全開ながら朝夜は風が吹いて涼しい日々を過ごしている近田舎
暮らしの居住者SAMANAです。不便だらけの暮らしだけれど、この朝夜の涼し
さは天国そのものです(^_^)。
さてさて。それでは積読本状況詳細報告。
2017年7月の読了本
1.『燻り』 黒川博行
2.『安曇野・箱根殺人ライン』 深谷忠記
3.『ブラック・ハネムーン』 戸川昌子
4.『けむるランプ』 E・S・ガードナー
5.『炎の虚像』 笹沢左保
6.『材木座の殺人』 鮎川哲也
7.『コラムの逆襲』 小林信彦
7冊読了等。
このラインナップだったらもう少し読めたはずなのに…。ガードナー作品を
ペリー・メイスンものと思い込んでたのに実は違っていたショックが大きかっ
たかもしれません(;^_^。
極私的超アバウト評価
◎とても楽しめた
なし
○楽しめた
『燻り』『安曇野・箱根殺人ライン』『炎の虚像』『コラムの逆襲』
・普通
『ブラック・ハネムーン』『けむるランプ』『材木座の殺人』
△あまり楽しめなかった
なし
×楽しめなかった
なし
う〜ん。今月は期待していた戸川昌子・鮎川哲也が普通レベルとしか感じら
れなかったのが残念。戸川短編集は妖艶さ、というかエロさは充分ながらミス
テリの満足度は低め。鮎川短編集はそれこそ「ミステリ度のみが命」なのに、
満足度がほとんど味わえず。納得度がほとんど皆無だったのが致命的。鮎川ミ
ステリにしては無茶すぎてビックリ(゚ー゚*?)オヨ?。
ニヤニヤしながら読んだのは実は『コラムの逆襲』。やっぱり小林信彦のエ
ンタメ・コラムは好き。「エンタメ評論のプロ中のプロが書いてる」感がスゴ
イです(;^_^。
2017年7月の購入本等
1.『さよなら神様』 麻耶雄嵩
2.『流』 東山彰良
3.『創作の極意と掟』 筒井康隆
4.『風ヶ丘五十円玉祭りの謎』 青崎有吾
5.『満願』 米澤穂信
5冊購入等。
タイトルに惹かれて久々に筒井康隆文庫本を購入。当然自分で書くつもりは
全くなく、空前絶後の名作の数々がどんな極意と掟で作り出されたのかの興味
のみ。3は世評の評判にのせられて。この作者のミステリ作品は買っていない
というのに…ヾ(~∇~;) コレコレ
そいでは!!
2471. 2017年07月05日 07時56分34秒
投稿:SAMANA
家のPCが壊滅。何とか復旧しないかとあれこれ試しても全てダメで
結局買いましたが、その前に持ち歩き用のノートPC買ったばかりで大
打撃。財布も壊滅してしまいました(ノ_-;)ハア…
さてさて。それでは積読本状況詳細報告。
2017年6月の読了本
1.『SFベスト・オブ・ザ・ベスト (上)』 ジュディス・メリル 編
2.『SFベスト・オブ・ザ・ベスト (下)』 ジュディス・メリル 編
3.『第三閲覧室』 紀田順一郎
4.『美亜へ贈る真珠』 梶尾真治
5.『三人の登場人物』 笹沢左保
6.『鉤』 D・E・ウェストレイク
6冊読了等。
少しだけペースダウン。とにかく1と2を読むのに時間がかかりすぎ。私の
頭はSF(特に海外モノ)に馴染まなくなりつつあるようです(;^_^
極私的超アバウト評価
◎とても楽しめた
なし
○楽しめた
『美亜へ贈る真珠』『三人の登場人物』
・普通
『第三閲覧室』『鉤』
△あまり楽しめなかった
『SFベスト・オブ・ザ・ベスト (上)』
『SFベスト・オブ・ザ・ベスト (下)』
×楽しめなかった
なし
『SFベスト・オブ〜』は、今から50年ほど前の海外短編SFアンソロジー。
半世紀も前のSFにすらついていけない私の頭ってなんやねん? って感じ
でちょっとショックでした( ̄□ ̄;)ガビーン。同じSFでも国産で様々な愛情
を情緒的に描きだした短編集『美亜へ贈る真珠』は楽しめたのが救い。
『三人の登場人物』は、必ず捻りと伏線を用意している笹沢左保ミステリで、
安定した面白さ。多作家なのにスゴイです。というか、これだけのレベルだから
多作家になったんでしょうね(^_^)
『第三閲覧室』は古本自体にまつわる話は楽しめましたが、ミステリ的にはさ
ほど興が乗らず。『鉤』も心象ストーリーに今いちついていけず。作中にあるよ
うに、こういう展開が海外では売れる本になっていくのかもしれませんけど。作
者のウェストレイクと作中の主人公、作中の小説を形作る話と作品自体のストー
リーとが混在し。かつ微妙にシンクロしてる気にさせて、ちょっと不思議な印象
を受けたミステリでした。
2017年6月の購入本等
1.『我が子を殺した男』 深谷忠記
2.『私の命はあなたの命より軽い』 近藤史恵
3.『本棚探偵最後の挨拶』 喜国雅彦
4.『教団X』 中村文則
5.『ほうかご探偵隊』 倉知淳
6.『荒神』 宮部みゆき
7.『フロスト始末 (上)』 R・D・ウィングフィールド
8.『フロスト始末 (下)』 R・D・ウィングフィールド
8冊購入等。
久々に大量購入。歯止めがききませんでしたo(TヘTo) クゥ。4は迷ったんですが、
世間的(というには狭い範囲でしょうが)に評判が高かったので、買ってしまい
ました。新興宗教にまつわる内容らしいので洗脳されないようにしたいと思いま
す(;^_^
嬉しかったのは7・8。まだ『冬のフロスト』『フロスト気質』が積読なんで
すが、これが最後かと思うとやっぱり残念な気持ちになります(・ω・`)シュン…
そいでは!!
2470. 2017年06月11日 09時48分51秒
投稿:SAMANA
プライベートのあれやこれやの作業がこれから増えていきそう(本気に
やるとすれば確実に膨大に増える)だし、仕事面では確実にやらないとい
けない作業が増えてしまったし、「ピーピーピー(自主規制)」なのでツ
ラい状態ですが、何とか前向いて進もうと思ってます。いつも手元にある
エンタメが、精神面を少しばかり救ってくれることを願いながら…(;^_^
さてさて。それでは積読本状況詳細報告。
2017年5月の読了本
1.『シタフォードの謎』 アガサ・クリスティ
2.『古書店アゼリアの死体』 若竹七海
3.『フォー・ユア・プレジャー』 柴田よしき
4.『黒いハンカチ』 小沼丹
5.『空白のページ殺人事件』 K.C.コンスタンティン
6.『逃亡岬』 笹沢左保
7.『ブロンズの使者』 鮎川哲也
8.『絆』 小杉健治
8冊読了等。
まずまずのペースですが、読了本の本の厚みを考えると、今の仕事環境
で月2桁読了はやっぱり無理そうだなぁと思ってしまいます(ノд-。)クスン
極私的超アバウト評価
◎とても楽しめた
『絆』
○楽しめた
『古書店アゼリアの死体』『フォー・ユア・プレジャー』『逃亡岬』
『ブロンズの使者』
・普通
『黒いハンカチ』『空白のページ殺人事件』
△あまり楽しめなかった
『シタフォードの謎』
×楽しめなかった
なし
『絆』は初読作家&作品。著者名&作品名とも前々から「面白い」と聞いてい
ましたが、確かにそれも頷けるものでした。描きだしている題材は「人としての
権利」に対し「人の本心」がぶつかり合うものなので非常に重く、建前だけで済
むものでないため、読み手の一人一人がそれぞれに、かつ、様々な想いを抱かれ
るでしょうが、少なくとも私は心をゆさぶられて涙腺がゆるんでしまいました。
法廷小説としての実際性の可否、立証や攻防に不明・不満点も浮かんだりしまし
たが、逆にこれらを大事にしすぎると読者の感情創生に支障がでるかもと思いな
おしたり。自分としては最初に沸き起こった高ぶった感情を素直に受け止めよう
と思っています。
今月は「楽しめた」のレベルが高く、特に『フォー・ユア・プレジャー』の各
キャラの好ましさと『逃亡岬』の推理(追跡?)展開にかなり心惹かれました。
予想外だったのは『シタフォードの謎』。創元推理文庫の鮎川信夫訳を読んだん
ですが、クリスティミステリってこんなに読みづらかったでしたっけ? 読みづら
過ぎてほとんど内容が入ってきませんでした(;^_^。訳が問題だったのか、読んだ
時の私の精神状態が問題だったのか、情景描写も会話内容も話しのテンポも全てに
あわず。なので「これがあの有名トリック作品だったのか」という変な驚きを味わ
ってしまいました(;^_^。
2017年5月の購入本等
1.『虚ろな十字架』 東野圭吾
2.『江神二郎の洞察 』 有栖川有栖
2冊購入等。
今月も購入決定作家作品が少なく2冊のみ。
しかしこの2作家の未読ミステリを連続で読むというのは、かなり贅沢な気が
しますъ( ゚ー^)イェー♪
そいでは!!
2469. 2017年05月03日 16時43分38秒
投稿:SAMANA
連休の合間に腎臓・尿管結石らしい症状で七転八倒・苦悶叫喚、用を足し
てはマシになり、時間がたてばまた痛み、の周期にかなり嫌気がさしてきて
おります。連休明けには何とか回復してほしいなぁ(/TДT)/アゥゥ・・・・
さてさて。それでは積読本状況詳細報告。
2017年4月の読了本
1.『風よ、緑よ、故郷よ』 岩崎正吾
2.『ドクター・ノオ <007号シリーズ>』 イアン・フレミング
3.『波のうえの魔術師』 石田衣良
4.『木製の王子』 麻耶雄嵩
5.『異常者』 笹沢左保
6.『ディリュージョン社の提供でお送りします』 はやみねかおる
7.『古書収集十番勝負』 紀田順一郎
6冊読了+1冊読了記録漏れで今回読了処理。
記録漏れは7。1〜2ヶ月後に読書順番が回ってきそうな紀田順一郎『第三
閲覧室』の解説者等を記録するためデータベースを開いたところ、同作者の既
読本情報整理がされておらず、加えて既読の7が未読のままになっておりまし
た。読了本処理をして、読んでないのに既読本が1冊増。なんだか不正をした
みたいで少しモヤモヤ感がありますが、ここは素直に喜ぶことにしたいと思い
ます(;^_^。
極私的超アバウト評価
◎とても楽しめた
なし
○楽しめた
『波のうえの魔術師』『木製の王子』『異常者』
『ディリュージョン社の提供でお送りします』
・普通
『風よ、緑よ、故郷よ』
△あまり楽しめなかった
『ドクター・ノオ <007号シリーズ>』
×楽しめなかった
なし
※番外
『古書収集十番勝負』
あともう少しで◎になりそうだったのが『異常者』。1つの事柄が2つへと
変化しながらもやはり1つに収束していく構成は、超多忙多作流行作家が生み
出したレベルのものとは思えないところに感心。2つの各内容がもっと驚きを
伴う凝った仕上がりだったら…という思いから、◎にならず。笹沢ミステリ作
品数がどれだけあるか判りませんが、それらほとんどがこの作品レベルだとし
たら、とんでもない巨大ミステリ作家だと思います。
笹沢左保が第3回ミステリー大賞を受賞した時、正直、「もっと他に受賞さ
せる作家がいるんじゃないの?」と思ったんですが、それはとんでもなく恥ず
かしい過ちだったように思いつつあります(;^_^
『古書収集十番勝負』は前述のとおり既読本扱いしてますが、内容をちっと
も覚えていないため、いくらアバウトといえども評価はできないので番外扱い。
すいません<謝るぐらいなら読めよ
2017年4月の購入本等
1.『ディリュージョン社の提供でお送りします』 はやみねかおる
1冊購入等。
2ヶ月連続での少量購入数に、ひょっとして買いたい文庫を見落としてるん
じゃないか? と、ちょっと不安になってます(;^_^
購入本は、発行即ほぼ購入決定作家の文庫新刊。今作の主人公も、いかにも
はやみねキャラらしい造形でちょっとニンマリ。でも、今作ではやみねキャラ
範囲がより広がったので、その収束方法を考えるとちょっとハラハラ(^_^)
そいでは!!
[NAGAYA v3.13/N90201]