黒猫荘
(mobile版)
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これがワテのお勧めやねん!!
オーナー:SAMANA
SINCE 1999.5.4
ようこそ16号室へ!! 私がこの部屋でやろうとしていることは、
1)ミステリ未経験・経験少ない人にミステリ好きになってもらおう!!
2)ある程度の経験者にはまだまだこんなミステリがあるってことを知ってもらってますますミステリ好きになってもらおう!!
3)ミステリどっぷり者には、DEEPな情報をお互いに提供・体験してもらって「アッシャー家」のように泥沼に沈んでもらおう(笑)!!
と、要は「ミステリを好きになる人が増えればいいな」ってことです。
皆さん、「お勧め本」のご紹介よろしくお願いします。「お勧めダブり」は大歓迎。集計して「お勧め人気度」もだしたい(笑)。
でもネタバレはやめてね!!!
ウダ話OK。ミステリウダ話(ミステリにちょっとでも関係した雑談。例えば小ボケ・小ツッコミ・オフ話等)で
ミステリに興味を持ち始める可能性はあると思います。
ただしウダの内容は『皆様の良識』に期待!!
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2476. 2017年12月02日 20時30分32秒
投稿:SAMANA
寒さが増してきた師走初旬、今から娘のお迎えに行きますので短めの
書込みです。スイマセン<(_ _)>
さてさて。それでは積読本状況詳細報告。
2017年11月の読了本
1.『ツィス』 広瀬正
2.『仲のいい死体』 結城昌治
3.『ボーン・コレクター (上)』 ジェフリー・ディーヴァー
4.『ボーン・コレクター (下)』 ジェフリー・ディーヴァー
5.『真昼に別れるのはいや』 笹沢左保
6.『甦る推理雑誌8 「エロティック・ミステリー」傑作選』
ミステリー文学資料館編
7.『QED ベイカー街の問題』 高田崇史
7冊読了等。
海外モノがぐいぐい引き込まれるディーヴァー作品だったので、結構
冊数が進んだ月でした。ベストテン本がでて購入数が増える師走前だっ
たのでウレシイウレシイ(^_^)
極私的超アバウト評価
◎とても楽しめた
なし
○楽しめた
『ツィス』『ボーン・コレクター(上・下)』
『甦る推理雑誌8 「エロティック・ミステリー」傑作選』
・普通
『仲のいい死体』『真昼に別れるのはいや』『QED ベイカー街の問題』
△あまり楽しめなかった
なし
×楽しめなかった
なし
とても楽しめた・楽しめたの常連作家である笹沢左保・結城昌治各作品が
今月は低調。『真昼に別れるのはいや』は有栖川有栖『マジックミラー』
でアリバイに関して取り上げられてるようですが、個人的にはアリバイより
も動機のほうが(気づけなかったので)かなり楽しめました。それでも「普
通」だから、それだけ「アリバイ」に私は不満を感じたようです(;^_^
2017年11月の購入本等
1.『化石少女』 麻耶雄嵩
2.『さよならは明日の約束』 西澤保彦
2冊購入等。
定番作家作品でしかも2冊のみ。その分師走に定番作家未読文庫がたくさ
んでそうな気がして戦々恐々としていますガクガク((( ;゚Д゚)))ブルブル
それにしても個性的なこの作家2人による比較ミステリ論なんて面白そう
な気がしますが、誰か書いてもらえないでしょうか(^_^)
そいでは!!
2475. 2017年11月08日 06時38分49秒
投稿:SAMANA
ただいま、スマホ持ってないため買った持ち歩き用PCでもって朝の通
勤電車内でこれを書込み。これで家の余暇時間が増えていいんだけれど、
貴重な読書タイムが減ってしまうのがつらいところです(;^_^
さてさて。それでは積読本状況詳細報告。
2017年10月の読了本
1.『タイムマシンのつくり方』 広瀬正
2.『予知夢』 東野圭吾
3.『おかしな男 渥美清』 小林信彦
4.『マンハッタン連続殺人』 ウィリアム・カッツ
5.『雪に花散る奥州路』 笹沢左保
6.『比翼』 泡坂妻夫
7.『夜の終わる時』 結城昌治
8.『夜の終わる時』 結城昌治
9.『怪盗ニック登場』 エドワード・D・ホック
10.『脳男』 首藤瓜於
10冊読了等。
実質は9冊。『夜の終わる時』が角川文庫版と双葉文庫版のダブりだっ
たため、1作読了の2冊減。解説者が異なっていたのでそれぞれ楽しみま
した(;^_^。
極私的超アバウト評価
◎とても楽しめた
『タイムマシンのつくり方』『雪に花散る奥州路』
○楽しめた
『おかしな男 渥美清』『マンハッタン連続殺人』『予知夢』
『比翼』『夜の終わる時』『怪盗ニック登場』『脳男』
・普通
なし
△あまり楽しめなかった
なし
×楽しめなかった
なし
普通以下がなく、なかなか充実した読書月間でした。
日本SF初期時代作家の短編集『タイムマシンのつくり方』は、何といっ
ても冒頭の「ザ・タイムマシン」が秀逸。講演形式でタイムパラドックス
の諸問題が語られているのですが、これが判りやすくて何となく理解した
気分でいると、2段構えのちょっとした仕掛けが展開されて(片方は少し
冗長気味でしたが)アララアララと面白がりましたが、しばらくして「こ
れって成立するの? 判った気になってたのに実は全然理解出来てへんや
んか私」と、思いっきり化かされたような感覚に。いやぁ本当に楽しめま
した。
各話で主人公が異なる股旅物の短編集『雪に花散る奥州路』は、ミステ
リ的筋立てもさることながら、やっぱり心情的部分の満足感が大きかった
です。特に笹沢左保らしい反転ミステリ味と日陰の傑物譚が上手くあわさ
った「木っ端が燃えた上州路」と、主要人物2人の心情が心に深くしみこ
む「峠に哭いた甲州路」に涙腺緩んでしまいました。
2017年10月の購入本等
1.『鍵の掛かった男』 有栖川有栖
2.『からくりがたり』 西澤保彦
3.『太宰治の辞書』 北村薫
4.『女王 (上)』 連城三紀彦
5.『女王 (下)』 連城三紀彦
6.『ポンド氏の逆説』 G・K・チェスタトン
6冊購入等。
例によって信頼作家作品がほとんど。連城作品は太古歴史ミステリのよ
うな感じで連城イメージと結びつかないこともあり、一瞬ためらいました
が、すぐに購入決定。だってやっぱり「連城ミステリ」なんだもの(;^_^
6。はそういえば読んでないよなぁ、また探した時には買いにくい状態に
なるんだろうなぁ…ということで購入。このクセ本当になおさないと…。
そいでは!!
2474. 2017年10月08日 17時58分36秒
投稿:SAMANA
毎月のルー・ティーン、本の雑誌「ダ・ヴィンチ」を買いに行ったとこ
ろ、いつもはすんなり買えるのに、今月号は3軒の書店をまわったのに売
切れで結局買えずじまい。特集目当てで買占め続出の気配がしています。
実際にアマゾンで定価以上の額で売られていました。転売目的でダ・ヴィ
ンチ買い占めた人間、地獄に落ちてしまえ(▼皿▼メ)ノ
さてさて。それでは積読本状況詳細報告。
2017年9月の読了本
1.『密室殺人大百科 上』 二階堂黎人編
2.『密室殺人大百科 下』 二階堂黎人編
3.『メリー・ディア号の遭難』 ハモンド・イネス
4.『怪盗クイーン ケニアの大地に立つ』 はやみねかおる
5.『スクールボーイ閣下 (上)』 ジョン・ル・カレ
6.『スクールボーイ閣下 (下)』 ジョン・ル・カレ
7.『スマイリーと仲間たち』 ジョン・ル・カレ
7冊読了等。
実際の読了数は4冊。ジョン・ル・カレの3冊は先月の書込みにあるように
読書放棄=ギブアップでありますε-(;ーωーA ハァ…。
極私的超アバウト評価
◎とても楽しめた
なし
○楽しめた
『密室殺人大百科 上』『密室殺人大百科 下』『メリー・ディア号の遭難』
『怪盗クイーン ケニアの大地に立つ』
・普通
なし
△あまり楽しめなかった
なし
×楽しめなかった
なし
?例外
『スクールボーイ閣下 (上)』『スクールボーイ閣下 (下)』
『スマイリーと仲間たち』
ル・カレ作品はふれることが出来ません<当たり前だグハ ☆(゚o゚(○=(-_-○
2分冊密室新作・旧作・評論等アンソロジーの『密室〜』は、新作分では
芦辺拓作品、旧作では鮎川作品がベスト。番外で太田忠司・愛川晶・歌野晶
午の各作品が、それぞれの個性がにじみでた内容で楽しめました。
海洋冒険小説の『メリー〜』は、冒険小説の肝部分である船上悪党苦戦描写
についていけなかった(これは読者側の非)ものの、(海洋?)法廷部分の
面白さに救われました。
『怪盗クイーン〜』は、正直に言うと猫・アフリカという素材が個人的に興
味をひくものではなかったので楽しめるかどうか不安だったんですが、ストー
リー展開は相変わらず(むしろ追跡シーンと全体プロットはいつもより)の
面白さでほっとしました。
2017年9月の購入本等
1.『怪盗グリフィン対ラトウィッジ機関』 法月綸太郎
2.『シュークリーム・パニック』 倉知淳
3.『怪盗クイーン ケニアの大地に立つ』 はやみねかおる
3冊購入等。
全て刊行即購入決定作品なので3(サイン会参加購入。うれしうれし)を
除く1・2は予備知識全くなし。でもたぶん、大きく裏切られることはない
と信じています(汗)。
そいでは!!
2473. 2017年09月02日 20時35分20秒
投稿:SAMANA
9月…というより8月下旬から朝晩はもう涼しい…というか、風
があると「さぶっ!」と思わず言ってしまうほど。こんなに早く夏
の終わりを感じたのはかなり久しぶりかも。
結局、今年もクーラーは買わず、我が家のクーラーはこれで四半世
紀の時を過ごすことになりました…( ̄◇ ̄)ポケー
さてさて。それでは積読本状況詳細報告。
2017年8月の読了本
1.『ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ』 ジョン・ル・カレ
2.『塗仏の宴 宴の支度』 京極夏彦
3.『塗仏の宴 宴の始末』 京極夏彦
4.『アリバイの唄』 笹沢左保
4冊読了等。
分厚い分厚い京極本上下巻を読了してるので冊数的には7,8冊
レベルはいってるからいいじゃないかと、自分に言い聞かせていま
す(;^_^
極私的超アバウト評価
◎とても楽しめた
なし
○楽しめた
『塗仏の宴 宴の始末』
・普通
『塗仏の宴 宴の支度』『アリバイの唄』
△あまり楽しめなかった
なし
×楽しめなかった
なし
?例外
『ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ』
『ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ』の「?例外」は
何かというと、中盤前あたりで作品についていけなさすぎていわ
ゆる読書放棄であります。終盤ですごく面白くなるようなんです
が、我慢しきれませんでした。
読解力がなさすぎるのか、いやもう文字になっている描写に会話、
そして展開の全てが、理解できないというか内容が全然頭に入っ
てこなくてギブアップ。そういえば唯一既読の『寒い国から帰っ
てきたスパイ』も内容は全然覚えていないのに悪戦苦闘した記憶
だけがあります。積んでる『スクールボーイ閣下』『スマイリー
と仲間たち』も順番がまわってきたら、そのまま放棄する予定。
ううう、屈辱だなぁ…(ノヘ;)シクシク。
『塗仏の宴』はミステリのネタ自体は面白い(だから下巻は楽し
めました)と思うんですが、ネタの無茶さを力づくで納得させる
だけの描き方でなかったところが残念。
事件の当事者それぞれが丹念に描かれて印象深く頭に残っていた
ら納得させられたように思うんですが、頭に残っているのは京極
堂側の人物ばかりでありました(;^_^。
『アリバイの唄』は土曜ワイド劇場で有名な「タクシードライバ
ーの推理日誌」の原作シリーズ作でありました。笹沢左保らしい
ミステリサービス精神旺盛な作品でしたが、今作ではそれが逆効
果に。
タイトルにしている「唄」に該当するのかどうか判りませんが、
とにかく口ずさまれた歌の部分が個人的には無茶。もっともっと
のサービス精神があだになってしまったように思えてかなり残念
でありました(ノヘ;)シクシク。
2017年8月の購入本等
1.『幻肢』 島田荘司
2.『アンデッドガール・マーダーファルス 1』 青崎有吾
3.『アンデッドガール・マーダーファルス 2』 青崎有吾
4.『名探偵 森江春策』 芦辺拓
5.『殺さずにはいられない』 小泉喜美子
5冊購入等。
1・4・5は定番ミステリ作家さん。5の短編集シリーズは既
読の分も含めてたぶん買っていってしまいそうな予感。最後にお
まけとして長編『死だけが私の贈り物』が刊行されたら、未読な
ので嬉しいかも。
論理系ミステリと評判の青崎有吾作品の2と4を追加で購入。こ
れで現時点で文庫化された作品は全て購入したはず。死ぬまでに
絶対に読むぞ、と思っています(;^_^
そいでは!!
[NAGAYA v3.13/N90201]