黒猫荘
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初心者なんです、助教授! SecondEdition
オーナー:火花
買っただけで読んでない本が大半を占める、私の本棚。
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122. 2000年09月25日 02時44分01秒
投稿:天野一
ども。21号室の天野です。
>Mickeyさんへ
うーん、好みってのは人それぞれですから、好き嫌いもあると思いますけれど、
>3冊も読まなくて結構。
ってのはちょっと乱暴ではないでしょうか。
順番に読むと、浅見の兄への葛藤とか、無理なく書かれていて、けっこう納得できるんですけどね。
前回の書きこみにも書きましたけれど、トラベルミステリの作品や、本格っぽい作品など、いろいろありますし、どの作品も、エンタテイメントとして、楽しめるものだと思います。
あと、浅見兄弟は、ホームズ兄弟にも似ていて、兄は安楽椅子探偵ぶりを見せてくれたりもして、面白いですよ。
121. 2000年09月24日 22時56分17秒
投稿:Mickey
浅見光彦は、兄貴の素性がわかると警察がおそれいるという、水戸黄門みたいなところがいやで読んでいません。本人が持ち出すわけではないんですが、それでも嫌味です。3冊も読まなくて結構。(浅見ファンから反論来そうだなあ。知り合いは、そこがいいんだ、と言ってるし)。
で、一番面白いのは「小樽殺人事件」ではないでしょうか。土地柄というか、雰囲気的になんとも言えず好きですね。次は長崎殺人事件(何を言ってるんだ俺は)。
映画「天河伝説殺人事件」では、岸恵子の若さと演技力に圧倒されました。ミステリーとしてはありきたりですが(原作読んでません)。
120. 2000年09月24日 01時27分53秒
投稿:天野一
浅見光彦の話題でついつい出てきました〜。21号の天野です。
私の浅見ベストは、『平家伝説殺人事件』。次点が『津和野殺人事件』です。
『平家伝説』は、電車に乗りながら読んでいて、面白くて駅を乗り過ごして、遅刻してしまったくらいです。
『津和野』は、津和野の旧家で起きる殺人事件で、横溝風の屋敷の雰囲気と、スゴいトリックが大好きな作品です。
あと、『終幕のない殺人』では、孤立した館(?)での連続殺人を浅見が解いたりして、かなり驚いたけど楽しめました。
けっこう、トラベルミステリだけでなく、作品によって趣向が違うものもあって、読んでいると楽しめますよ〜。
と言っても、順番に読んで、まだ『隠岐伝説』までしか読んでないんですけど……。
長々と書いてしまいました。失礼します。
119. 2000年09月23日 12時59分42秒
投稿:砂時計
はじめまして。浅見光彦の話題につられて出てきてしまいました(といってもファンというわけでは
ないんですが)。よろしくお願いします。
『浅見光彦殺人事件』の「シリーズを3冊以上云々」はほとんど気にする必要ないです>火花さん、
みわっち。さん。
1冊しか読んでなくてもいいし、読んだことなくても浅見光彦についての知識があればOKかと思います。
この注意書きにどういう意味があるかについては、海外の某短編ミステリや国内の某短編ミステリ&2
つの長編ミステリと絡めて語りたいところですが、そうすると核心に触れちゃうので・・・とりあえずは
読んでみて下さい。
本邦ミステリの王道と通じるところがあるとすれば、浅見光彦の「名探偵性」とでもいった存在感かなあ、
と思います。横溝正史の小説で、謎解き物としてはどうよ?と思うような作品でも、金田一耕助が出て
くれば面白く読めちゃう、というのと同じようなところがあるような気がします(とか書いてても4冊
ほどしか読んでないんですけどね、浅見物)。
個人的には「結構図々しくて押しが強いのに何故か爽やか」という浅見のキャラはそんなに嫌いじゃ
ありません。
自分が読んだ作品の中で好きなのは第1作の『後鳥羽伝説殺人事件』です。ミステリとしてそれほど
突出している部分は無いんですが、ちゃんとした謎解き物になっています(と言い切っちゃっていい
のか少し不安)。角川文庫版もありますが、廣済堂文庫版のほうには作者の(多分最初の)「自画自賛
解説」があって笑えます。
[NAGAYA v3.13/N90201]