黒猫荘
(mobile版)

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これがワテのお勧めやねん!!
オーナー:SAMANA
SINCE 1999.5.4
ようこそ16号室へ!! 私がこの部屋でやろうとしていることは、
1)ミステリ未経験・経験少ない人にミステリ好きになってもらおう!!
2)ある程度の経験者にはまだまだこんなミステリがあるってことを知ってもらってますますミステリ好きになってもらおう!!
3)ミステリどっぷり者には、DEEPな情報をお互いに提供・体験してもらって「アッシャー家」のように泥沼に沈んでもらおう(笑)!!
と、要は「ミステリを好きになる人が増えればいいな」ってことです。
皆さん、「お勧め本」のご紹介よろしくお願いします。「お勧めダブり」は大歓迎。集計して「お勧め人気度」もだしたい(笑)。
でもネタバレはやめてね!!!
ウダ話OK。ミステリウダ話(ミステリにちょっとでも関係した雑談。例えば小ボケ・小ツッコミ・オフ話等)で
ミステリに興味を持ち始める可能性はあると思います。
ただしウダの内容は『皆様の良識』に期待!!
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2503. 2020年03月05日 10時44分47秒
投稿:SAMANA
新型コロナウィルスで、公私ともいろいろ面倒な調整が発生していて
憂鬱な状態。読書で気を晴らせればいいんですが、PCでの調整処理に時
間をとられて読書がいつも以上に進まない。あああ。誰か新型コロナを
不可能犯罪で始末してくれぇ〜( ・_・)r鹵~<巛巛巛(ToT
さてさて。それでは積読本状況詳細報告。
2020年2月の読了本
1.『黒い仏』 殊能将之
2.『マイナス・ゼロ』 広瀬正
3.『袋小路』 都筑道夫
3冊読了等。
正直、頑張ればもう少し読めたはずなので反省。でも3月は通勤電車内
のPC作業が増えているので厳しい状態。はあぁ…ε-(ーдー)ハァ
極私的超アバウト評価
◎とても楽しめた
なし
○楽しめた
『黒い仏』『マイナス・ゼロ』『袋小路』
・普通
なし
△あまり楽しめなかった
なし
×楽しめなかった
なし
『黒い仏』は、ネット上で「問題作」「賛否両論」といった文字をよく目に
しましたが●●●●●トリックに納得できて面白い視点があった(「陳腐」と
の感想もありましたが私的には満足出来る視点。見せ方が良かったのかも?)
ので個人的には完全に許容範囲内。それに満足してしまったのか、逆に最後の
一行にはあまり衝撃を覚えず。「それはそれで進んどいても別にかまへんのち
ゃう?」といった感じでしょうか(^_^)。
『マイナス・ゼロ』は、とにかく昭和初期の(エロではない)風俗描写が秀
逸。ただ、これはタイムトラベルものとしての風俗の見せ方をしているからこ
その面白さのはずなので、SFと(エロではない)風俗の見事な融合がこの小説
の魅力だと思うことしきり。これでもう少しSF面ですっきりした印象が残れば
よかったんですが、これは私が鳥頭だから止むを得ません(;^_^。
『袋小路』は、怪奇小説短編集ですが、正直さほど怖さは感じず。ただただ
都筑道夫特有の文体&会話体を懐かしんで楽しんでました(;^_^。
2020年2月の購入本等
1.『濱地健三郎の霊なる事件簿』 有栖川有栖
1冊購入等。
たった1冊で良かった…ε-(´∀`*)ホッ
有栖川未読積読はこれで28冊。講談社ミステリーランドの『虹果て村の秘
密』も、学生アリスシリーズの『女王国の城』『江神二郎の洞察』も、日本推
理作家協会賞受賞の『マレー鉄道の謎』ほか国名シリーズの『スイス時計の謎』
『モロッコ水晶〜』も絶賛読書順番待ち中。少なくとも学生シリーズの2作と
『マレー鉄道の謎』を読了するまでは絶対に死にたくありません(;^_^。
そいでは!!
2502. 2020年02月07日 22時49分32秒
投稿:SAMANA
2/5に1月読書結果書き込んだはずなのに、ふと胸騒ぎがして
覗いてみたら全て消えている…エーン!!−=三ヾ(ヾ(ヾ(ヾ(ヾ(ヾ(*T□T)ツ。
いつもより多めにあれこれ書いたので、もう脱力しかありません。
なので結果とかろうじて記録が残っていたお勧め文のみ書込み。
本当にごめんなさい<(_ _)>。
さてさて。それでは積読本状況詳細報告。
2020年1月の読了本
1.『アナザヘヴン2 VOL.3』 飯田譲治・梓河人
2.『アナザヘヴン2 VOL.4』 飯田譲治・梓河人
3.『貧乏くじはきみが引く』 ハドリー・チェイス
3冊読了等。
極私的超アバウト評価
◎とても楽しめた
『貧乏くじはきみが引く』
○楽しめた
『アナザヘヴン2 VOL.1〜4』
・普通
なし
△あまり楽しめなかった
なし
×楽しめなかった
なし
とにかく『貧乏くじ〜』が楽しめました。ジャンルでいえば何というのか…。
主人公は無実の罪で刑務所入りしたせいで悪事に手を染めるけれど根っからの
悪人ではないので、私がイメージする「悪党小説」「クライム・ノヴェル」と
いったイメーはそぐわないし、かといって単なる「サスペンス」との表現では
何だか言い足りない。長ったらしいけれど「スリルとサスペンスに満ちた無駄
のない犯罪小説」といったところでしょうか。
約70年前の作品だからかストーリー展開に余分な要素がなくて、この手の小
説に不慣れな私にとってはかなりとっつきやすく、目いっぱいドキドキハラハ
ラさせてもらいました。人物造形が薄いようにも思いますが、ドラマ性よりス
リル味のほうが今の読書環境には適していたのでそれもかえって私的には高評
価。古典ってやっぱりいいもんですね(^_^)。
2020年1月の購入本等
1.『新しい十五匹のネズミのフライ ジョン・H・ワトソンの冒険』 島田荘司
2.『巴里マカロンの謎』 米澤穂信
2冊購入等。
そいでは!!
2501. 2020年01月01日 12時39分35秒
投稿:SAMANA
年末に床に置いている本の整理をしました。崩れないように十数冊単位で
輪ゴムでとめているんですが、その輪ゴムが夏の暑さの影響からかグチャグ
チャに溶けて多数の本の表紙・裏表紙・背・小口にべったり張り付いてる始
末。慎重に取り除こうとしてもビリビリに破けたり剥がれたりして愛書家な
ら阿鼻叫喚の地獄絵図状態o(TωT )( TωT)oヒェェェェー 。
すごくめげたんですが、ただまぁ文庫はカバーがないのが本来の形で読む
のに支障はないんだから……と気を切り替えるようにして整理作業も無事終
了。溶けない輪ゴムを注文済で年明けには届く予定なので、早い目に切り替
えるようにしたいと思います。何はともあれ、令和2年は良い年になるよう
願うばかりです<(_ _)>
さてさて。それでは積読本状況詳細報告。
2019年12月の読了本
1.『学校の殺人』 ジェームズ・ヒルトン
2.『2020本格ミステリ・ベスト10』 探偵小説研究会編
3.『2020年版このミステリーがすごい』 「このミステリーがすごい!」編集部編
4.『アナザヘヴン2 VOL.1』 飯田譲治・梓河人
5.『アナザヘヴン2 VOL.2』 飯田譲治・梓河人
5冊読了等。
まぁ今年のペースを考えると順調な読了数ではあるんですが、多くは語ります
まい…(ノヘ;)シクシクシクシク。
極私的超アバウト評価
◎とても楽しめた
なし
○楽しめた
『2020本格ミステリ・ベスト10』『2020年版このミステリーがすごい』
・普通
『学校の殺人』
△あまり楽しめなかった
なし
×楽しめなかった
なし
□保留
『アナザヘヴン2 VOL.1』『アナザヘヴン2 VOL.2』
年末恒例企画本はランキング眺めてるだけでも面白いので毎年同じ評価(;^_^。
『学校の殺人』は約90年前のミステリで、当時としては衝撃的な犯人像だった
のかなぁ、今の時代だとやっぱり普通だよなぁ…と先人の労苦を考えない「上か
ら目線」感想を抱いてしまいました。反省………(-ω-;)ショボーン。
2019年12月の購入本等
1.『2020本格ミステリ・ベスト10』 探偵小説研究会
2.『不穏な眠り』 若竹七海
3.『アリバイ崩し承ります』 大山誠一郎
4.『2020年版このミステリーがすごい』 「このミステリーがすごい!」編集部編
5.『帰ってきた腕貫探偵』 西澤保彦
6.『万屋大悟のマシュマロな事件簿』 太田忠司
7.『午前零時のサンドリヨン』 相沢沙呼
8.『紅蓮館の殺人』 阿津川辰海
9.『四つの凶器』 ジョン・ディクスン・カー
9冊購入等。
4月からの環境変化で心身ともに暴風雨った2019年の最後にふさわしく、大
量購入してしまいました。気づけば積読数も1600冊台に復活。地道な努力も瞬
殺となってしまいました……アホンダラーッ!!《(-_-)=○》≫≫()゚O゚)バキッ!!
ここ数年、1と4のベスト10企画本で気になった本を抑制意識持ちつつ購入
していて割と海外モノが多かったんですが、今年は2冠達成した作者のデビュ
ー文庫本の7、ランクインしていた唯一の文庫作品の8を購入。
2・3・5・9は定番作家作品購入。9は予想外でとても嬉しいっす(^_^)。
6はチェック漏れで書店でたまたま現物を見つけてこちらもとても嬉しい。
やっぱり本屋チェックは必要だとは思うのですが、そうなると購入本が増える
ことになりかねず悩ましいところで、令和2年もグズグズしながら過ごしてい
くことになりそうです(;^_^。
で、2019年のお勧め本ですが、心身内の暴風雨で読書環境が整わなかったせい
か何と下記の1冊のみ…( ̄◇ ̄)ポカーン。令和2年は何とか心身を平穏にしてお
勧め本が1冊でも多くなればいいなぁと願っております<(_ _)>。
『4 TEEN』 石田衣良 新潮社
大人と子供の狭間、言い換えれば大人の性質も子どもの特性もあわせ持った
14歳の男子たちが遭遇あるいは巻き起こる、ちょっと変わった出来事を描い
た短編集。非ミステリですけど(;^_^。
実際の14歳がこのドラマ性に共感するかどうか判りませんが、少なくとも登
場人物達の行動・言動・感情に納得し感動を覚えました。主人公たちのスカ
したピュアさに乾杯!
そいでは!!
2500. 2019年12月05日 10時27分13秒
投稿:SAMANA
毎月そうなんですけど、11月の休日は特に怠惰な生活しまくっていた
SAMANAです<何か久しぶりな出だしだな…フッ( -ω-)y─━ =3
とにかくソファの上から動かない。用事があって出かけても帰ってき
たら疲れをとるため速攻でソファの上に移動してゴロゴロ。そこで本を
読めばいいものを、ネット番組をあさって結局、見てもいいかなぁレベ
ルしか見つからず、それを怠惰に流し見るという……。人間終わってま
す( ノД`)シクシク…。
さてさて。それでは積読本状況詳細報告。
2019年11月の読了本
1.『怪盗ジバコ』 北杜夫
2.『蛇棺葬』 三津田信三
2冊読了等。
怠惰な生活は読書にも反映<いつものことか……(;-_-) =3 フゥ
極私的超アバウト評価
◎とても楽しめた
なし
○楽しめた
『怪盗ジバコ』『蛇棺葬』
・普通
なし
△あまり楽しめなかった
なし
×楽しめなかった
なし
『怪盗〜』は、作者名からユーモアものといいつつ少し暗めだったり
斜め視点の難しく思う部分もあるかなぁと思ってたんですが、全然そん
なことはなく、まさしく「大人の童話」といった世界で楽しめました。
はやみね作品の世界観に出会ってなかったら「とても楽しめた」にして
いたと思います。でも、順番で言えばこの『怪盗〜』のほうがかなり先
に発表されてる訳ですけれども…(;^_^。
『蛇棺葬』もミステリとしての味わいも予想以上に楽しめたし、ホラ
ー系の文章が本当に手練れで恐さを存分に堪能。ただ、その文章で描か
れる前半5〜6歳の主人公の心情の不自然さと、その年頃の子があんな
恐怖を体感してしまうことへのいたたまれなさから「とても楽しめた」
とはしませんでしたが、それでも楽しめました<変な日本語(;^_^。他
の積読作品がこれから楽しみです。
2019年11月の購入本等
1.『深夜の散歩』 福永武彦・中村真一郎・丸谷才一
2.『ときどき旅に出るカフェ』 近藤史恵
3.『皇帝と拳銃と』 倉知淳
4.『この世の春 (上)』 宮部みゆき
5.『この世の春 (中)』 宮部みゆき
6.『この世の春 (下)』 宮部みゆき
7.『ほのぼのお徒歩日記』 宮部みゆき
7冊購入等。
今月の「やっちまった」は2冊。
1は、本屋でたまたま見かけて、かなりの魅力を覚えて思わず衝動買い。
2は逆に最初から購入予定で、本屋に出向いたところ品出しされてなかっ
たため、店員さんにお願いして出してもらったため内容も確認せずに購入。
ところが梗概を読むと購入読了済の『平成お徒歩日記』のタイトル変更新装
版であることが判明。書き下ろし一編が所収、しかも半七捕物帳にまつわる
お徒歩ではあるものの、やっぱり新装版と判っていたら恐らく買わなかった
だろうなぁ…( ノД`)シクシク…。
そいでは!!
[NAGAYA v3.13/N90201]