黒猫荘
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探偵喫茶「カラス」
オーナー:宗太郎
ここも最近リフレッシュしたいと思いつき、『推理クイズ』などをやってみようかなあと考えました。 推理小説の話しを中心に、暇つぶし、いえ「本気」で取り組んでもらいたいしだいです<炎 と言うわけで、推理問題とおをちょくちょくだし、あとで名探偵ランキングでも作ろうかな。 皆さん、名探偵めざして頑張れ!! そういえば、古畑ニ任三郎がドラマでやってました。やっぱりコロンボに似てる<笑 でも、あんな刑事さんになりたいと思う今日この頃でした
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23. 2000年12月02日 17時23分29秒
投稿:宗太郎
もうすっかり冬になりました。
手が寒くて、軍手は手放せなくなり、電撃毛布もそろそろ出そうかな。
久しぶりに感想文を書きます。
高見広春著 『BATTLE・ROYAL』
<バトルロワイヤル>
巨大なファシズム国家<大東亜共和国>
この狂った国では、あるスリリングな政策を行う事で有名だった。
そのプログラムの内容は、毎年全国の中学三年生から、一クラス
を選抜し。絶海の孤島。または廃棄された刑務所などに隔離され
生徒同志に「殺し合いを」をさせること。
通称、“バトルロワイヤル”・・・・
それが今回の大まかなあらすじです。
これを読んで、まず思う事は。「第二次世界大戦後、もし日本が勝っていたら
こんな事が起きていたかもしれない」と言う妄想です。
日本が今こんな事をしたら、間違いなく反乱が起きるでしょう。しかし、もし
もあの時、日本が勝っていたら・・・これが実際に起きていたとしても不思議で
はありません。
実は、これと似たような政策、と言うか軍事訓練のいっかんとして、北朝鮮民主
主義人民共和国の第8特殊工作部隊で行われていると言う噂を聴きました<事実かな
その内容は、これよりも酷いらしいですが・・・<現実は想像を超えている
では、感想に戻りますが。まさに「青春」しています<サスペンスフル
危険な青春の香が漂った空間。まさに、サスペンスフルな一時を過ごせる本。
仲間内では凝る人が続出で、大人気です。
その理由は、恐らく皆死体が好きだからと思うのですが。
生徒達が繰り広げる脱出劇にもわくわくしてしまいます。
その点では、ミステリーチックな部分があり。わくわくしてしまいます。
似てる物といえば、綾辻さんの「殺人鬼」かな。
そう言うのが嫌いな人は読まないほうがいいです。ま、いないか<笑
それでは〜。
22. 2000年11月27日 20時03分24秒
投稿:宗太郎
暇なので、僕の好きな本の一部分を抜粋して載せたいと思います
なんか良さそうなので、これからもたまにやろうかな。<暇
それでは官能すべき第一号は。これ↓
『白く雪が舞う闇の向こうから、今―――。
暫し遠ざかっていた時のなっがれを載せて、帰りの列車の音が近付いてくる。』
綾辻行人著「霧越邸殺人事件」より
・・・霧越邸最後の一文です。
なんか、感動しますよね<笑>読んだひともこの辺が好きだったかなあろ思います。
綾辻系統はこれが一番のお気に入り<love
悲しいお話ですし、推理はとても理論的かつ曖昧。これが綾辻さんの醍醐味ですよね
それでは。
21. 2000年11月26日 11時43分46秒
投稿:宗太郎
模様替えしました、衣替えの時期ですから。
温かみのある色にしてみました。
みんな感想文を書こう!うにゃ〜!<怪
それでは〜。
20. 2000年11月21日 23時41分42秒
投稿:宗太郎
もうすっかり冬になりました。
その日、僕は推理小説が読みたくて。財布を片手にに自転車に飛び乗りました。
家を出てから数分。ふと後ろを振り返ると、紅葉をした山の頂上にうっすらと
雪が降り積もっていました。その日が程よい秋晴れでなかったら、とても見る
ことは出来なかったでしょう。
雪が降った事に気がついた僕は、自転車をとめて、思わず見とれてしまいました。
そんな良い事が有ったので、もしかしたら、島田荘司はたまた金田一耕介がいるか
なあと、淡い恋心を胸に秘めながら見せに行くと。ほとんど旅情ミステリーばかり
やっぱり遠くにある大きな本屋に行っておけば・・・と後悔しつつも結局希望とは
違う「スナーク狩り」矢部みゆき著/を購入。早速読んでみました。
「スナーク狩り」 矢部みゆき著
矢部みゆきさんの著書は、前に『ステップファザーステップ』と『火車』の二つを
読ませてもらいました。
以前の作品は僕の好きなタイプで、こんかいのはわりとミステリーチックではな
くサスペンスフルな仕上がりでした。
まず『スナーク狩り』というタイトル。これがすばらしいです、なぜならこれが「狸
狩り」だったら、僕は手にとって見ていませんからね。
「マグロ」でも駄目ですし「ナマハゲ」は意外と行けそうです。でもやっぱりし
っくりくるのはこの「スナーク」しかありませんね<笑。
タイトルもですが、この作品は一つの詩のようなものです。登場人物の描写がしっかり
しているので、その場その場の情景がくっきりと目に浮かんできます。その情景が連なって
一つの詩のようになっているのです、だからどうこうって言うわけではありませんが、これ
がこの小説の文字における特徴です。そして、そんな文字使いがあってこそ、詩のように
しっくりと体の中に染み込んでいく。だから読み終わった後にじっくりと考えさせられたり
するのかもしれません。そう、そんな作品なのです。
最後を詩的に締めくくるとしたら。こうでしょう。
「スナークは狩られる運命に有る、だから我々はスナークを作り上げてしまったのだ」
この意味は、本を読んでれば解るでしょう。読みたくない人は読まないで、悩むから<怪
[NAGAYA v3.13/N90201]