黒猫荘
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乱読の部屋(ネコソギって!)
オーナー:きっし〜

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55. 2002年07月03日 22時39分29秒  投稿:きっし〜 
ふぅぅ!
W杯も終わって何か落ち着いた雰囲気の今日この頃、読書に勤しみましょうか。

あきらさん
>岩崎るりはさんの作品で、「銀猫堂奇憚 水琴館の惨劇」です。
 わりかし最近の作品なので、すぐに見つかるかと思います。徳間書店のノベルスです。
 この作品は昭和初期を舞台にしています。一応探偵小説です。

情報ありがとうございます。
そうですね。2,3ヶ月前に出版されていたようですね。店頭で見掛けました。
まずは文庫で攻めているので、ネタがなくなったら挑戦してみます。

ジャスミンさん
>古城で思い出すのは「人狼城の恐怖」です。
 なぜかハマッて一気に読んでしまいました。
 ムードがドイツのカーンみたいでしたね・・。

おっしゃる雰囲気はよく理解できます。ドイツというと、厳かというか
重々しいというか、質実剛健が言葉としてはピッタリでしょうか。

>ワールドカップ中は1冊しか読めませんでした。
 ヨーロッパスタイルの方が好きだったのですが
 今回ブラジルの見て個人技の美しさに感動しました。

そうですね。あとセネガルの11番のドリブルも凄かったです。
やはり肉体が違うのではないでしょうか!

さて、さて昨日読了本。
『連続殺人事件』ディクスン・カー(創元推理文庫)
スコットランドの古城が舞台ですが、メインはその中の塔での密室事件です。
古城全体を有効に使ってくれると嬉しいのですが、まあこの内容では必要ない
でしょう。
まあトリックや動機はやはり古典だな、と思ってしまいましたが、その分、
登場人物の関係や言動の面白さは主人公のフェル博士もかすむくらいですね。
コメディー要素たっぷりの作品でした。フェル博士の行動も相変わらずでした。

54. 2002年07月02日 12時39分13秒  投稿:ジャスミン 
40号のジャスミンです。

知らないうちに「Jの神話」を買っていたようです。
今回は後ろから読んでみます。(・・;)アレッy-~~

古城で思い出すのは「人狼城の恐怖」です。
なぜかハマッて一気に読んでしまいました。
ムードがドイツのカーンみたいでしたね・・。
      ↑意味不明です。

ワールドカップ中は1冊しか読めませんでした。
ヨーロッパスタイルの方が好きだったのですが
今回ブラジルの見て個人技の美しさに感動しました。
ブラジルのドリブルって不思議なリズムと思うのは
私だけでしょうか・・。(やはりサンバの影響?)
53. 2002年07月01日 21時02分08秒  投稿:あきら 
 58号室の、あきらです!

古城を舞台にした作品をお探しだということで、お勧めしたい作品があります。
岩崎るりはさんの作品で、「銀猫堂奇憚 水琴館の惨劇」です。

わりかし最近の作品なので、すぐに見つかるかと思います。徳間書店のノベルスです。
この作品は昭和初期を舞台にしています。一応探偵小説です。
独特のリズムと、凝った仕掛け、魅力的な登場人物がいいですね。

この本の作者はペルシャ猫のブリーダーで、猫好きが興じて、探偵小説を書いてしまったという人物です。

なかなか、探偵小説としては、完成度が高いと思います。とても面白く読めました。是非読んでみてください。

では、またー


52. 2002年07月01日 00時33分33秒  投稿:きっし〜 
 ワールドカップが終わってしまった。祝!5度目の優勝!!ブラジル!!!
でも本当はドイツを応援していたんですがねぇ。
 基本的にヨーロッパ好きな人間で、国としてはイギリス(イングランド)や
ドイツが好きだし、チームスタイルではスペイン、ポルトガル、本大会には
出れなかったオランダが好きなので、その中のドイツが決勝進出して嬉しかった
のですが、さすがに地力の差が出てしまったようですね。
 まあ卓越した技を見せてくれたブラジルの優勝は納得物です。

 さてミステリーの話題に。。。
 一応、現在のお題にあわせて古城が舞台のミステリーを読もうと思っているのですが、
意外とないのですよねぇ。
 古典の方が多いだろうと思って探したのですが、まあディクスン・カーには多い
ようですが、意外とクリスティーでは見あたらないのですね。ミス・マープルは
とにかくポアロにも古城という仰々しい舞台は似合わないのかもしれません。
 館とは違って古城という重々しい舞台では、それに伴った設定、人物、トリック、
そして雰囲気を醸し出す表現方法が必要になるのかもしれませんね。
 わざわざそのような枠内で書きたいと思う作家もいない反面、得意な人もいるの
でしょう。二階堂氏なんかは大得意だと思うし、日本人作家には合う人多いと思います。
 でも古城とはいえ、日本の城を舞台にするには難しいから西洋が舞台になるので
しょうが、そうなると登場人物は基本的に西洋人、う〜ん、日本人作家の西洋物は
読者も敬遠するだろうなぁ。そういう点では「人狼城〜」は上手な設定ですね。

 今の所、文庫ではディクスン・カーの「連続殺人事件」「弓弦城〜」「髑髏城」、
ルパンシリーズ「奇巖城」、二階堂氏の「人狼城〜」篠田真由美嬢の「琥珀の城〜」
ぐらいでしょうか。芦辺氏の「グランギニョール城〜」が文庫化されるのはまだまだ
先でしょうが、それまで待ちながらゆっくり読みましょう。。。
 とりあえず現在は「連続殺人事件」を読書中です。

[NAGAYA v3.13/N90201]