黒猫荘
(mobile版)

[024号] [026号]
[入居者リスト]
幽霊だし。
オーナー:soka
<最近の読了本>
一週間に文庫本一冊程度という遅いペースの読了リスト。
漫画は小説の三倍は読むので入っていません。
書名をクリックすると、アマゾンかセブンアンドワイの紹介ページに飛びます飛びます。日本を印度に、しーてしまえ。
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60. 2005年01月13日 21時06分38秒
投稿:soka
「ミナミノミナミノ」(秋山瑞人)読了。
リカ姉に誘われて、夏休みを岬島というところで過ごす事となった武田正時。島民は正時を歓迎するが、しかし同時に何かを隠しているようだった。リカ姉から貰った謎の首飾りに込められた島の秘密とは? 知り合った無口な少女、秦納舞部春留が明かす自らの秘密とは? という話。ええもう、文句なしに楽しませてもらいました。春留と真琴に萌え。
【グッと来た文】
「一体なにを期待しておるのやら、島じゅうのヤシの木を揺すってみたところで『本当の自分』など落ちてきやせんぞ!」
59. 2005年01月02日 23時40分02秒
投稿:soka
「マリア様がみてる 子羊たちの休暇」(今野緒雪)読了。
夏休みに、小笠原祥子さまの別荘へ誘われた祐巳。訪れた別荘は静かでとても良い所だったのだが、祥子さまに憧れる他の別荘のお嬢様達が祐巳に嫉妬して――という話。前作を読んだ時にも書いたとおり、もうこの姉妹には何があっても大丈夫なんだなっと思っていたので安心でした。最後の方の流れをベタだって言うのはどの口ですか。
【グッと来た文】
「お姉さまと一緒にいることこそが幸せなんだって。どうしてお姉さまはおわかりにならないんです?」
58. 2004年12月29日 22時49分02秒
投稿:soka
>砂時計さん
>大変遅くなってしまいましたが、入居の挨拶に参りました。
>よろしくお願いします。
こちらこそ。よろしくお願いします。
>「伊集院光深夜の馬鹿力」といえば、乙一が上京する決め手となったラジオ番組だったりするんですよね。
はい。私も、乙一さんの日記でその番組を知りました。毎週笑わせてもらっています。
「夜の蝉」(北村薫)読了。
女子大生の「私」が体験する日常の謎を、落語家の春桜亭円紫さんが鮮やかに解くシリーズの二作目。「朧夜の底」「六月の花嫁」「夜の蝉」という三つの短編が繋がり合って、「夜の蝉」という一つの大きな流れになっています。解説の吉田利子さんは、この本のテーマを「時、そして愛」と書いていましたが、私は「悪意と愛」だと思います。日常に、人間関係に潜む見えない悪意。そして、淡い恋心、結婚、姉妹愛。最後の二行がとても綺麗でした。ごちそうさま。
【グッと来た文】
――時を越えて、こうして今私と対面している《カブトムシ》君も、かつては数々の喜びや憂いを引いて、力の限りに走ったのだろう。
そんなことを考えながら白い柵から身を乗り出し、おちびさんの機関車を見詰めていると、すうっと気持ちが向こうに流れ出すのを感じた。
この感覚が愛なのだろう。
57. 2004年12月25日 16時47分25秒
投稿:砂時計
11号室の砂時計です。
大変遅くなってしまいましたが、入居の挨拶に参りました。
よろしくお願いします。
「伊集院光深夜の馬鹿力」といえば、乙一が上京する決め手となったラジオ番組だったりするんですよね。
[NAGAYA v3.13/N90201]