黒猫荘
(mobile版)

[015号] [017号]
[入居者リスト]
これがワテのお勧めやねん!!
オーナー:SAMANA
SINCE 1999.5.4
ようこそ16号室へ!! 私がこの部屋でやろうとしていることは、
1)ミステリ未経験・経験少ない人にミステリ好きになってもらおう!!
2)ある程度の経験者にはまだまだこんなミステリがあるってことを知ってもらってますますミステリ好きになってもらおう!!
3)ミステリどっぷり者には、DEEPな情報をお互いに提供・体験してもらって「アッシャー家」のように泥沼に沈んでもらおう(笑)!!
と、要は「ミステリを好きになる人が増えればいいな」ってことです。
皆さん、「お勧め本」のご紹介よろしくお願いします。「お勧めダブり」は大歓迎。集計して「お勧め人気度」もだしたい(笑)。
でもネタバレはやめてね!!!
ウダ話OK。ミステリウダ話(ミステリにちょっとでも関係した雑談。例えば小ボケ・小ツッコミ・オフ話等)で
ミステリに興味を持ち始める可能性はあると思います。
ただしウダの内容は『皆様の良識』に期待!!
← 37〜40件 →
[HomePage]
▼ 投稿する
2534. 2022年10月08日 22時12分33秒
投稿:SAMANA
コロナ後遺症なのか、ものすごく疲れやすくなりました。以前は仕事
で踏ん張りがきいていたのに最近はめっきり意欲が減退。う〜ん、単に
さぼり癖が身についたとは思いたくないので、やっぱりコロナのせいに
しよう(^_^;。
さてさて。それでは積読本状況詳細報告。
2022年9月の読了本
1.『観月の宴』 R・ファン・ヒューリック
2.『魔女』 樋口有介
3.『恋霊館事件』 谺健二
4.『牛乳アンタッチャブル』 戸梶圭太
4冊読了等。
2冊が厚めだったのでぼちぼちなペース。でも読みやすい作品が多か
ったのであと1冊ぐらいは読了したかったかな。
極私的超アバウト評価
◎とても楽しめた
なし
○楽しめた
『魔女』『恋霊館事件』『牛乳アンタッチャブル』
・普通
『観月の宴』
△あまり楽しめなかった
なし
×楽しめなかった
なし
1.はディー判事シリーズ長編。ひょっとしたらシリーズ最終作
(執筆順)かも?
珍しくこの作品は驚いたり感心したりするところが見当たらず。
次積読作に期待です。
2.は元カノの不審死を知った青年が事件を追う青春ミステリ。
私にしては珍しく樋口作品(&主人公キャラ)を面白く感じまし
た。事件の構造も楽しめたし、何より主人公がいじられ系だった
のが良かったのかも(^_^;。
3.は阪神・淡路大震災とそれをとりまく環境の推移を舞台にし
たミステリ短編集。
とにかく1作目が個人的に「なんじゃそら?」としか思えない作
品(何でこれがアンソロジーに選ばれるんだ?)でゲンナリした
んですが、読み進めるにつれ少しずつ楽しめてきたのでほっと一
息。新本格の悪しき呪縛が徐々に薄まり、ミステリの水滴がじん
わり広がっていった感じでしょうか…←ナンジャソリャヽ( `д´*)ノ
4.は食中毒事件を起こした大会社の腐敗と再生を極端に戯画化
したギャグ&ポップ&バイオレンス長編。
最初、会社名が実物だと驚くも、よく見たら「雲印乳業」。字面
がすっごくポップでお気に入りo(^-^)o。個人的に「これいる?」
な展開もありましたが、気楽に楽しめました。
2022年9月の購入本等
1.『獣たちのコロシアム 池袋ウエストゲートパークXVI』 石田衣良
2.『Iの悲劇』 米澤穂信
3.『間宵の母』 歌野晶午
4.『殺しへのライン』 アンソニー・ホロヴィッツ
4冊購入等。
1〜3は定番作家信頼買い。1のIWGPも16作目ですか。まだ2作と
外伝1作しか読めてないっす(^_^;。
4はやっぱり今年も各種ランキングで1位になるのかなぁ…。1冊
も読めてないので面白さが判ってないないですバカーヾ(*д*)ノ゛
そいでは!!
2533. 2022年09月10日 15時25分59秒
投稿:SAMANA
8/8にコロナ陽性者になりました……(^_^;
38度台の熱が2日程度で大事には至らず。ただまとわりついてきた倦怠感
には悩まされました。一部分を無理やり進める、慣れない在宅勤務(しかも
年休扱いの中)に時間をとられて本を読む暇なんてこれっぽっちもありゃし
ない。やっぱり病気にかかるもんじゃないっすね(゚゚)(。。)(゚゚)(。。)ウンウン
さてさて。それでは積読本状況詳細報告。
2022年8月の読了本
1.『QED 東照宮の怨』 高田崇史
2.『現代夜討曽我 墨野隴人シリーズ』 高木彬光
3.『時の誘拐』 芦辺拓
3冊読了等。
実はコロナになったら「本がたくさん読める」と思っていた私。本当にバ
カ者でした(^_^;。
極私的超アバウト評価
◎とても楽しめた
なし
○楽しめた
『時の誘拐』
・普通
『QED 東照宮の怨』『現代夜討曽我』
△あまり楽しめなかった
なし
×楽しめなかった
なし
『QED〜』は、東照宮の史実?がもたらす驚きの説と、現実世界の事件
を組み合わせたミステリのシリーズ4作目の長編。
毎度のごとくウンチクについていけず凄さも実感できず。ミステリ部
分もコロナ後では全く思い出せず、申し訳ないが普通扱い。たぶん私は
都市伝説がもたらす驚き話は好きでなく、その伝説のほころびをついて
一刀両断するような推理を読みたいんだと思います。
『現代〜』は、"陽気な未亡人"の村田和子が関わる事件で、名探偵の
墨野隴人が活躍するシリーズの4作目。
どこかのHPかツイッターの高木彬光評で「洗練された〜」という表現
があったんですが、私の高木彬光イメージは良くも悪くも「バタ臭さ」。
この作品では少し良くないほうの「バタ臭さ」を感じました。昭和62年
作とのことですが、この時代で「夜討曽我」や芸能世界描写のセンスは
少し違うような気がしたり…(^_^;。時代センスがあっていればストー
リー自体はもう少し楽しめるものになるような気がします。
『時の〜』は、弁護士名探偵森江春策が誘拐事件を解決するため、戦
後間もない事件の謎にも取り組むダブル長編ミステリ。
誘拐事件序盤のとあるネタは、根っからの意外性で普遍性を感じさせ
るものでしたが、"あれ"にまつわる他のネタは発刊された旬の時期に読
んだほうがより楽しめるもので、時の流れの速さを痛感。まさに私の時
が誘拐されました……<いや、全然うまくないから┐( -"-)┌ヤレヤレ...
2022年8月の購入本等
1.『現代夜討曽我 墨野隴人シリーズ』 高木彬光
2.『おじさんのトランク 幻燈小劇場』 芦辺拓
3.『人間じゃない 〈完全版〉』 綾辻行人
4.『殊能将之 未発表短篇集』 殊能将之
5.『魔眼の匣の殺人』 今村昌弘
6.『いけない』 道尾秀介
6冊購入等。
『現代〜』は実際に購入したわけでなく、なぜか所有本データで既読
になっていて、数合わせで購入本にしたもの。床の積読山が何回か崩れ
たりしているので、ひょっとしたら本棚においてた既読の『現代〜』を
崩れた時に巻き込み、間違って積読本においてしまったのかもしれませ
ん…<こんな話、誰が興味あんねん!ヾ(゚ε゚ )ォィォィ
2、3、5は定番信頼買い作家本。綾辻文庫本購入は、けっこう久し
ぶりかも。
4は「未発表」の文字に気持ちが揺れ動いて購入。
5は、書店でみかけて帯か何かの煽り文句にゆすぶられ、迷いに迷っ
て結局購入。どちらも販売戦略にまんまと乗せられまくりです(^_^;。
そいでは!!
2532. 2022年07月30日 19時58分40秒
投稿:SAMANA
7月末は初めて在宅勤務というものを経験しました。いやはや在宅っ
てやっぱり難しい。気持ちの切り替えが上手くできません。結局、2日
間は午後半夏休をとって家でのんびりしてしまいましたヤレヤレヽ(~〜~ )ノ。
さてさて。それでは積読本状況詳細報告。
2022年7月の読了本
1.『はじまりは青い月 スカーレット・パラソル1』 新庄節美
2.『今夜はパラシュート博物館へ』 森博嗣
3.『スティームタイガーの死走』 霞流一
4.『イリーガル・エイリアン』 ロバート・J・ソウヤー
4冊読了等。
少しペースが落ち着いてきたかも。でも以前と比べたらハイペース。
この調子を続けていきたいものです。
極私的超アバウト評価
◎とても楽しめた
なし
○楽しめた
『はじまりは青い月』『今夜はパラシュート博物館へ』
『スティームタイガーの死走』『イリーガル・エイリアン』
・普通
なし
△あまり楽しめなかった
なし
×楽しめなかった
なし
1.怪盗女子高生と探偵助手青年が活躍するほのぼの系怪盗もの。こん
な世界観が味わえれば、もうそれだけでいいです。
2.はあのシリーズキャラが登場する作品もある短編集。この作者のポ
エム系短編は馴染めないけど、それはこの作者の仕掛けに気づいけない
からかもしれない。
3.はドタバタスピーディミステリ長編。大き目の一発ネタには久々に
驚きの快感を味わうことができました。
4.は異星人ファーストコンタクトからの法廷ミステリというトンデモ
展開なSFミステリ。面白かったのは確かなのに、読後感が「被害者が哀
れ」「裁判上の考え方が捻じれに捻じれ過ぎて変なことになってる」よ
うに感じてしまいました(;^_^。
2022年7月の購入本等
1.『凛の弦音』 我孫子武丸
2.『希望の糸』 東野圭吾
3.『死が招く』 ポール・アルテ
4.『優等生は探偵に向かない』 ホリー・ジャクソン
5.『ギャンブラーが多すぎる』 ドナルド・E・ウェストレイク
5冊購入等。
読了ペースが良いのでちょっと買いすぎ傾向。自制しないといけない
のに、ネット情報だとどうも8月はたくさん購入しそうな予感……。
1〜3は定番作家信頼買い。1の設定には胸キュンしかありません。
4.は評判いいので楽しみだけど、読書時はたぶん80歳代なので主
人公の心情に共感できるのかどうかちょと心配。というか、そもそも生
きてるのか私?(´・ω・`)シランガナ
5.は謳い文句「1960年代のNYムード満載、巨匠による幻の逸品」に
やられて購入決定。ウェストレイク作品の良い読者ではないけれど、ウ
ェストレイクが描くNYムードには浸ってみたいものです。
そいでは!!
2531. 2022年07月02日 23時19分35秒
投稿:SAMANA
超短い梅雨が去り(また戻ってきそうな気もするけど)、暑すぎる
夏が到来。今年は本当に部屋の中の熱気がこもりまくりで息苦しくな
るほど。本と一緒に干からびないように注意します(・ω<) テヘペロ
さてさて。それでは積読本状況詳細報告。
2022年6月の読了本
1.『神戸異人館事件帖 《夏の海の水葬》』 陳舜臣
2.『真珠の首飾り』 R・ファン・ヒューリック
3.『海の稜線』 黒川博行
4.『殺人リハーサル』 梶龍雄
5.『アルバイト探偵 拷問遊園地』 大沢在昌
6.『九時から五時までの男』 スタンリイ・エリン
6冊読了等。
先月に続き、私にしてはかなりのハイペース。やっぱり職場環境が
変わったのが大きかったかも。限定的とはいえ今のほうが忙しいのに
…(;^_^。
極私的超アバウト評価
◎とても楽しめた
なし
○楽しめた
『神戸異人館事件帖』『真珠の首飾り』『海の稜線』
『殺人リハーサル』『アルバイト探偵 拷問遊園地』
『九時から五時までの男』
・普通
なし
△あまり楽しめなかった
なし
×楽しめなかった
なし
『神戸〜』は、神戸異国情緒を背景に老人2人のミステリ的回顧話
短編集。前半のほうがミステリ的には楽しめた感じ。
『真珠〜』は、名探偵ディー判事シリーズ長編。描写についていけ
ないところがあったものの、あっと驚くネタは満足。ディー判事作
品、やっぱり楽しめます。
『海の〜』は、大阪府警の「総長とブン」もの長編。ブンとキャリ
ア警部補のやりとりに今ひとつ乗り切れず。このレベルだと一回は
破綻しそうな気がする。そこからの認め合いドラマがほしかったか
も。事件の構図とツメ具合は相変わらず緻密でさすがです。
『殺人〜』は、トリック系推理長編。しっかりと考えて作り込まれ
ていると思うけれど、推理ブームで様々な人達により生み出された
推理小説の膨大すぎる作品群に埋没するぐらいの出来だったように
思えたのが残念。
『拷問〜』は、主人公の小生意気浪人生が親父とコンビで活躍する
シリーズのライトアクション長編。これまでのシリーズ作になかっ
た主人公の苦悩からの成長描写が印象的。主人公が対峙した出来事
は「へ? こんな大したことないことで?」と正直思いましたが、
ちっぽけな生身の人間が味わうものって「実はこんな程度やよな。
でも、これがツライんよな」と気づかされた後は、しばらく続く主
人公の等身大の率直な描写にちょと感動。
『九時から〜』は、「奇妙な味」の作家、ロアルド・ダールとよく
比べられる短編の名手の作品集。最終話「倅の質問」もいいんです
が、なぜか蚤の大道芸という不思議な世界が描かれた「蚤をたずね
て」が印象に残りました。ちょっと斜め上の「奇妙な味」?(;^_^。
2022年6月の購入本等
1.『黒武御神火御殿 三島屋変調百物語六之続』 宮部みゆき
1冊購入等。
4、5月と2冊ずつと少購入だったのが今月はとうとう1冊のみ。
来月以降の反動に今からビクビク中((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル。
宮部文庫本もこれで83冊目。うち47冊が積読で宮部積読率は57%。
早く50%をきりたいなぁ〜<目標低っ!(>ェ<;
そいでは!!
[NAGAYA v3.13/N90201]