黒猫荘
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これがワテのお勧めやねん!!
オーナー:SAMANA
SINCE 1999.5.4
ようこそ16号室へ!! 私がこの部屋でやろうとしていることは、
1)ミステリ未経験・経験少ない人にミステリ好きになってもらおう!!
2)ある程度の経験者にはまだまだこんなミステリがあるってことを知ってもらってますますミステリ好きになってもらおう!!
3)ミステリどっぷり者には、DEEPな情報をお互いに提供・体験してもらって「アッシャー家」のように泥沼に沈んでもらおう(笑)!!
と、要は「ミステリを好きになる人が増えればいいな」ってことです。
皆さん、「お勧め本」のご紹介よろしくお願いします。「お勧めダブり」は大歓迎。集計して「お勧め人気度」もだしたい(笑)。
でもネタバレはやめてね!!!
ウダ話OK。ミステリウダ話(ミステリにちょっとでも関係した雑談。例えば小ボケ・小ツッコミ・オフ話等)で
ミステリに興味を持ち始める可能性はあると思います。
ただしウダの内容は『皆様の良識』に期待!!
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2538. 2022年12月31日 17時04分10秒
投稿:SAMANA
正直、最近はミステリ読書よりもアニメ視聴の方に時間を割いている状況。
そんななか、今年のベスト3は
『明日ちゃんのセーラー服』
『ぼっち・ざ・ろっく』
『その着せ替え人形は恋をする』
といったところか……って、60歳手前ジジイのマイアニメベスト3って気
持ち悪いだけやっちゅうねん☆(゚o゚(○=(`ε´○#
さてさて。それでは積読本状況詳細報告。
2022年12月の読了本
1.『狸はどこへ行った 大浪花諸人往来 第2集』 有明夏夫
2.『螢草』 連城三紀彦
3.『2023年版 このミステリーがすごい』 このミステリーがすごい!編集部編
4.『2023本格ミステリ・ベスト10』 探偵小説研究会編
5.『アリア系銀河鉄道 三月宇佐見のお茶の会』 柄刀一
5冊読了等。
よく読んだほうです。終わりよければすべて良し!<無理やり感満載(^_^;。
極私的超アバウト評価
◎とても楽しめた
なし
○楽しめた
『狸はどこへ行った』『螢草』『2023年版 このミステリーがすごい』
『2023本格ミステリ・ベスト10』
・普通
『アリア系銀河鉄道 三月宇佐見のお茶の会』
△あまり楽しめなかった
なし
×楽しめなかった
なし
『狸は〜』明治初期の大坂を舞台にした捕物帳短編集。
浪華の維新世話物との感じで楽しめたけど、コンプラセクハラパワハラモラハラ
の上っ面を褒めそやすこのご時世、ひょっとしたら眉ひそめる人もおるんかなぁ。
ふざけんな。
『蛍草』は各種愛憎の機微を描いた短編集。それぞれにミステリテイストがあっ
たので無骨な私でも楽しめました。ある意味『狸は〜』と真逆の世界観だけど根
つこは通じてると思いたい。
『このミス』『本ミス』は面白そうな作品が見つけられるのでやっぱり好き。気
にかかった作品は文庫化したときに買うつもりで毎年いるのですが、果たしてい
つまで覚えているのやら…(^_^;。
『アリア系〜』は、SFファンタジーミステリ短編集。ファンタジーは苦手分野な
ので、スゴイことをしている作品だと思ってはいるものの乗り切れず。損してる
なぁと思うことしきりですo(TヘT)oショボーン
2022年12月の購入本等
1.『2023年版 このミステリーがすごい』 このミステリーがすごい!編集部編
2.『2023本格ミステリ・ベスト10』 探偵小説研究会編
3.『逢魔が刻 腕貫探偵リブート』 西澤保彦
4.『11文字の檻 青崎有吾短編集成』 青崎有吾
5.『黒真珠 恋愛推理レアコレクション』 連城三紀彦
5冊購入等。
1&2は、年末恒例ミステリ企画もの2大冊子。買わない選択肢は今のところあ
ありません。
3と4は、定番作家信頼買い。『腕抜』シリーズは7作全部積読中で、その面白
さをいまだ味わっておりません<(_ _)>。『11文字〜』も青崎ミステリすべて
未読で面白さ未体験。退職して時間できてから読書邁進するつもりだけど、本当
に死ぬまでに読めるか心配になってきた……。
5は、「単著未収録」の文字を目にして即購入決定。まだまだ連城未購入本たく
さんあるはずだから、そっちを先買えっ!て話なんですけど(^_^;。
で、2022年のお勧め本は2冊。あって良かった…(^_^;。
ここに再掲して今年の駄文は終了。
『標的』 ディック・フランシス ハヤカワミステリ文庫
競馬シリーズもの長編。
今作は主人公がサバイバル作家という、ストイックの面白さに満ちたフランシス
作品世界にうってつけの設定。のみならず他の登場人物も魅力的であるがゆえに、
真相究明後にそれぞれが歩む茨の道のりを想起させる苦い味わいがとても良かっ
たです。
『過去を連れた女』 笹沢左保 角川文庫
5作所収の短編集。
その最後をかざる「曇天」は、事件が起きないからこそ徐々に迫る不穏の影に対
する苦悩と、それゆえにありきたりな生活の尊さが本当に心に沁みこんでくる、
地味だからこその名短編。様々なミステリの有り様のうち、1つの正解作みたい
な印象を持ちました。
皆さま、来年もよろしくお願いいたします<(_ _)>。
そいでは!!
2536. 2022年12月03日 16時06分52秒
投稿:SAMANA
12月に入り急に寒くなり、先月末に散髪した先で5.000円落としたことも
あって身も心も頭も財布も寒々しいことこの上ない師走はじめなのがとて
も悲しい( ノД`)シクシク…。
さてさて。それでは積読本状況詳細報告。
2022年11月の読了本
1.『相続人TOMOKO』 大沢在昌
2.『長い腕』 川崎草志
3.『暗黒童話』 乙一
4.『横断』 ディック・フランシス
4冊読了等。
この作家メンツならもう少し読了数かせぎたかったところ(あああ、何度
も同じこと言ってるデジャブ感が抜けない…)ですが、まぁ『横断』が500
ページほどの厚め本だったので良しとします(^_^;。
極私的超アバウト評価
◎とても楽しめた
なし
○楽しめた
『相続人TOMOKO』『長い腕』『暗黒童話』『横断』
・普通
なし
△あまり楽しめなかった
なし
×楽しめなかった
なし
『相続人〜』は、復讐に燃える女性主人公によるアクション長編。
書き込めば書き込むほどシリーズ化できそうな設定ながら、短めの長編
1作でケリをつけさせたようなイメージ。○○○・エンドでなかったの
が個人的には好みでした。
『長い腕』は、身の回りに起きた不可解な事件を追う女性主人公のサスペ
ンスもの。
起きた事件の大きさと事件の真相・犯人像との関係が今ひとつしっくりこ
ない気がするものの、ゲーム業界の裏側部分を描いた部分も含め、なぜか
読ませるストーリー運びなのが本当に不思議。なんなんだろうこのちぐは
ぐ感は……(^_^;。
『暗黒童話』はホラー・ミステリー長編。
ミスリードの仕掛けや諸星大二郎ワールドを彷彿させる男女キャラなど、
かなり満足いく出来だっただけに、犯人像と主人公の周辺キャラの話の中
での「薄さ」が残念でした。
『横断』は、競馬シリーズもの長編。
今作の主人公は、遺産で働く必要のない環境に甘んずることなく、競馬界
の調査員として生活する若い男性。北米を縦断する競馬列車に乗り込んで、
法の裁きを逃れ続ける悪党を拿捕しようとするストーリー。スリル感は所
々あるものの、主人公を襲う苦境・困難度合いが、今作では結構少ないよ
うに感じたのがちょと不満……って、フランシス作品にどんだけ高いハー
ドル課してんねん私は(;`O´)oコラー!
2022年11月の購入本等
1.『喪を明ける』 太田忠司
2.『ノッキンオン・ロックドドア 2』 青崎有吾
2冊購入等。
少冊数で嬉しや嬉し。
共に定番信頼買い作家作品ながら、1はホラーらしいのでちょっと悩み
ましたが「冊数少ないからまぁいいか」とだらしなく購入決定。いかんい
かん。もっとシビアに考えないと…。┐( -"-)┌ヤレヤレ...
そいでは!!
2535. 2022年11月05日 11時48分06秒
投稿:SAMANA
仕事が少し落ち着いたので早めに帰る今日この頃。本当は準備しないといけ
ない作業もあるので残業してやらないといけないんだけど、コロナ陽性以降の
疲れやすさが抜けなくて全くやる気がおきない……。師走になったら気合い入
れるようにしよう<あくまで【予定】です(^_^;。
さてさて。それでは積読本状況詳細報告。
2022年10月の読了本
1.『標的』 ディック・フランシス
2.『陽だまりの迷宮』 青井夏海
3.『密航定期便』 中薗英助
4.『過去を連れた女』 笹沢左保
5.『海底のUボート基地』 ハモンド・イネス
5冊読了等。
あと1冊は今月中に読みきりたかったなぁ…。
極私的超アバウト評価
◎とても楽しめた
『標的』『過去を連れた女』
○楽しめた
『陽だまりの迷宮』『密航定期便』『海底のUボート基地』
・普通
なし
△あまり楽しめなかった
なし
×楽しめなかった
なし
『標的』は、競馬シリーズもの長編。
今作は主人公がサバイバル作家という、ストイックの面白さに満ちたフランシス
作品世界にうってつけの設定。のみならず他の登場人物も魅力的であるがゆえに、
真相究明後にそれぞれが歩む茨の道のりを想起させる苦い味わいがとても良かっ
たです。
『過去を連れた女』は、5作所収の短編集。
その最後をかざる「曇天」は、事件が起きないからこそ徐々に迫る不穏の影に対
する苦悩と、それゆえにありきたりな生活の尊さが本当に心に沁みこんでくる、
地味だからこその名短編。様々なミステリの有り様のうち、1つの正解作みたい
な印象を持ちました。
『陽だまり〜』は、日常の謎系短編集。
小学生の主人公の身の回りで起きた謎を下宿人が解決するパターンで、ラストは
ハートウォーミングで心地よかったものの、各話のミステリ部分がちょっと座り
が悪く、もぞもぞした感覚が残ってしまったのが残念。
『密航〜』は昭和諜報サスペンスもの。
圧倒的リアリズムで描かれた日本と朝鮮半島の情勢を背景にしたスパイヒューマ
ンドラマといったところ。3国情勢のリアルさに圧倒されつつも、基礎知識が全
くないので面白どころをほとんど見逃してるのが悲しい。ラストのシビアさはシ
ビれました。
『海底の〜』は巻き込まれ型海外冒険小説。
読解力のなさで終盤の手に汗握る状況に今一つ乗れなかったのが悲しい。でも、
個人的には主人公の一人の出番の少なさなど、もうちょっと"熱さ"が欲しかった
ところです。
2022年10月の購入本等
1.『監禁探偵』 我孫子武丸
2.『猿神』 太田忠司
3.『潮首岬に郭公の鳴く』 平石貴樹
4.『法月綸太郎の消息』 法月綸太郎
5.『絶対猫から動かない(上)』 新井素子
6.『絶対猫から動かない(下)』 新井素子
6冊購入等。
すべて定番作家信頼買い。ただ、2についてはミステリでなくホラーらしいので
少し悩みましたが、サスペンスのみならずミステリ趣向もあるだろうと思い込んで
購入(^_^;。
5,6はそもそもミステリ趣向を望んでないのですが、50代の男女の群像劇?ら
しいけれど、無茶を承知で言えば今の10代男女群像劇を「そんなの無理!」と言わ
ず、インタビューその他を駆使して、この作者に書いてみてほしいと思ったり。
そいでは!!
2534. 2022年10月08日 22時12分33秒
投稿:SAMANA
コロナ後遺症なのか、ものすごく疲れやすくなりました。以前は仕事
で踏ん張りがきいていたのに最近はめっきり意欲が減退。う〜ん、単に
さぼり癖が身についたとは思いたくないので、やっぱりコロナのせいに
しよう(^_^;。
さてさて。それでは積読本状況詳細報告。
2022年9月の読了本
1.『観月の宴』 R・ファン・ヒューリック
2.『魔女』 樋口有介
3.『恋霊館事件』 谺健二
4.『牛乳アンタッチャブル』 戸梶圭太
4冊読了等。
2冊が厚めだったのでぼちぼちなペース。でも読みやすい作品が多か
ったのであと1冊ぐらいは読了したかったかな。
極私的超アバウト評価
◎とても楽しめた
なし
○楽しめた
『魔女』『恋霊館事件』『牛乳アンタッチャブル』
・普通
『観月の宴』
△あまり楽しめなかった
なし
×楽しめなかった
なし
1.はディー判事シリーズ長編。ひょっとしたらシリーズ最終作
(執筆順)かも?
珍しくこの作品は驚いたり感心したりするところが見当たらず。
次積読作に期待です。
2.は元カノの不審死を知った青年が事件を追う青春ミステリ。
私にしては珍しく樋口作品(&主人公キャラ)を面白く感じまし
た。事件の構造も楽しめたし、何より主人公がいじられ系だった
のが良かったのかも(^_^;。
3.は阪神・淡路大震災とそれをとりまく環境の推移を舞台にし
たミステリ短編集。
とにかく1作目が個人的に「なんじゃそら?」としか思えない作
品(何でこれがアンソロジーに選ばれるんだ?)でゲンナリした
んですが、読み進めるにつれ少しずつ楽しめてきたのでほっと一
息。新本格の悪しき呪縛が徐々に薄まり、ミステリの水滴がじん
わり広がっていった感じでしょうか…←ナンジャソリャヽ( `д´*)ノ
4.は食中毒事件を起こした大会社の腐敗と再生を極端に戯画化
したギャグ&ポップ&バイオレンス長編。
最初、会社名が実物だと驚くも、よく見たら「雲印乳業」。字面
がすっごくポップでお気に入りo(^-^)o。個人的に「これいる?」
な展開もありましたが、気楽に楽しめました。
2022年9月の購入本等
1.『獣たちのコロシアム 池袋ウエストゲートパークXVI』 石田衣良
2.『Iの悲劇』 米澤穂信
3.『間宵の母』 歌野晶午
4.『殺しへのライン』 アンソニー・ホロヴィッツ
4冊購入等。
1〜3は定番作家信頼買い。1のIWGPも16作目ですか。まだ2作と
外伝1作しか読めてないっす(^_^;。
4はやっぱり今年も各種ランキングで1位になるのかなぁ…。1冊
も読めてないので面白さが判ってないないですバカーヾ(*д*)ノ゛
そいでは!!
[NAGAYA v3.13/N90201]