黒猫荘
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茶房「アーティクル」
オーナー:イリヤ
好きな作家 夢野久作、京極、桐野、クリスティ
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18. 2004年05月16日 00時29分15秒
投稿:Kai
すみません、さっきのに書き漏らしました。
今ひとつ乗り切らない京極作品こそ『姑獲鳥の夏』でした。
17. 2004年05月16日 00時27分00秒
投稿:Kai
イリヤさんアドバイスありがとうございます。
『姑獲鳥の夏』は先日読みました。なるほど〜。最初は三人称一元描写だ。作風に進化があると、変なところで3作目と比較してしまいました。京極、榎木津、木場、関口の関係は3作目から読んでもちゃんとわかるように作者が書いててくれてますが、わからなかったのは「先の事件」についてのことでした。たぶんそれは2作目に出ていることなのでしょう。
全然ジャンルは違いますが、以前、私が浅田次郎の『プリズンホテル』を友人に勧めたところ、彼女は最終章の『春』から読み始め、それから『冬』、『夏』と読み進めたそうですが、それはそれで作者の進歩のあとが歴然とわかってよかったというようなことをいってました。
私も同じ気分。たぶん最初に『姑獲鳥の夏』を読んでいたら、おもしろさは半減していたかも。関口さんの一人語りはちょっと暗すぎます。3作目は技巧に走りすぎてるぞという感は否めませんが。
と、ミステリ論ではなく、作品論になってしまってすみません。
今度は桐野作品を読んでみようと思います。やはり最初は『OUT』からでしょうか。それとも『柔らかな頬』(?) 『OUT』はテレビドラマ化されたときに、新聞のテレビ欄下にある番組案内で筋を読んでいるし、『柔らかな頬』も直木賞を取ったときに書評などであらすじは紹介されていて、ミステリとして読む興味は半減なんですけどね。
面白そうなのがあったら教えてください。今私の中での旬は中国ものですが。
16. 2004年05月11日 02時53分24秒
投稿:イリヤ
kaiさんごめんなさい、京極夏彦の作品について
書き漏らしてしまいました。
私が好きなのは「鉄鼠の檻」なんですが
(禅とか、お坊さんとか、趣味の世界なもので)
お読みになるなら、処女作の「姑獲鳥の夏」から
順番が良いのではないでしょうか。
初期の作品は登場人物が重なっているため
その脇キャラの推移を見守る楽しみを
是非味わっていただけたらと…。
榎木津さん、最高です。木場さんもいいし、
関口は意見が別れる可能性がありますが…。
お読みになったら是非、感想をお聞かせ下さい。
15. 2004年05月11日 01時07分58秒
投稿:イリヤ
みわっちさん
さすがミステリファンですね。
ご推察の通りです!
このところ、かなりヘビーな日常でしたが、
やっと少し息がつける状況になりました。
同じ地方に在住ということで、どうぞ今後ともよろしくお願いします。
m(_ _)m
[NAGAYA v3.13/N90201]