黒猫荘
(mobile版)

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これがワテのお勧めやねん!!
オーナー:SAMANA
SINCE 1999.5.4
ようこそ16号室へ!! 私がこの部屋でやろうとしていることは、
1)ミステリ未経験・経験少ない人にミステリ好きになってもらおう!!
2)ある程度の経験者にはまだまだこんなミステリがあるってことを知ってもらってますますミステリ好きになってもらおう!!
3)ミステリどっぷり者には、DEEPな情報をお互いに提供・体験してもらって「アッシャー家」のように泥沼に沈んでもらおう(笑)!!
と、要は「ミステリを好きになる人が増えればいいな」ってことです。
皆さん、「お勧め本」のご紹介よろしくお願いします。「お勧めダブり」は大歓迎。集計して「お勧め人気度」もだしたい(笑)。
でもネタバレはやめてね!!!
ウダ話OK。ミステリウダ話(ミステリにちょっとでも関係した雑談。例えば小ボケ・小ツッコミ・オフ話等)で
ミステリに興味を持ち始める可能性はあると思います。
ただしウダの内容は『皆様の良識』に期待!!
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2542. 2023年05月07日 11時42分25秒
投稿:SAMANA
カレンダー通りのゴールデンウィーク5連休の最終日に、アタフタしながらこれを
せっせこと書き込んでます。あああ、明日から仕事かぁ……ハァ━(-д-;)━ァ
さてさて。それでは積読本状況詳細報告。
2023年4月の読了本
1.『金塊船消ゆ』 多島斗志之
2.『都会のトム&ソーヤ 20 トムvs.ソーヤ 』 はやみねかおる
3.『ふざけた死体ども 《吉田警部補苦虫捕物帳》』 海渡英祐
4.『ハリウッド殺人事件』 ジェームズ・アンダースン
4冊読了等。
もう少し読めた気がする。相変わらず気持ちユルユル。いつになったら張り切りだす
のか我ながら全く予想がつきません。ひょっとしたら死ぬまでこのペースか(^_^;?
極私的超アバウト評価
◎とても楽しめた
『金塊船消ゆ』『都会のトム&ソーヤ 20 』
○楽しめた
『ハリウッド殺人事件』
・普通
『ふざけた死体ども』
△あまり楽しめなかった
なし
×楽しめなかった
なし
『金塊船〜』は、戦中の東南アジアで命令された謎の行動をめぐり、金塊探しに巻き
込まれた当事者たちを描いた冒険長編。
灼熱というよりは青白い炎、血沸き肉躍るというよりは地味目というか土台にしっかり
根を張ったストーリー展開。荒唐無稽な設定なのに実際に起きうることかのように感じ
させる書きっぷりは、いかにもこの作者らしいと思ったり。
『都会の〜』は、まちとむシリーズ21作目(20なのに21作目になるところに、ただでは
すませないミステリ作家魂を感じるのは私だけ?)。
本編も面白かったけど、特筆は坂田先生がみんなに残したメッセージ。正直、これだけ
でもう「とても楽しめた」に決まりました。本当に胸がいっぱいになって泣きかけまし
たから。電車の中だったので我慢しましたけど。●を前にしてのこの心持ち、私には絶
対に無理…( ノД`)シクシク。
『ハリウッド〜』はジェシカおばさんシリーズの海外モノ中編2作所収。
2作ともおぉっ!というケレン味はなかったですが、ちょっとした本格テイスト意外味
は仕込まれていて好印象。海外モノにしては読みやすくてそれもナイス。それにしても、
ミステリ作家にとってハリウッドはやっぱり鬼門なのかと、エラリィ・クィーン作品の
印象とあわせて頭に浮かびました(^_^;。
『ふざけた〜』は、ダメダメ警部が活躍するユーモア短編ミステリ集。
発表当時としては珍しいタイプ作だったと思うのですが、中身はオーソドックスな推理
短編。
あまり驚きもなく、可もなく不可もなくという印象でした<何様だ?\(゚Д゚)コラッ!
2023年4月の購入本等
1.『クスノキの番人』 東野圭吾
2.『夢魔の牢獄』 西澤保彦
3.『名古屋駅西 喫茶ユトリロ 龍くんは引っ張りだこ』 太田忠司
4.『幽霊屋敷』 ジョン・ディクスン・カー
4冊購入等。
すべて定番信頼買い作家作品。このメンツだと買わないわけにいかず、これだけで
すんで良かったと逆に思うことしきり。たぶん1.はミステリというよりファンタジ
ー系なんだろうなぁ。あと、4.は自分にとって当たり外れが大きそうな予感大(^_^;。
そいでは!!
2541. 2023年04月02日 13時21分24秒
投稿:SAMANA
2023年度を迎えてもあれこれ忙しく、気の休まる時がなくて本当にキツい毎日なのが
悲しい。う〜ん、直近に読んだ笹沢ミステリの影響のせいか、マイナスの内容しか思い浮
かばないです<いつもそうやがな┐( -"-)┌ ヤレヤレ
さてさて。それでは積読本状況詳細報告。
2023年3月の読了本
1.『中空』 鳥飼否宇
2.『飛蝗の農場』 ジェレミー・ドロンフィールド
3.『暗い傾斜』 笹沢左保
3冊読了等。
忙しさも相まって予想以上に読書進まず( ノД`)シクシク…。4月は無理でも5月には
読書ペースをあげたいものです……(・∀・)ウソツケ!!。
極私的超アバウト評価
◎とても楽しめた
なし
○楽しめた
『中空』『暗い傾斜』
・普通
『飛蝗の農場』
△あまり楽しめなかった
なし
×楽しめなかった
なし
『中空』は横溝正史ミステリ大賞優秀作で長編デビュー作品らしい。
限界集落竹林歴史閉鎖ミステリ(何じゃそら?)で、多くのネタが盛り込まれていて、
自分が歴史に造詣深かったらより楽しめたんだろうなぁと思いました。
『飛蝗の農場』は、長編で「このミス」2003年版海外1位作品。自分には苦手な錯綜
サスペンス系で、案の定、理解が追いつかないまま終わってしまったのが残念。訳者の
功績かもしれないけれど、文章がすごく上手な作家だと感じました。
『暗い傾斜』は、仕事に生きる女性にまつわる事件を描いた長編推理作品。静かな
迫力を備えた笹沢ミステリですが、この作品はそのなかでもかなり沈痛ダウナーな内容
ですが、ネタはしっかり考えられていて安定のミステリ度がとてもいい心地でした。
2023年3月の購入本等
1.『遺品博物館』 太田忠司
2.『月下美人を待つ庭で 猫丸先輩の妄言』 倉知淳
3.『たかが殺人じゃないか 昭和24年の推理小説』 辻真先
4.『都会のトム&ソーヤ 20 トムvs.ソーヤ 』 はやみねかおる
4冊購入等。
1、2、4は定番作家信頼買い。1がミステリ度少し薄い感じがしてちょと心配。
3は、最初購入しない予定でしたが、「このミス」2021年版国内1位ほか、当時のラン
キング各種企画に名を連ねていたのを思い出して購入決定。相変わらずブランドに名
声に弱い私です(^_^;。
そいでは!!
2540. 2023年03月05日 11時43分35秒
投稿:SAMANA
年度末のバタバタで忙しさがいつもの100万倍(体感)のため、今回は先月
よりももっと必要最小限の記載のみ。辺境の地の駄文をお読みいただいている
奇特な皆々様、なにとぞお許しくださいませぇ…<(_ _)>。
………と書込み後、最小限記載したらこれがとっても楽ちん。これからもこの書き
方で(遠い目)していこうかなぁぁ〜〜………(^_^;(^_^;(^_^;。
さてさて。それでは積読本状況詳細報告。
2023年2月の読了本
1.『ハイヒールの死』 クリスチアナ・ブランド
2.『『禿鷹城』の惨劇』 高柳芳夫
3.『和時計の館の殺人』 芦辺拓
3冊読了等。
少ない。
極私的超アバウト評価
◎とても楽しめた
なし
○楽しめた
『和時計の館の殺人』
・普通
『ハイヒールの死』『『禿鷹城』の惨劇』
△あまり楽しめなかった
なし
×楽しめなかった
なし
今年から評価厳しめ。
『和時計〜』。楽しめたもののちょと盛りすぎ&ややこしめ。
『ハイヒール〜』。タイムスケややこしすぎ。
『『禿鷹城』〜』。2密室、1点だけ面白味あり。他は関心持てず。
2023年2月の購入本等
1.『雪月花 謎解き私小説』 北村薫
2.『サーチライトと誘蛾灯』 櫻田智也
3.『蝉かえる』 櫻田智也
4.『スノーバウンド@札幌連続殺人』 平石貴樹
5.『名探偵のはらわた』 白井智之
5冊購入等。
1.は1月刊行分の買い残し。
2&3.は3のネット評判買いに引きずられてシリーズ1作目も合わせ買い。
4.は定番作家信頼買い。
5.はネット評判買い。あまりグロくなさそうな感想が後押し。
そいでは!!
2539. 2023年02月05日 12時28分08秒
投稿:SAMANA
今月は忙しいので最小限の書込みにしたいです。あああ、心の安定が
欲しい(^_^;。
さてさて。それでは積読本状況詳細報告。
2023年1月の読了本
1.『ピンク・エンジェル』 ウィリアム・L・デアンドリア
2.『真珠郎』 横溝正史
3.『美の神たちの叛乱』 連城三紀彦
4.『墜ちていく僕たち』 森博嗣
4冊読了等。
いきなり今年の目標「5冊読了」未達成。先行き不安だけど出来る範囲で
がんばろうっと。
極私的超アバウト評価
◎とても楽しめた
なし
○楽しめた
『ピンク・エンジェル』『真珠郎』『墜ちていく僕たち』
・普通
『美の神たちの叛乱』
△あまり楽しめなかった
なし
×楽しめなかった
なし
『ピンク〜』は1900年代初頭(1890年代?)のアメリカを舞台にした
通俗的ミステリ。元大統領のルーズベルトも警察の指揮者として活躍。
本格系作家として知られるデアンドリアが書いたとは思えないほど通
俗的展開ですが、ストーリーとキャラが結構はっちゃけていて面白か
ったです。本格系と思わせる最終盤の犯人特定推理は、実はよく理解
できず。個人的にはこの犯人にはしてほしくなかったなぁ…(^_^;。
『真珠郎』は、目を引くミステリ的思考が1つあったものの、正直少し
物足りない感じ。同じ土着的テイストなら同所収の短編「孔雀屏風」の
ほうが楽しめました。事件を軽く処理してるところがかえって好印象。
それにあまり横溝作品らしくないハッピーエンドが気持ちよかったり。
『墜ちて〜』は、SF的設定で変化男女の様子からジェンダーに対する
意識が芽生えてくるような短編集。「事象としてはなんでもよくて、
そこから派生するものが大事」的な森ワールドが感じられて楽しかった
です。最初2作のような雰囲気が続いた方がよかったかもしれない。
『美の神〜』は、主にパリを舞台にした美術ミステリ長編。連城反転
世界が冒頭から全開ですが、長めの長編(?)で多様な反転構造が各
所に描かれてるがゆえに反転構造そのものが埋没したような印象と、
各種恋愛の正解がない曖昧さから、中途半端に終わったような印象。
キャラは一番魅力的ながら生物学的にありえない状況に結局納得しき
れなかったのも残念。
2023年1月の購入本等
1.『沈黙の目撃者』 西澤保彦
2.『絞首商會』 夕木春央
3.『濱地健三郎の幽たる事件簿』 有栖川有栖
3冊購入等。
1&3は定番作家信頼買い。死ぬまでには絶対に読むことをここ
に誓います。誓う事だけはできます(^_^;。
2は、世評の高い『方舟』作者のデビュー作という事で信頼買い。
恐らく『方舟』が文庫化されたら買うでしょうけど、その先は不明。
そいでは!!
[NAGAYA v3.13/N90201]