黒猫荘
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MAY茶房「ミステリ談話室」
オーナー:MAY
本に関する談話室です。
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1071. 2002年05月03日 05時51分07秒
投稿:SAMANA
16号室SAMANAです〜。
>ぼあんさん
風邪気味で体調が悪く、仕事を休んでしまったんですが、午前中に
古本屋に出向き『鷲は飛び立った』を購入した私です(爆)。
とはいっても何だか複雑な心境。続編は正編を越えることはまずな
いだろうというイメージが私を不安がらせます(汗)。
あと、「ラストが悲しい」と私が言ったのは、シュタイナの処遇で
はなく、実はグレイト・フォスタの存在だったのです。
シュタイナについては「やむを得ないな」と納得していたので、余
計『鷲は飛び立った』に対して複雑な思いがいたします(苦笑)。
・・・・で、
『まどろみ消去』 森博嗣氏 読了
ホラーあり、騙しあり、トリックあり、わけわからないものありと、
種々雑多な短編集です(笑)。
以下、各作品に一言コメント。うまく書けるかしら(汗)?
「虚空の黙祷者」・・・ホラー&ややミステリ。良質です。
「純白の女」・・・ホラー。よく見るパターンだけど構成がナイス?
「彼女の迷宮」・・・ホラー。それ以外に意味があるかどうか不明。
「真夜中の悲鳴」・・・後味のいい、サスペンスもしくは直接的ホラー(笑)。
「やさしい恋人へ僕から」・・・ネット者のほうがより○○れる話。
「ミステリィ対戦の前夜」・・・わけわからん(爆)。ミステリに対する挑戦?
「誰もいなくなった」・・・しごく真っ当なトリックもの。
「何をするためにきたのか」・・・わけわからん。DQもしくはFFか?
「悩める刑事」・・・ちょっと判りやすいかも?
「心の法則」・・・わけわからん。ああ、わけわからん(爆)。
「キシマ先生の静かな生活」・・・「ちょっといい話」っぽい世界への挑戦?
てなもんでしょうか。
思ったより楽しめる好短編集だと思います(笑)。
そいでは!!
1070. 2002年05月02日 00時37分13秒
投稿:ぼあん
『鷲は舞い降りた』良かったでしょう。
クルト・シュタイナーしかり、リーアム・ブリデンしかり・・
悲しい結末・・・
ところで続編、
鷲は飛びたった
が気になりませんか
1069. 2002年05月01日 23時10分25秒
投稿:SAMANA
16号室SAMANAです〜。
『鷲は舞い降りた』 ジャック・ヒギンズ氏 読了
超有名な冒険小説であります。名作と呼ばれているらしいです。
でも初読です(笑)。
戦争は国同士の戦いだけれど、戦場に実際に足を踏み入れて戦うのは
個々の人間達な訳ですから、当然その中にはいろんな人間がいるはず
で、そうなると悪名高いあの国の中にもこの物語の主人公のような人
間が存在してもおかしくないという、そういう視点にまず感心いたし
ました。
で、あとはもう話の進んでいくままに読みふけり。
残り100ページがどうしても気になって仕方がなく、連休の合間で
さして忙しいわけでもないことから、仕事を途中で抜け出して喫茶店
に飛び込み、その場で読了してしまいました(爆)。
騎士道・武士道・ジェントルメン精神というのは万国共通のものなの
か。戦闘再開される前のワンシーンでは、本当に目がうるうるしてし
まいました。
だからこそ、最後の仕掛けが悲しい。歴史上やむをえない処置なのか
もしれないけれど、やっぱり悲しい。悲しすぎるよ〜(泣)。
「読むことが出来た。だから生きてて良かった」と、いっときでもそ
う思った人は、きっと数多くいるに違いない。
そう私に思わせてくれる作品でございました(笑)。
そいでは!!
1068. 2002年04月29日 20時40分24秒
投稿:ぼあん
『双月城の惨劇』読了
孤島・館ものが好きな人には、思わず買ってしまうタイトルというわけで、いってみました〜
個人的には、多少の冗長さを感じ、もう少し短くしてくれれば文句がないわけなのですが・・
そのため、展開をのろく感じてしまいます。でも京極氏のような超長編になれた人にはこれ
位の長さでもへこたれることなく読めるでしょう。
とまず、悪い点を上げてしまいましたが、正直言ってこの作品は最近読んだ中ではアタリで
トリックと謎解き部分に関しては光るものがあります。面白いです。ただ日本人が書く作品
なので出切れば、日本を舞台に日本人の設定が読みやすいのですが・・・
[NAGAYA v3.13/N90201]