黒猫荘
(mobile版)

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これがワテのお勧めやねん!!
オーナー:SAMANA
SINCE 1999.5.4
ようこそ16号室へ!! 私がこの部屋でやろうとしていることは、
1)ミステリ未経験・経験少ない人にミステリ好きになってもらおう!!
2)ある程度の経験者にはまだまだこんなミステリがあるってことを知ってもらってますますミステリ好きになってもらおう!!
3)ミステリどっぷり者には、DEEPな情報をお互いに提供・体験してもらって「アッシャー家」のように泥沼に沈んでもらおう(笑)!!
と、要は「ミステリを好きになる人が増えればいいな」ってことです。
皆さん、「お勧め本」のご紹介よろしくお願いします。「お勧めダブり」は大歓迎。集計して「お勧め人気度」もだしたい(笑)。
でもネタバレはやめてね!!!
ウダ話OK。ミステリウダ話(ミステリにちょっとでも関係した雑談。例えば小ボケ・小ツッコミ・オフ話等)で
ミステリに興味を持ち始める可能性はあると思います。
ただしウダの内容は『皆様の良識』に期待!!
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2384. 2011年03月06日 21時36分43秒
投稿:SAMANA
痩せないといけにのに、意志の弱さで痩せるための行動をとらず、絶賛内
的逃避行中の居住者SAMANAです〜(爆)。
>世界保健機関さん
約1ヶ月に1回しか部屋主が書込みしない、こんなぐうたらな部屋にようこ
そおこしくださいましたです〜(ぺこり)。
世界保健機構=WHO、いわゆる少年名探偵のフーさん、ということで(笑)。
>読むのははじめて
読書の冒険されたんですね。それはとても良かったです〜。この世に
本は星の数ほどあります。だから何を読めばいいのかきっと迷うでし
ょうけど、だからと言ってそれを理由に読むことをやめてしまったら、
全く何もはじまりません。お家の人に聞く・先生に聞く・友だちに聞
く・ここのお勧めを参考にする(宣伝)などして、無数の世界をこれ
から思いっきり楽しんでみてくださいませ〜。
>小ネタおもしろかったです!
ありがとうございます。
とても嬉しいです〜(ぽっ)←オジサンが赤くってどうする(大汗)
>実践編じゃありません!!!!!理論編です!
あれ?
実践編は2010年9月に発行されてるし、理論編は2009年12月に読書済
なのでたぶん間違ってないですよ〜(^ ^)
>さくらさん
>僕と契約して、名探偵になってよ。
報酬は1日17時間として24,000円。残り7時間稼働する場合は1時間あ
たり2,000円。尾行交通費や謝礼等の経費は別に実費。また、当方が
危険任務であると判断した行動時は、金額30%増しになります。こ
の条件でよければ契約書にサインしてください。あと、本人確認で
運転免許証とは別に写真付き官公庁発行の身分証明カード1枚をコ
ピーさせていただきます。当方の個人情報の扱いとしてはこの書面に
記載の通り……って、アニメフレーズに乗っかってみましたが、こ
んな名探偵いるのかな(爆)。
>オススメ
太田忠司は3月にでる文庫2冊(『落下する花−月読』『予告探偵―
木塚家の謎』)購入する予定です。あくまで予定(汗)。
オムニバスは除くとして、辻村深月と米澤穂信は作品積読ながら、恒
川光太郎と谷原秋桜子の各作品はその存在を把握しながらも未購入。
何か強烈な一作が世で騒がれたりしたら、手がムズムズしてくるかも
しれません。
さてさて。それでは積読本状況詳細報告。
2011年2月の読了本
1.『大鴉殺人事件』 エドワード・D・ホック
2.『亡国のイージス (上)』 福井晴敏
3.『亡国のイージス (下)』 福井晴敏
4.『名探偵VS怪人幻影師 名探偵夢水清志郎の事件簿(1)』 はやみねかおる
5.『運命の裏木戸』 アガサ・クリスティ
5冊読了。
1.は、米ミステリ界を舞台に実在作家も数多く登場してる長編ミステリ。
なので、実在著名作家たちの発言や活躍が少しは描かれてるかと期待
してたのに、そんなでもなかったのでちょとガッカリ。ミステリとし
てはワンポイント着目系作品で「あ、そうか」と思わされたものの、
作品全体の印象はかなりおとなしく感じられました。
2.と3.は、自衛隊憂国ハード冒険小説。
骨太でぶれない一本のストーリーの軸に、綿密な記述からうかがえる
専門的知識と、ちょと誇張気味ながらそれが波乱万丈展開に上手くマ
ッチした各登場人物たちの造型と行動が肉付けされ、そこに世界が一
気に反転するミステリ仕掛けも見事に効果が発揮されて、面白さ抜群
の冒険小説でした。大満足です。
4.は、登場人物一新で名探偵夢水教授の活躍を描くセカンドシーズン1作目。
世の小学生たちがこの本を読んで「本格ミステリって面白い!」と思
ってくれることを願うばかりです。個人的には今後の作品で幻影師に
とらわれすぎず、自由な犯人像での事件を描いてもらいたかったり。
5.は、お馴染みクリスティのトミー&タペンスもの。
既に老境まっただ中の2人ですが、お互いのやりとりから受ける印象
では、老いをさほど感じず。ただ、ストーリーの内容と展開に切れ味
は感じられず、話の悠然さが別の味わいとしてかもしだされてるもの
の、個人的にはその点を楽しむ心境にはまだまだ至ってないため、ほ
とんどまだるっこしさしか感じられなかったのが残念。
2011年2月の購入本等
1.『寅申の刻』 ロバート・ファン・ヒューリック
2.『溺れる人魚』 島田荘司
3.『名探偵VS怪人幻影師 名探偵夢水清志郎の事件簿(1)』 はやみねかおる
4.『第二の銃声』 アントニイ・バークリー
5.『ダブル・プロット』 岡嶋二人
6.『鬼』 今邑彩
6冊購入等。
1.は、絶対作家信頼買いで中編2作所収。
ヒューリックのディー判事シリーズの刊行はこれで最後の様子。中公文庫
『四季屏風殺人事件』とポケミス『雷鳴の夜』がとても面白くて作家買い
してましたが、それもこれで終了のはず。後は死ぬまでにディー判事もの
をたっぷり楽しむことにいたします。むふむふ。
2.も、絶対作家信頼買いの短編集。
今も御手洗はあの御手洗のままなんでしょうか。
3.は、はやみねかおるさんが生み出したあの名探偵の復活シリーズ。
新しい登場人物たちが教授をどう「飼育する」のか楽しみです(爆)。
4.は迷って迷ってやっぱり購入の長編。
シェリンガムやチタウィック等、バークリー創出キャラにさほど思い入れ
はなく、『試行錯誤』は確かに面白かった記憶があるもののとりたててバ
ークリー作品に絶対的興味を持ってるわけではないものの、やはり世評の
高さは気になるので、買ってしまいますです。
5.は懐かし信頼作家買いの短編集。
既刊文庫短編集『記録された殺人』に単行本未所収3作含めた再編集版。
だけどまだ未所収短編が少なくとも1作はあるらしい。なぜ一緒にまとめ
てくれないのか…(泣)。
6.は信頼作家買いの短編集。
ホラーがメインの様子。ただ今邑彩のホラー系作品はわりと好みだったは
ずなので、ミステリテイストが含まれてることも期待しつつ楽しむことに
いたします。
皆さま、お勧めありがとうございました〜!!
そいでは!!
2383. 2011年03月04日 20時33分36秒
投稿:くにもも・さくら
>SAMANAさん
僕と契約して、名探偵になってよ。
…こんばんは。オススメに来ました。一月は
『甘栗と戦車とシロノワール』(作/太田忠司)
が良かったです。はじめてハードボイルドを楽しめました。
『隻眼』は良いミステリだとは思いましたけど、私にはいま一つでしたので。
さて二月のオススメは、
『ツナグ』(作/辻村深月)
『折れた竜骨』(作/米澤穂信)
『竜が最後に帰る場所』(作/恒川光太郎)
『鏡の迷宮、白い蝶』 (作/谷原秋桜子)
『放課後探偵団』 (作/相沢沙呼、市井豊、鵜林伸也、梓崎優、似鳥鶏)
と一杯あります。
たくさんあるので詳細は読書メーターとか参照のコト!(ビシッ!)<おい
2382. 2011年02月24日 16時47分16秒
投稿:世界保健機関
こんにちは!初投稿、よろしくお願いします。
そろそろ、小学校を卒業します。
では最近、読んだオススメ本をSAMANAさんみたいに紹介しま〜す
1「黄昏の百合の骨」 (恩田 陸)
2「僕と先輩のマジカル・ライフ」(はやみねかおる)
3「ぼくと未来屋の夏」 (はやみねかおる)
4「消える総生島」 (はやみねかおる)※小ネタ読ませていただきました
1、は読んでいて物語が、ゆっくり進んでいくんだなぁと思いました。
でも、途中急に展開が速くなります。最後らへんはゾッとすることの連続で
すごく、楽しめました。
2、は快人、春菜、長曾我部先輩の三人が近くで起こる超常現象を解決していくもので
三人とも個性のあるキャラで一気に読んでしまいました。
3、は未来屋の猫柳さんと風太が町の伝説を解き明かしていく物語です。
二人のやり取りが面白いです
4、は夢水清志郎シリーズの第三作品でやはり、夢水清志郎の謎解きのシーンは
ドキドキします
基本、はやみねかおるファンでして、クリスティ以外の「黄昏の百合の骨」を読むのは
はじめてでした。(ちょっと難しかった)
あと、SAMANAさんの小ネタおもしろかったです!
「そして五人がいなくなる」「亡霊は夜歩く」「ギヤマン壺の謎」「徳利長屋の怪」
も読みました。シーボルトって(笑)
最後に、SAMANAさんのかきこみでおかしなものが・・・
2010年10月5日の投稿の9月の購入本等で
「都会のトム&ソーヤ 7 <実践編>」←実践編じゃありません!!!!!理論編です!
2381. 2011年02月06日 11時20分37秒
投稿:SAMANA
最近、みくしぃのサンシャイン牧場なるゲームに猿のごとくハマってハマっ
て各種方面にご迷惑をおかけしつつ、自分自身も廃人化しつつある居住者SAMA
NAです〜(爆)。
これだけゲームに熱中している(現在進行形なのがなんともはや…)のは、
17〜18年前に幼い子供を膝にのせながらずっとやっていたドラクエ以来かも。
そんなダメパパにつきあわされて、画面をポカンと眺めていた子どもも今では
高校3年生。月日のたつのが早すぎます(汗)。
このぶんだと積読ミステリを死ぬまでに読み切ることができるかどうかおお
いに不安。最終手段は棺桶に未読の積読本を入れてもらって、あの世で読むこ
とになりそうです(苦笑)。
>くにもも・さくらさん
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたしますです〜…って、2月になっての新年ご挨拶
で本当にスイマセン(大汗)
>倉知淳
なんだかとっても懐かしい名前……と書こうとして、ふと、『まほろ市の
殺人 春 無節操な殺人』を去年読んだを思い出し、全然懐かしくないだろ
と思わず一人ツッコミしてしまいました。あ〜恥ずかしい(汗)。
倉知ミステリは個人的にはなぜかあまり印象がなく、刊行当時話題になった
『星降り山荘の殺人』も実はあまり印象に残っていなかったり(汗)。
んでもまだ『壺中の天国』も『幻獣遁走曲』も『猫丸先輩の推測』も『猫丸
先輩の空論』も積読順番待ちなので、印象付けられる作品がいくつかでてく
るかもしれないので楽しみです。
>『隻眼の少女』
こちらは正真正銘、懐かしいかも…と思ったら、これも『まほろ市〜作家で
した(大汗)。
さてさて。それでは積読本状況詳細報告。
2011年1月の読了本
1.『海の仮面』 愛川晶
2.『晩課』 エド・マクベイン
3.『アルファベット荘事件』 北山猛邦
4.『運命は皮一重』 H・R・F・キーティング
5.『山伏地蔵坊の放浪』 有栖川有栖
5冊読了。
1.は女性剣士の栗村夏樹を主人公としたシリーズ3作目の長編ミステリ。
単独でも楽しめますが、夏樹に対して思い入れを持っていたほうがより
楽しめそうな構成になってるので、前2作を覚えてるうちに読んだほう
がいいかも。犯人の実行計画はちょと無茶気味。
2.はお馴染み87分署シリーズ。
アメリカ&キリスト教的には、宗教世界背景と事件の真相での2つのシ
ョッキングな内容になってますが個人的にはやはりハルとマリリンにま
つわる展開が一番ショッキングでした。
3.は長編トリック本格系ミステリ。
初読作家さんで、北山猛邦ミステリ読むなら「城」シリーズを先に読め
よという声が聞こえてきそうですが、初文庫化作品がこれだったんだか
らしかたないです←違うだろ。
アルファベットの大型オブジェをちらばめた館での殺人という、ハッタ
リ系新本格らしい作品でそこそこ楽しめました。こんな系統の作品も好
きながら、作品世界内のリアルさは求めてるんですけど、MO(ミステリ
ー・オブジェクト)と登場人物に不可思議性を持たせてそっちにシフト
気味にしてたのが残念。梗概を読むとあわよくばその路線で出版側はシ
リーズ化を狙ってたように思えたり。
4.は海外地味目本格ミステリ。
こちらも初読作家さん。「アイアンサイド警視を主人公にして〜」との
梗概を読んで、海外ドラマで著名な主人公を用いてリスペクトした作品
かと思ってたら、同姓同名なだけで全く別人の主人公でした。
現代では想定内になってしまってる予想外の真相のわりには、決め手が
よく理解できなかったのが残念。序盤のストーブの扱いは面白く思いま
したが、決め手はかなり地味なような気がしたり。
5.は本格系ミステリ短編集。
本格ミステリの骨格+現在に生きるミステリファン向けアレンジをしっ
かり掴んでる作家さんなので、各作品の出来の優劣はともかく、個人的
に本格ミステリ短編集としてとても心地よい安定感を与えてくれて嬉し
かったです。推理譚の語り形式は好きなので、この1冊で終了してしま
うかのような引き際が残念でした。復活シリーズ化希望。
2011年1月の購入本等
1.『ダイイング・アイ』 東野圭吾
2.『あの頃の誰か』 東野圭吾
3.『女王国の城 (上)』 有栖川有栖
4.『女王国の城 (下)』 有栖川有栖
5.『毒 poison』 深谷忠記
6.『教会で死んだ男』 アガサ・クリスティ
6冊購入等。
1.と2.は有無を言わさぬ信頼作家買い。
長編『ダイイング・アイ』をはじめ、単行本は全て文庫化どころか、けっこ
う昔に発表された短編を集めて『あの頃の誰か』としてわざわざ短編集文庫
化されたものという人気ぶりで私も迷わず購入。これで積読東野作品は19冊
に。作品連発で質が落ちていなければいいんですが…(汗)。
3.と4.は何が何でも信頼作家買い。
学生アリスと作家アリスとで、作品にミステリとしての力の入れように差は
つけてないと信じてるので、長編学生アリスミステリだからといって必要以
上の期待はしてないのですが、有栖川ミステリを読めるということでやっぱ
り楽しみにしております。
5.は四の五の言わない信頼作家買い。
ノン・シリーズ長編でこれも楽しみに間違いはないのですが、逆にこちらは
代表シリーズのS&M(壮&実緒)ミステリを読んでみたい、というか新作で
の壮&実緒に出会ってみたい(全然変わりないでしょうが)と思うのは私だ
け(泣)?
6.は必然的に呼吸するがごとくの信頼作家買い。
短編集所収作13作品のうち未読がたぶん2作で、そのために購入。とは言
っても既読11作品の内容は全部忘れてるので、未読作のみ読もうか全て読
みなおそうか迷い中。今から悩んでてもしかたないので、10数年後に読む
ときに改めて迷うことにします(爆)。
お勧めありがとうございました〜!!
そいでは!!
[NAGAYA v3.13/N90201]